地球派宣言が発信する新たな『市民参加型イベント』がスポーツGOMI拾いです。 漠然とごみを拾うのではなく、スポーツ感覚で楽しんでしまおうという発想のもと、2008年に東京で生まれました。 以来、関東を中心に全国各地で開催され、今回の開催が通算70回目の記念すべき大会となりました。
◇開催を前に社内会議
大会の運営には、地球派宣言部が事務局となります。 ボランティアとしての協力を社内で募り、17の参加を得ることができました。 社内ボランティアは 審判として、参加各チームの安全確保とルール遵守を徹底します。
◇大会当日は小雨模様
前日には開催が危ぶまれるほどの大雨が降った広島市内でしたが、翌朝、開閉会式の会場となるアリスガーデン、早朝には奇跡的に雨が上がっていました。 しかし…参加チームの受付が始まるころまたぽつぽつと降り始めました。
◇21チーム105人の参加者が集結
この日の参加者は21チーム、総勢105名。職場、家族、サークル、同級生などバリエーションに富んだチーム構成となりました。雨に対する各自の対策も、合羽や傘をご持参いただき万全でした。
スポーツGOMI拾いというからには、厳密なルールの上で公正に競技することが定められています。1時間という決められた時間内に、いかにごみを集めるか、参加者は真剣にごみと向き合います。公正を期すため、競技エリアは当日地図で配布されます。開会式には『作戦タイム』が設けられ、各チーム、どのコースで攻めるか入念な打ち合わせに臨みました。
◇『ごみ拾いはスポーツだ!』の合言葉でスタート
◇1時間経過。21チームで拾ったごみの重量は130s!
競技開始から1時間。各チームは制限時間を守ってアリスガーデンへと帰ってきました。実は事務局も、開催直前まで『果たしてこんな街中にどれほどのごみがあるだろうか』と思っていたのですが、帰ってくる参加者の手には、ビニール袋いっぱいに入ったごみが…。
ゴールした各チームは順番にごみの計量です。 手際よく量りに乗せ、分別内容によってポイント化 していきます。 通常、この時間帯はどの大会でも多少中だるみする 時間帯ですが、ステージの司会は大ちゃん。 参加チームの皆さんをステージに引き上げ軽妙な インタビューで会場を盛り上げてくれました。
◇第1回地球派宣言杯 優勝は『うらぶくろのごみぶくろ』
全参加者が注目する結果発表。栄えある第1回地球派宣言杯の優勝チームは、 1525.5ポイントをあげた『うらぶくろのごみぶくろ』チームに決まりました。このチームは『うらぶくろ商店街振興組合』の皆さんで、月に1回、商店街エリアを清掃している方たちです。弊社社長大辻茂より、表彰状とトロフィーが贈られました。
◇大会をふりかえって
参加いただいたチームの皆様がいきいきとごみ拾いに取り組まれる様子に、第1回大会としては成功であったという実感を得ました。ただ、これで終わりではありません。 スポーツGOMI拾いは、町興しや、環境イベントのプログラムの一環としても有効な ツールですので、今後は、各自治体や環境団体にプロモーションするためのDVDを作成し、県内様々な場所で展開できるよう準備を進めていきます。
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