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“原爆の父”半生描く…映画「オッペンハイマー」広島でも上映開始

広島

アカデミー賞で最多7部門を受賞した映画「オッペンハイマー」の上映が始まりました。被爆地広島でどのように見られたのでしょうか。

映画「オッペンハイマー」は原爆の開発を指揮した物理学者の栄光とともに、原爆投下とその惨状を知り苦悩を深めていく姿が描かれています。

アメリカでの上映から約8カ月遅れで日本でも公開され、広島市内の映画館では初回の上映におよそ80人が集まりました。

大学3年生「(原爆を)作った人たちがどう考えていたのかをこの映画を見て理解できる。根本的な問題を理解することが大事」

被爆二世(71)「(オッペンハイマーが)苦悩した感じがものすごく出ていた。(両親が)もし生きていれば見たくないだろうけど見せたい映画」

高校1年「広島や長崎の意見をもっと取り上げてほしかった」

県内では8カ所の映画館で上映されています。