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口にした者勝ち

投稿日: 文 : ホビーの匠 MC 中島尚樹



前々回からの続きです。




口に出した方が願いは叶い易い。



って話の三部作完結編です。



返事を真剣に考えれば考えるほど


正解の答えとは離れていくって話。



病院の先生に痛いですか?と聞かれると



先生の考える『痛い』の基準が良く分からず、





「痛いと言えば痛い。痛くないと言えば痛くない」



と言う煮え切らない答えを返してしまった話をしました。




「どのように痛いですか?」と聞かれれば



「こんな感じです」って答えられるのに、



「痛いですか?」と聞かれると、その基準が分からなくなる。





大昔にも、ディレクターに



「中島君。ゴルフを半年で上手くなれって言われたら...なれる?」


と聞かれ、ゴルフ番組が新しく始まるのは明らかなのに


その返答に悩んでしまいました。


その苦悩の途中で前回の記事が終わったので、その続きから...





「(うわ!これ...新番組のオファーじゃないか!?


受けたい!やりたい!


でも待てよ。


番組に出てくれではなく、半年でゴルフが上手くなるかだろ?


俺は一体、どれくらいの上手いを求められてるんだろ?


もし、求められてるレベルが分かったとして


俺はそこまで辿り着けるんだろうか?


そもそも、辿り着けなかったら、関係者に一体


どれだけの迷惑を掛けることになるんだ?


だとしたら、俺がここで何の責任もなく、


えぇ!上手になれますとも!余裕です!とは返せないよな。


でも、上手くなれると言わなければ仕事を失うし...。


でも、迷惑は掛けられないし...。


となれば、やっぱり先方の求める上手と言うレベルを


把握すべきだよな。


それが一番、皆が幸せになる方法だな...よし!)




上手いってどれくらいですか?



考えに考えた答えが、これでした。




どうです?真面目に考えれば考えるほど、


100点の返答から離れて行きますよね。



ディレクターが期待した返答はきっと


「はい!なれます!!」


だったと思うんですよ。



でも、そこには義務と責任が生じるわけだから


僕のような小さな器の人間は即答が出来ない。




「ゴルフの新番組があるんだけど、出たい?」


とさえ聞かれれば、「出たいです!」と即答できるのに...


「ゴルフを半年で上手くなれって言われたら...なれる?」


だったもんだから、ごにょごにょになってしまいました。


そのせいか、結局、仕事は別のタレントさんに行きました。


その方は「上手くなれます!」と即答したのでしょう。





僕のように変なとこだけクソ真面目って人間は


時としてマイナスに働くと言うことでしょうか。






話は戻り、今回のお芝居...


前述のような経験をしてきた僕は、メンバー集めの際、


比較的、ストレートに聞くようにしました。




「お芝居やるんだけど...出たい?」


って具合に。



そしたら、今いるメンバーは即答でした。




嬉々として「出たいです!!」と。




考えるに、面接だろうが、遊びの約束だろうが、


やりたがる人の方を採用しちゃいますね。人間って。




「やる気」なんて言葉に置き換えられるんでしょうが、


もう皮膚感覚で、「あ。こいつとやったら楽しそうだな」と


感じられるものですよ。全力で前のめりになってくれると。






「舞台の台詞を覚えろって言われたら覚えられる?」とか


「声掛けしたら、何人連れて来れる?」とかは、その後に聞きました。


いきなり聞くと、僕のようにチャンスを逸する人材が出てしまうから...。



中には僕のように「いつですか?」と直ぐに聞くような慎重派とか


「やりたいんですが...」と詳細な中身を聞く前から断りを入れて来る敬遠派とか


色々と居ましたが、次回、次々回とお芝居をするにあたって


そう言う人には、声を掛けなくなってますね。実際。




だから、皆さんにも是非、実践して欲しいのは


嬉々として即答すること。




誰かに何かを誘われたら


「行きます!!」とか「やります!!」とか


とりあえずは即答しておきましょう。


ダメでもたちまちその時は即答で。


そんで、いつですか?と聞いて、詳細が分かったら、すぐに確認します。と返し、


何か予定が入ってたり、そんなにやりたくなかった時は


「うわぁ!すみません。その日、ダメでした。めっちゃ悔しい!」


と返す方が、また誘ってもらえるリアクションだと思います。




「それはいつですか?」と直ぐに聞き返したり、


「何するんですか?」とまともに内容を精査してたら、




誘う方もテンションが下がります。




今まで誘われる側ばかりだったので、誘う側になって初めて気付いたことです。




後、リアクションもそうですが、もう、やりたいことは口にしてた方がいいです。



どんな才能も、どんな技術も、どんな野望も、発揮する場所がないと意味がありません。



必要としてくれる人が居て初めてそれは意味をもつからです。




だとしたら、どんどんと宣伝はしておくべきです。




あれがしたい。これがしたい。あれができる。これができる。



願望やスキルを言うのも大事ですが、一番大事なのは...




あれが好き。これが好き。



何が好きかを口にするのは、結構大事です。



興味の対象が目的そのものなら、その人は努力もするだろうし、


予想以上の力を発揮することでしょう。




誰もがそれを期待して、オーダーをするのです。




なかなか仕事を振られない人は...



「どちらでも構いません」とか


「出られれば出ます」とか


そんな返事をしてませんか?



お気を付けを!





さてさて...



結局、この三部作を書いてる間に公演は終わってしまいました。




立ち見になるほど多くの方々に来て頂き、感謝すると共に



この感謝をまた還元したいなと、次なる舞台を計画中です。




その前に、人狼ゲームを下敷きにした



「人狼アイドル記者会見」と言うイベントを企画してます。




僕の周囲の人たち、「イベントに来ない?」と聞きますので、




即答で「行きます!」って言いましょう。




※このブログは全てフィクションです。ブログの全文はホームテレビの審査を経て掲載されています。


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