世界中を取材した自然を紹介し、環境に関心を。
ギンポハゼ/沖縄県・西表島
ギンポハゼの求愛行動は非常にユニーク。繁殖期になるとオスは求愛時に体色が変化することがあります。鮮やかな色彩を見せてメスにアピール。自分の大きさや健康状態をアピールします。特に背鰭を大きく広げる動作が目立ちます。メスはそれを見て最も魅力的なオスを選ぶのです。
三瓶山/島根県
島根県にある三瓶山は中国地方にある活火山の1つで、最後に噴火したのは、約4千年前です。秋になると、紅葉が山全体を彩り、絶景を楽しむことができます。紅葉は、10月下旬から11月上旬にかけて見頃を迎えます。
シラネセンキュウ/島根県益田市
林の中や川の近くなど湿った日陰に生える多年草で、本州から九州にかけて見られます。花期は9~11月で、小さくかわいらしい花でたくさん集まって咲くため存在感があります。別名をスズカゼリともいいます。
ベニマンサク/廿日市市
「幸福の再来」などの花言葉を持つ、ベニマンサク(紅満作)の木。ハート型の葉っぱがかわいらしく、とりわけ秋には美しくまたかわいらしい紅葉を見せてくれます。「おおの自然観察の森」では県の天然記念物に指定されているベニマンサク群落が多くみられます。
ミーアキャット/ナミビア
地下トンネルを掘って10~30頭の群れで暮らしているミーアキャット。群れの中では見張り役やベビーシッターなど役割が分担され助け合って生活している。ミーアキャットは直立して太陽の光を浴びて日光浴することにより、身体を温めています。アフリカの砂漠地帯は夜間、大変冷え込むため太陽が登ると日光浴をして体を温めて活動します。
ハッチョウトンボ/世羅町
世界最小級のトンボのハッチョウトンボ。世羅にある自然観察園にある300平方メートル余りの湿地に生息しています。体長は2センチほどで背が赤いのがオス、黄色と黒の横縞があるのがメスです。県のレッドデータブックに登録され絶滅が心配されています。
クマタカ/北広島町
日本から中国南部、ヒマラヤなどに分布していて、日本ではほぼ全国で繁殖しています。日本の森に生息する大型猛禽「クマタカ」は独自進化を遂げた固有亜種として知られ、環境省レッドリストで絶滅危惧種に指定される。
ハナゴイ/沖縄・石垣島
ハナゴイは全長約12cmで、潮通しのよいサンゴ礁の外縁部に群れで生息しています。体はやや細長く鮮やかな赤紫色で水槽ではとても目立つ存在です。雄は成長すると鼻先が尖り、背は伸張し、背のビレ後ろは濃い赤色を呈します。また、尾ビレが黄色くなることもあるため、成魚になれば雌雄の区別は容易にできます。