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宮島 高級宿泊施設の誘致計画 廿日市市と住民ら協議会を初開催 広島

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宮島の高級宿泊施設誘致計画をめぐり廿日市市と地域住民らが初めて協議会を開きました。

宮島町総代会 正木文雄会長「我々は反対ばかりしているわけではない。皆さんの意見を聞いて入れていくという言葉をいただいたのでそれを信用するしかないのかなと」

協議会に出席したのは廿日市市側から村上副市長ら3人、住民側は前の旅館組合長や観光協会会長ら5人です。

会議は非公開でしたが、廿日市市が進めている宿泊施設誘致を含め包ヶ浦の活用のありかたへの意見を集約することを申し合わせました。

廿日市市の持つ課題を共有し、早く住民説明会を開くことなど意見が出されたということです。協議会としては決定権限を持たないことにしています。

廿日市市 村上雅信副市長「皆さんの意見を反映された形で計画を進められないか。できれば合意を得た形で進めていければ」

廿日市市はすでに高級宿泊施設の誘致計画で事業者公募に向けた業務費など約1320万円を予算化、地元住民らは宮島の生態系や自然環境の破壊につながると懸念を示していました。

次回の協議会は28日に開かれる予定です。