能登半島地震・豪雨災害から復活めざす “爪痕と生きる”食堂店主の1年
社会
能登半島地震から1年。被災地に深い爪痕が残るなか、観光名所だった輪島朝市の復活に向けて立ち上がった食堂店主の男性を取材しました。 ■“爪痕と生きる”食堂店主の1年 石川県輪島市、この正月の映像です。ここには、観光名所として知られた「輪島朝市」がありました。 紙浩之さん(55) 「全然、面影はない」 紙浩之さん、55歳。 紙浩之さん 「さすがに堪えたよ、この一年は」 紙さんは「朝市通り」で12年間、食堂を切り盛りしてきました。地魚をふんだんに使った料理が人気でしたが…。地震直後の火災で紙さんは食堂を失いました。 紙浩之さん 「こうやって探して、包丁が刺さっていたのを覚えている。あまりにもひどすぎて何も考えら…
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