東日本大震災から4年
東日本大震災から4年。
改めてお亡くなりになった方々にご冥福をお祈り申し上げます。
きょうは番組のなかでも広島から祈りを捧げる人の姿をお伝えしました。
少しずつ前に進んでいるように見える場所もあれば未だ、あの時と全く変わらぬ姿のままの場所もある。
復興へ1歩、1歩…といいますがその1歩がどれほど大変でまた想像以上にゆっくりなペースなのでは…ということを改めて感じさせられました。
ただ、私たちは今、生かされています。
想定を超える大きな災害が襲ってきたときどんなに準備をしていても私たちは大きな自然の力の前で何もなすことができないかもしれません。
それでも来たるべき災害に備えて今、生きている私たちは学ばなくてはなりません。
これも4年経った今だからこそようやくそうした気持ちになれるのかもしれませんが…でも、今私たちができることは「備える」ことだと思うのです。
以下は、きょう番組の中でできればお伝えしたいと思いましたがあまりに内容が細かく、また全体的な時間の制約があるなかでお伝えできなかった内容です。
誰かの参考になれば…との思いで少し長いのですが、書かせていただきますね。
“広島県防災WEB”と検索すると自分の住んでいる場所の被害想定などがかなり細かく出てきます。
県防災WEBの高潮・津波災害ポータルを見ると津波浸水想定図、というものが出てきます。
地図があるので、自分の住む地域の状況をぜひ1度確認してみてください。
また土砂災害に関していうと土砂災害ポータルという部分をクリックすると土砂災害危険度情報というのがあります。
これはいつ逃げるかの参考になるもので”黄色のマーク・3時間後に基準値超過”になっていたら、逃げる!サインだということです。
平成13年に発生した芸予地震は「定期的に」起きる地震だと県は想定結果を出しています。
あれから、14年…
定期的とはどれほどのスパンを指すのでしょうか?
また巨大地震だけでなく、台風に伴う高潮、洪水…自分の住む場所がどうなるのか出来る限り想像し、対策を考えておかなくてはいけないことをこの日に改めて感じます。