放送番組審議会

第370回

開催日:平成19年7月27日(金)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】
『36ホールの奇跡~世界最年少優勝 石川遼・15歳~』

放送:平成19年6月23日(土)午後4:00~4:55
制作:KSB瀬戸内海放送

☆平成19年度 PROGRESS賞 Cブロック審査結果について
☆放送番組全般について
☆苦情・意見等の概要について
番組について

『マンシングウェアオープンKSBカップ2007』を弱冠15歳で制した石川遼。
番組は、石川選手のインタビュー、一番近くで支えたキャディーの塘田隼也さんやトップ争いを繰り広げたプロ達の証言を交えながら日本中を感動の渦に巻き込んだ奇跡の36ホールを振り返り、一躍時の人となったスーパー高校生・石川遼の魅力に迫る。

合評での意見
  • タイムリーな放送は、社会現象を巻き起こした「ハミカミ王子」こと石川遼の爽やかな人間性を十分に伝え、ゴルフを知らない者が見ても楽しめた。
  • 最後に少女とのエピソードが紹介されたが、唐突過ぎて番組の流れに反した結末になったことが残念だ。
  • ゴルフ中継では、選手の焦りや心の動揺を伝えきれないが、15歳のアマチュアに追い越されたプロの心理状態をインタビューでしっかり捉えられていたことは大変興味深く印象的だった。
  • ゴルフをよく知らない者には、ゴルフ用語、大会、石川選手のプロフィールなど詳しい説明がなくわかりにくかった。
  • マスコミは今後過剰報道を自粛し、せっかく出現したゴルフ界の新星を協会、社会と共に大事に育ててほしい。