「アースキーパーズ」はアメリカで環境教育のオルタナティブとして提唱された環境学習の考え方「アース・エデュケーション」のモデルプログラムの一つで、様々な生命の役割、調和を”生態学的、感覚的に認識する”ことを通じて、「地球に優しい暮らしの実践」に結びつけることを目的としています。
散発的に単なる知識を注入する方法や自然体験、行動規制を行うのではなく、数ヶ月に亘る系統だった学習プログラムを提供するもので、現在、日本で唯一、特定非営利活動法人ひろしま自然学校が、プログラムを開発したThe Institute for Earth Education(地球教育研究所)から正式な認可を受けて、広島県内で実施しています。
2021年度は7月に安芸高田市立向原小学校5年生、11月に安芸高田市立美土里小学校の5年生を対象に「アースキーパーズ・プログラム」が地球派宣言の取り組みとして実施されました。
- ■向原小学校の活動の様子(記事&動画)
- 【日本で唯一】環境学習プログラム「アースキーパーズ」に密着(森の活動編)|地球派宣言
- 【日本で唯一】環境学習プログラム「アースキーパーズ」に密着(完結編)|地球派宣言
※地球派宣言では、2005年に環境学習プログラム「アースキーパーズ」実施に着手。
地球教育研究所(以下I・E・E)及び日本支部、プログラムコーディネーターの人間科学研究所と協働して日本版プログラムの準備およびスタッフ育成を行い、2006~2008年の3年間、パイロット事業の実施に携わりました。
2020年に日本でのプログラム実施がI・E・Eより正式認可され、ひろしま自然学校によりプログラムが実施されることになったため、地球派宣言では2021年度より活動支援を再開しました。