放送番組審議会

第345回

開催日:平成17年2月22日(火)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】
『最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学』

放送:平成17年2月1日(火)午後8:00~8:54
制作:朝日放送

☆放送番組全般について
☆苦情・意見等の概要について
☆事務局からの報告
番組について

この番組はスペシャル番組として過去2回放送し、高視聴率を獲得したため、昨年4月から火曜日よる8時のゴールデン枠で放送をはじめました。巷は健康ブームで健康番組は氾濫していますが、他の番組とは一線を画したメディカル・ホラー・エンターテインメントを目指し、毎回2症例をテーマとし「病名」だけでなく「症状」へと広げ、「手のしびれ」等の「日常生活のささいな症状」を侮り放っておくと大変なことになりますよという切り口で掘り下げていく番組です。

合評での意見
  • 健康志向の世の中、健康番組は沢山放送されているが、その中でもひと味違った健康番組である。症例の説明も図形や数字を盛り込まれているためとてもよくわかる。また専門医の説明もわかりやすい。
  • ゲストの人選は、病気を体験したことのある人が選ばれ、詳しい話が聞けるのでよい。
  • たけし=バラエティーと思ってしまうが、病気の恐ろしさを再現映像で詳しく教えてくれ、早期発見早期治療をすすめてくれるありがたい番組である。
  • 番組はセットの色彩もおどおどしく、内容も病気をきわどいところまで放っておいた症例を紹介し、視聴者に恐怖感を煽ぐだけ煽いで興味をひく構成になっているが、予防策はなく、早めに病院に行くようにというだけで、無責任な気がする。
  • 夜8時という時間帯は、家族でのんびり、ゆっくりテレビをみたい時間帯である。そういう時に見る番組としては少し重たい気がする。