放送番組審議会

第349回

開催日:平成17年 6月30日(木)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】
『ひろしま菜’S』

放送:平成17年5月24日(火)午後7:00~7:54
制作:広島ホームテレビ

☆放送番組全般について
☆苦情・意見等の概要について
☆その他
課題番組について

子供達に伝えたい広島の食文化、見直されている地産地消、改めて感じる食の大切さを考えさせる番組です。毎回有名タレントをゲストに招き、地元の特産品と食材で創作料理を作りおもてなしをします。レギュラー出演者は松本裕見子、広島出身の載寧龍二、ゆりん。そして一般応募の小学生です。毎月最終週の火曜日夜7時に放送しています。

合評での意見
  • 地元の食文化追求、地産地消の推奨、そして食の大切さを知ることのできる番組だった。世羅町での「広島こしひかり」の田植え、福山のブルームきゅうりに高価な烏骨鶏の卵など生産者の声、生産者との触れ合いも表されていた。小学4年生は『広島県のいろいろ』を勉強するので、是非見せたい番組。
  • テーマが多すぎるため、すべてのコーナーが中途半端。一貫性のない番組になっている。目のつけどころはいいが、すべて浅い内容だ。テーマを絞り、視聴者が知りたい深い部分「それはなに?どうして?」というところまで追求すればもっといい番組になる。たとえば、田植えをする前の過程とか、ブルームきゅうりを収穫するのならば、種を蒔いて成長する過程などを盛り込んで欲しい。
  • タイトルの『ひろしま菜’S』にルビをふってほしい。一般には読めない。
  • テロップ、ナレーションが多すぎて気になる。テロップもナレーションも使い方次第で番組を生かすことが出来るので残念だ。また、出演者も多すぎて、役割分担がされていない感じがする。
  • ゲストの個性で番組の味が違ってくる。ゲストの人選も大きな課題だ。今回の山田邦子は番組をまとめる役割は果たしていたが、旬の人でない。ゴールデン枠での放送には旬の人を選ぶべきだ。
  • 広島弁を使ってローカル色豊かな番組にしてほしい。