第353回
開催日:平成17年11月30日(水)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】
☆放送番組全般について
『人生の楽園~霜月の壱 北の大地でよみがえる学び舎~』
放送:平成17年11月5日(土)18:00~18:30放送
制作:テレビ朝日
☆放送番組全般について
☆苦情・意見等の概要について
☆その他
番組について
がむしゃらに働いてふと立ち止まった時、別の人生を歩いてみたい。心からいいなと思える充実した時間を過ごしたい。この番組は、そんな思いを抱いている大人に向けた「いい人生の歩き方発見番組」。新たな第二の人生を見つけ、夢に向かって努力し、そして現在がある。そんな自分だけの「人生の楽園」を見つけた人々の生活ぶりを西田敏行と伊藤蘭の魅力あるナレーションと共に余す所なく伝えます。今回は第254回「霜月の壱 ~北の大地でよみがえる学ぶ舎~」。北海道・雨竜町で、アンティーク雑貨の小さなお店を経営する宮口正道さん(58歳)と由己江さん(55歳)ご夫妻を紹介します。2000年10月7日スタートした長寿番組。
合評での意見
- 熟年離婚が話題になっている昨今、ご夫婦お互いの趣味を生かした仕事で、第二の人生を謳歌している姿は微笑ましい。夫婦が互いに支え合い認め合う大切さを伝えている。周囲の温かい人情に包まれ、自然に恵まれた生活は、誰もがあこがれる。この番組は人生のお手本のような番組だ。
- 第二の人生をどのように生きるかは高齢化社会の最大のテーマだ。この番組のような高齢者向けの番組を増やしてほしい。
- 西田敏行と伊藤蘭のナレーションは巧妙で番組を盛り上げている。
- 「楽園の味」「楽園通信」で、紹介された場所やお店をもう一度紹介することは、視聴者に配慮されていてとてもよいことだ。
- 第二の人生を楽しく有意義に過ごしている姿は羨ましいが、ネガティブな部分は殆ど紹介さていない。今までの人生において壁にぶつかることもあったであろう、そんな時どのようにして乗り越えたのか、そんな苦労話を視聴者は望んでいる。
- 都会にない人情や自然を田舎に求めた第二の人生は、ないものねだりでノスタルジーを求めているようなものだ。この番組を大人の童話として視聴すればそれなりに許せるが、現実の生活の厳しさは描ききれていない。