ごみ拾いはスポーツだ
広島ホームテレビ
地球派宣言

2011年11月6日(日)

広島市中区新天地・立町・袋町など市内中心部にて開催

地球派宣言が発信する新たな『市民参加型イベント』がスポーツGOMI拾いです。
漠然とごみを拾うのではなく、スポーツ感覚で楽しんでしまおうという発想のもと、2008年に東京で生まれました。
以来、関東を中心に全国各地で開催され、今回の開催が通算70回目の記念すべき大会となりました。

 

◇開催を前に社内会議

大会の運営には、地球派宣言部が事務局となります。
ボランティアとしての協力を社内で募り、17の参加
を得ることができました。
社内ボランティアは 審判として、参加各チームの安全
確保とルール遵守を徹底します。

社内会議の様子

◇大会当日は小雨模様

前日には開催が危ぶまれるほどの大雨が降った広島市内でしたが、翌朝、開閉会式の会場となるアリスガーデン、早朝には奇跡的に雨が上がっていました。
しかし…参加チームの受付が始まるころまたぽつぽつと降り始めました。

協賛各社の看板をステージ前面に配置 ぽるぽるをあしらったオリジナルトロフィー

◇21チーム105人の参加者が集結

この日の参加者は21チーム、総勢105名。職場、家族、サークル、同級生などバリエーションに富んだチーム構成となりました。雨に対する各自の対策も、合羽や傘をご持参いただき万全でした。

雨にも負けず105人の「選手」集結 司会は「大ちゃん」こと大松しんじさん
◇競技時間は1時間。競技エリアは当日発表。

スポーツGOMI拾いというからには、厳密なルールの上で公正に競技することが定められています。1時間という決められた時間内に、いかにごみを集めるか、参加者は真剣にごみと向き合います。公正を期すため、競技エリアは当日地図で配布されます。開会式には『作戦タイム』が設けられ、各チーム、どのコースで攻めるか入念な打ち合わせに臨みました。

真剣な表情で臨む『作戦タイム』  
  選手宣誓は広島商業卓球部上本君
スポーツGOMI拾いは、拾ったごみの『量』と『質』を競います。
    燃えるごみ  100g  →   10ポイント
    燃えないごみ 100g  →    5ポイント
    すいがら   100g  →  100ポイント
など、集めたごみをポイントに換算して、チーム毎の得点を出していきます。

◇『ごみ拾いはスポーツだ!』の合言葉でスタート

作戦タイムが終わるころには、各チーム『勝つぞー!』『全力で拾うぞ!』などあちこちで気合の入った円陣が組まれていました。大ちゃんの掛け声に合わせ 『ごみ拾いはスポーツだ!』を全員が叫び、街へと散っていきました。
『ごみ拾いはスポーツだ!!』 並木通りから攻めるチーム
そろいの鉢巻きで気合の入る広商卓球部 開始5分で早くもごみがたまります

◇1時間経過。21チームで拾ったごみの重量は130s!

競技開始から1時間。各チームは制限時間を守ってアリスガーデンへと帰ってきました。実は事務局も、開催直前まで『果たしてこんな街中にどれほどのごみがあるだろうか』と思っていたのですが、帰ってくる参加者の手には、ビニール袋いっぱいに入ったごみが…。

ゴールした各チームは順番にごみの計量です。
手際よく量りに乗せ、分別内容によってポイント化
していきます。
通常、この時間帯はどの大会でも多少中だるみする
時間帯ですが、ステージの司会は大ちゃん。
参加チームの皆さんをステージに引き上げ軽妙な
インタビューで会場を盛り上げてくれました。

拾ったごみを計量しポイント化します

◇第1回地球派宣言杯 優勝は『うらぶくろのごみぶくろ』

全参加者が注目する結果発表。栄えある第1回地球派宣言杯の優勝チームは、 1525.5ポイントをあげた『うらぶくろの
ごみぶくろ』チームに決まりました。このチームは『うらぶくろ商店街振興組合』の皆さんで、月に1回、商店街エリアを清掃
している方たちです。弊社社長大辻茂より、表彰状とトロフィーが贈られました。

優勝チームの表彰
広島ホームテレビ社長 大辻茂 スポゴミ連盟 馬見塚健一代表理事

◇大会をふりかえって

参加いただいたチームの皆様がいきいきとごみ拾いに取り組まれる様子に、第1回大会としては成功であったという実感を得ました。ただ、これで終わりではありません。

スポーツGOMI拾いは、町興しや、環境イベントのプログラムの一環としても有効な ツールですので、今後は、各自治体や環境団体にプロモーションするためのDVDを作成し、県内様々な場所で展開できるよう準備を進めていきます。

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