♠ Episode13｢引けない女｣

｢彼氏もなければ予定もなし｣
でも美里にはたった一つの心の救いが...
高校から仲が良くルームシェアを始めて1年がたつルナの存在｡

｢あーどっかにいい男いないかなあ...｣
ため息をつく2人であったが､気分を変える為､相席居酒屋へ飲みに行く事に｡
｢イケメンこないかな～｣
そんな2人の前に現れたのは､ショウマとタカフミ｡
｢ショウマ君､ちょっとタイプなんだよな～｣
密かに美里は心を寄せ､ショウマとメールを始めていた｡

数日後､ルナから予想もしていなかった相談を受ける｡
｢実は私､ショウマ君結構マジなんだよね...｣
動揺を隠しきれない美里であったが､
友情を壊したくないという思いから､自分も気になっている事を明かせず...
｢いいじゃん､ショウマ君いい人そうだし､ルナにお似合いじゃん｣
と心にもない事を言ってしまう｡

そんな時､美里のバイト先に突然ショウマが現れる｡
バイト帰り
｢今度の週末空いてる？うちっぱなし行こうよ｣
と誘いをうける｡
ルナもショウマ君の事気に入ってるし...｡
｢...内緒にしとけばバレんって｣
ショウマの一言に美里が出した結論は？？？

バイト帰り､美里は思いをよせるショウマから
｢今度の週末空いてる？うちっぱなし行こうよ｣
と誘いをうける｡
でも､親友のルナもショウマ君の事気に入ってるし...｡
｢内緒にしとけばバレんって｣
ショウマの一言に美里が出した結論は？？？

>>A:2人だけで行く

｢じゃあ､絶対内緒ね｣
｢ほんとに？約束する！俺もタカフミに悪いけん､美里も絶対に内緒な｣
ルナごめん...｡
美里はルナに内緒でショウマと打ちっぱなしにいく事に決めた｡

｢ただいま～｣
帰宅後､ルナが見知らぬ男女と飲み会をしている｡
ルナが決めたルールを破った事にいらだちを隠しきれない美里｡
｢ルナって勝手なやつ...｡昔からそういう事あんだよなあ...ま､それならそれでいいけど｣

打ちっぱなしの帰り､ショウマから告白される美里｡
急展開に戸惑う美里...
｢そう言ってくれるのは嬉しいけど...今日はとりあえず帰るね｣
車から降りる姿をバイト帰りのルナに見られてしまう｡

そんな事も知らない美里は､悩み続け､恋愛を取るか､友情をとるかバイト仲間に打ち明ける｡

もうこの際だから､はっきり打ち明けよう！
そう心に決めた美里は､ルナを呼び止め
｢実はね...｣
言いかけたがしかし､先にルナの方から
｢私ね､ショウマ君と付き合う事になった｣
と報告を受ける｡
｢ちょっと待って､この状況｡ショウマ君､私に告白したんじゃないの？信じられない｣

私は一体どうすべきなんでしょうか｡

悩んだ私が選んだのは...

>>B:ショウマを問い詰める

｢いや､なんでもない｡おめでとうルナ､良かったじゃーん｣
ショウマと付き合うことになったルナを素直に喜べるはずもない美里｡

｢明日会えない？｣
本音を聞き出そうとショウマにメールするもルナとの関係を否定され､ますます混乱するなか､美里とルナの関係はどんどん険悪なムードになっていく｡

｢あたし､この家出ようと思うんだわ｣
2人､怒声をあげとっくみあいの喧嘩になる｡
美里は家を出ていき､ショウマの家に泊まる事に...｡

しかし､ショウマの浮気癖が暴かれていき美里は疲弊していく｡
｢もう二度としない､だから信じて！｣
その言葉に美里は
｢私と別れたところで私みたいに傷つく人がどんだけいるんだろうなと思うと心配で...｣
結局､ショウマを許してしまう美里であった｡

悩んだ私が選んだのは...

>>A:洗いざらい言う｡

｢内緒にしててゴメン！実はショウマ君に誘われて...｣
そう打ち明ける美里｡
｢今回ので美里がどういう人間かよく分かったから｡うちらもう終わりだね｣

それから数日後､ルナは部屋を出ていった｡
なんでこんな事しちゃったんだろう...と後悔しながら､美里は2人で過ごした日々を思い返していた｡

ルナに謝ろう､そう決めた美里はルナをカフェに呼び出した｡
｢今回の事ホントごめん｡男より､なんでも言い合えるルナと一緒のほうが楽しい｣
｢...もういいよ､あたしもちょっと言い過ぎた｡ごめん｣

｢これ見て｣
そう言って､ルナが差し出したのはショウマのSNSのページ｡
なんとショウマはネットで女の子をひっかけて遊びまくっていたのだ｡

2人は団結し､女の子と歩いているショウマに声をかける｡
｢ショ・ウ・マ・ク・ン､うちらと付き合うんじゃなかったっけ？｣
ルナと美里はショウマの頬を叩き､気分爽快､お酒を飲み明かしていた｡

｢おい､お前のSNS炎上しとるで｣
ショウマの元にタカフミから連絡が入る｡
PCを開くと､ショウマの女癖の悪さが大量に書き込まれ炎上していた｡
｢何だよ､これ｣
焦るショウマ...

こうして仲直りした2人はまた仲良く一緒に住む事になったのだが...

相変わらず､
｢あれどっちがいいー？｣
｢せーの｣
・・・・
｢｢あ～またかぶったあ！！｣｣

仲の良い2人だった！！