70年経ってようやく一歩
G7外相会合が無事、終わりました。
70年経ってようやく1歩。
現役のアメリカの国務長官が広島を訪れ、
原爆資料館を見学し、
およそ30万人の霊が眠る原爆慰霊碑に献花をしたことはとても印象的で、
広島にとって戦後の歴史上、最も印象的な1日だったという被爆者の方もおられました。
私が取材で聞いた被爆者の方々の声です。
70年、草木も生えぬ…と言われた広島。
でもそんなことはない。
草木どころか広島の街は70年経ってますます立派になった。
ところが、
世界における核兵器の数は減るどころか増えている…。
原爆の惨事というものを責めるのではなく、
あったということを忘れないでほしい。。。
11ヶ月前のNPT再検討会議で決裂したときには
現役の国務長官が来広するなど想像も出来なかったこと。
そう思えば、世界へ届く1歩となった。
5月のサミットでオバマ大統領が広島を訪れる可能性も高くなっています。
世界への発信力は大きいはず。
ただ来広した、という事実に留まらず、
しっかりと広島の思いが繋がっていきますように。
今後の動きにますます注目していきたいと思います。
この写真は、美しい桜と原爆ドーム。これが今の広島の風景だ…と自分でカメラに収めた1枚です。