8月6日
今日から8月。
…そして、8月6日が近づいてきましたね。
Jステーションは今年も
原爆ドーム前から生中継でお送りします。
祈りの1日。考える1日。
今年は初めて、式典の中継も担当します。
今、私たちは何をするべきなのでしょう。
戦争体験者の”本当の”気持ちは分からないかもしれないけれど…考えることや表現することは絶対にあきらめたくない、という高校生。
被爆70年近く経とうとする今もなお、被爆者の方々が辛い記憶を思い起こし、語り継がなければならないのは、なぜなのか…
歴史を振り返り、自ら興味を持って考えてこなかった我々若い世代の責任ではないのか…と話す29歳の女性もいました。
彼女は今、被爆証言伝承者を目指し活動しています。
きっかけは何だっていい…
心が動いた瞬間から、スタートするのかもしれません。
またその思いを、深く長く持ち続けること。継続して行動すること。
我々が歩む道は、決して生易しいものではない、むしろ、いばらの道なのです、と話す被爆資料館の高橋元館長の言葉が思い出されます。
来年は被爆70年…
刻々と時代は変化しています。
集団的自衛権行使容認を閣議決定した安倍総理は何を語るのか…
世界のなかで、日本はどうあるべきなのか…
歴史を紐解き、真剣に考えるとき。
生放送という限られた時間のなかで、私たちは何を伝えられるでしょうか。。。