番組について

恒例の中四国ブロック特別番組です。今回は、温泉を取り上げました。全国番組では旅・温泉を扱った番組はたくさんありますが、実際にはなかなか遠くって行くことができません。中四国の身近な温泉ならば、視聴者の方々にも足を運んでもらえるのではということで企画しました。情報収集には力を入れましたが、取材は、世間を騒がせた入浴剤事件や台風の影響で思うようにいかなかったこともありました。

合評での意見

• 温泉を選ぶとき何を基準にするかを考えたら、お湯、料理、景色、サービスなどである。この番組はまさに中四国の温泉カタログだったが、切り口がまちまちで、比較できないところが欠点だ。紹介する旅館も老舗から、倒れて立ちなおそうとしているものまでで、同じカタログに載せるのはどうだろうかと思えた。
• 身近な温泉を紹介していて、行って見たいと思うものもたくさんあったが、番組は企画倒れだった。せっかく、中四国の局が協力しあって制作しているのだから、もっと企画の段階で話し合いが必要である。
• 地方局といえどもプロである。技術的なところをもう少ししっかりしてほしい。カメラアングル、編集が素人のようであった。演出もタレントを生かしきれていなかった。
• 温泉旅館を紹介するとはいえ、女性の入浴シーンが多すぎる。祭日の午後放送する番組にはふさわしくない。
• 地方局がつくる温泉番組。文化、歴史、風景を入れるともっと特徴がでてよかったのではないだろうか。
• オープニングで嘘いつわりのない温泉といっていたが、入浴剤問題をはっきりさせるためにも温泉を紹介する都度スーパーをいれるべきだった。