♠ Episode24｢ウブな女｣

朝から水をかけられ､会社からはリストラ宣告｡
遠距離恋愛の彼氏･隆介(渡部)には実は嫁が居た・・・｡

何もかもうまくいかないマナ(衆樹)は自殺を考えていた｡
その時､偶然再会したのは幼馴染のタカシ(さいねい)｡
タカシは大阪で働いていたが､心機一転､地元・広島で働くために帰ってきたという｡
｢昔っからウブっていうか､思い詰め過ぎなんだよ､マナは｡｣
タカシになだめられ思いとどまったマナは､帽子のデザイナーでもあるタカシのモデルを務めることになった｡

色とりどりの帽子をかぶりながら笑顔が弾けるマナ｡
｢あれ覚えてる？大人になって2人共独身なら結婚しようって・・・｡｣
昔話に花が咲くなど､2人の離れていた時間が少しずつ埋まっていく｡
撮影の帰り道､タカシはふとマナの手を握る｡
一瞬驚いたマナだったが､昔はよく手を繋いでくれたねと気丈に振る舞う｡
すると今度は恋人繋ぎに･･･｡
これって､幼馴染ではないということ？
でも､10年間離れていたし｡まだ男性のこと信じられないし･･･｡
困惑するマナが選んだ選択は？

>>A:｢こんなことされたら勘違いしちゃうじゃん｡私はもう大丈夫｡｣

マナはタカシの手を離そうとするが､タカシからは思いもかけない言葉が｡
｢そうじゃない｡10年ぶりに再会してときめいた｡付き合って欲しい｡｣
突然の告白に困惑するマナ｡
真剣に結婚を考えていた男性に裏切られた直後ともあって､素直にYESとは言えなかった｡

後日､タカシは再びマナに帽子撮影のモデルを依頼する｡
マナをイメージして作った帽子をプレゼントした御礼に､マナから手料理を振る舞われることになった｡
マナの家でお好み焼きを作り合い､楽しい時間が流れていく｡
その時､お手洗いで席を外したタカシの携帯が鳴り響く｡
｢見ても良いことはない･･･｡｣
と分かっていながら画面を覗くと､そこには｢着信：嫁｣の文字が｡
｢なんで男って･･･平気で騙せるの･･･｡｣
そんなマナの気持ちも知らずに､タカシは｢結婚を前提に付き合いたい｡｣と再び告白｡
しかし､怒りが収まらないマナはタカシを睨みつけ･･･

タカシの着信履歴に「嫁」らしき文字。にもかかわらず、タカシはマナに真剣交際を申し込む。信じられないマナは・・・。

>>B：ビンタして問い詰める

「タカ兄、結婚してるでしょ。」
ビンタしてタカ兄に真意を確かめるマナ。
するとタカシは、結婚していたが、もう離婚して籍も外していると弁明する。
しかしマナも、すぐには気持ちを切り替えられない。

ある夜、マナの元へ不倫を隠していた元カレ隆介が現れる。
隆介は妻と別れるというが、証拠を欲しがるマナはいまここで妻に電話をしろと追い詰める。
しかし、隆介は空電話をしただけ。
マナはスマホを投げつけ、正式に隆介と別れた。

後日、マナはタカシにも恋愛の証拠を求めた。
タカシは、妻と別れたという証＝戸籍謄本をマナに見せた。
安心したマナは、タカシに婚姻届を手渡す。
「結婚を前提に付き合いたいって言ってくれたでしょ？」

ーーー1年後、
晴れて結婚した2人は帽子屋をオープン。
マナはタカシに「2人の愛の証拠」を求める。
タカシはピンとこない。
するとマナは、子供用の小さな帽子をタカシにかぶせる。
「そういうことか。」
微笑み合う2人であった。

タカシの着信履歴に「嫁」らしき文字。にもかかわらず、タカシはマナに真剣交際を申し込む。信じられないマナは・・・。

A：追い出す

「もう二度と会いたくない！」
マナに突然追い出されたタカシは、状況を理解できない。
何度呼びかけても、マナに無視されるだけだった。

後日、誤解を解くためにマナの元に現れたタカシ。
着信履歴は「嫁」ではなく「嫁坂」という友人からのものだったと弁明し、マナに納得してもらった。

タカシは本格的に、帽子の店を開くために物件探し。
マナとも半同棲状態で順調な恋愛が進んでいるように見えたが、開業資金が足りないと相談し、マナの貯金を伺う。
マナも乗り気で、ふらり希望物件に立ち寄ったが、不動産屋(常山)からは話が進んでいないという事実を聞かされる。
不審に思ったマナが慌てて家に戻ると、隠していた貯金がなくなっている！
タカシに盗まれていたのだ。
またしても男に騙されたマナ。
もう生きていることなんて・・・と思ったその時、不動産屋の男が現れ帽子を手渡す。
不動産屋に諭され、突然告白されてあっけにとられるマナ。
「大丈夫です！」
と告げて立ち去るマナの顔には笑顔が戻っていた。