世界中を取材した自然を紹介し、環境に関心を。

2017年12月~2018年3月放送分

冷たい海でも大丈夫

ラッコ
アラスカ

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アラスカ、プリンス・ウィリアム湾にあるミアーズ氷河。その近くでラッコを見つけました。夏でも水温が5度にもならない冷たい海。ラッコはどうやって寒さから体を守っているのでしょう?ラッコは哺乳類のなかでも最も体毛の密度が高く、8億本もの体毛が生えています。冷たい水中に潜るときでも、体毛の間に含まれた空気が断熱層となり、防寒の役目を果たしています。

見つけた!

キタキツネ
北海道

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北海道の東、知床半島と根室半島の中間に位置する野付半島(のつけはんとう)。 ハマナスなど植物に樹氷が付き輝いています。そこにキタキツネが現れました。ジャンプを繰り返し、頭を突っ込んでいます。地面が雪に覆われているのにネズミを見つけました。どうやって見えないネズミを探すのでしょう。成功の秘訣は聴覚に加えて地球の磁場を感じて狩りをすることが、最近の研究で報告さています。

ミステリーサークル

アマミホシゾラフグ
鹿児島県奄美大島

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今から20年ほど前に、奄美大島の海底で不思議なサークルが見つかりました。このサークルは砂地に描かれていて、直径2mもあり、放射状の多数の溝が中心部からサークルの縁に向かって走っていました。そして、サークルの縁には二重の土手のような盛り上がりがあり、土手の上には貝殻の破片などが散らばっています。不思議なサークルは4月から8月頃に現れ、現地のダイバー達によってミステリーサークルと呼ばれていました。しかし、どのようにしてミステリーサークルができるのか、あるいは、何者が作るのかは謎のままでした。それがフグの仕業であることが2011年に判かりました。サークルをラッセル車のようにして作っているのは体長5センチの雄。メスが産卵するためのサークルを作っていることも判明。このフグは新種でホシゾラフグと名づけられました。

キリンとウシツツキ

キリン、ウシツツキ
ケニア

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キリンの首のところを見てください。二羽の小鳥が首に止まっています。名前はアカハシウシツツキ。この鳥はウシやキリンなどの体に付いた「シラミやダニなどの」寄生虫をエサにしています。キリンはこの鳥が体から逃げると天敵がやって来るのを知ることが出来ます。このような関係をウシツツキとキリンが共生関係にあるといえます。

ブナの森に包まれて

サンカヨウ
庄原市

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大万木山(おおよろぎさん)は、島根県飯南町と広島県庄原市との境にある標高1,218mの山です。広島県では数少ないブナ林の森で、人が殆ど入らない渓流のコケにはサンインシロガネソウが、川岸では大きな葉から顔を出すように咲くサンカヨウの白い花が咲いています。ブナ林はこれらの花々を育む緑のダムと呼ばれています。

エルク

エルク
アメリカ

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エルクはアメリカアカシカとも呼ばれ、北アメリカ大陸から東北アジアにかけて生息する大型のシカです。シカの中ではヘラジカについで2番目に体が大きくオスは平均で、体重315kg程度、全長2.4mもあります。雄のみが滑らかな角(つの)を持っています。

新雪にオリーブ

アオバト
三次市

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広島県三次市の里山に雪が降りました。真っ白な雪の中、オリーブ色の鳥を発見しました。アオバトです。ハトと言えば灰色で街中にいる鳥をイメージしますが、アオバトはカラフルなオリーブ色で青色のくちばしを持ったハトです。「オーアーオー」と聞こえる独特の声で鳴き、果実や種子等を食べます。

氷点下の芸術

氷点下の芸術
(三次市)

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三次市甲奴町と世羅町との境界に「品の滝」があります。この一帯は広島県の自然環境保全地域に指定されています。約1.5kmの渓谷内に一から三の滝まで3つの滝が点在し「品の滝」と呼ばれています。雪の中川沿いに歩くと一の滝がありました。一の滝は高さ11メートルで落ち口幅3メートルの優雅な滝。滝自体は凍っていませんが川沿いにしぶき氷(しぶきごおり)が見られます。しぶき氷は氷点下の環境で水のしぶきが樹木などに氷結しする現象です。雪のためこれ以上は入れませんでした。

貴重な干潟

ハクセンシオマネキ、スナガニ、カブトガニ
(竹原市)

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竹原市にある「ハチの干潟」は広島県中部海域で3番目の大きさで22ヘクタールの自然が残っている干潟です。海を浄化するアマモが沖には生え、魚たちの産卵や生息場所になっています。砂地には絶滅が心配される「ハクセンシオマネキ」「スナガニ」「カブトガニ」などが生息しています。

モーダッシュ

ヌー
(ケニア)

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ケニア南西部マサイマラ国立保護区を南北に流れるマラ川。毎年7~8月ごろ、こ の川を舞台に繰り広げられるヌーの川渡りは「サバンナの神秘」の一つと言われています。急斜面の岸から次々とヌーが川に飛び込み、数十メートル先の対岸を目指して、何百頭、何千頭ものヌーが跳ねるように必死で泳ぎ崖を登っていきます。なぜ毎年、何を追い求めて、ヌーは川を渡るのでしょうか?ヌーの大群は新鮮な草を求めて、季節ごとに移動しているのです。

ミズカキヤモリ

ミズカキヤモリ
(ナミビア)

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乾燥の厳しいナミブ砂漠に住むトカゲ、ミズカキヤモリは体長12~14cmの中型のヤモリです。皮膚がやや透けていて体の中が見える珍しいトカゲです。湿度が低い場所に棲んでいるため、朝に発生する霧を集めて水分を得る生物で目についた水滴を舐めて生きています。またヤモリ類はミズカキヤモリに限らず例外的にまぶたを閉じられないので、そのかわり眼球を舌でなめてクリーニングしています。
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