放送番組審議会

第372回

開催日:平成19年10月19日(金)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】

テレメンタリー2007

『炎の記憶~原爆の残り火をキューバへ~』

放送:平成19年9月9日(土)午前5:20~5:50
制作:広島ホームテレビ

☆放送番組全般について
☆苦情・意見等の概要について
番組について

福岡県星野村で62年間守られてきた「原爆の残り火」がカリブの赤い島、キューバへ送られようとしている。
1959年革命政権が成立して以来、社会主義体制を維持してきたキューバになぜ「原爆の残り火」が送られるのか。また、キューバ革命から半年後にチェ・ゲバラはなぜヒロシマを訪れたのか。
キューバ取材を通し、知られざる“キューバとヒロシマ”を検証する。

合評での意見
  • チェ・ゲバラがキューバ革命から半年後に広島を訪れていたという歴史的事実やキューバの人々はヒロシマをよく知っているという現状を知ることができただけでも意義のある番組だった。
  • 「原爆の残り火」がタイトルだが “ゲバラとヒロシマ”、“カストロとヒロシマ”、“キューバとヒロシマ”というタイトルに置き換えてもいい内容だった。
  • 何故、広島から福岡県星野村に「原爆の残り火」が渡ったのか。62年間も守られてきたのかなど「原爆の残り火」について詳しい説明がされていなかったことが残念だ。
  • インタビュアーの力不足を感じる。相手の話を聞き出せるような勉強をしてほしい。
  • 文字スーパーが小さく見づらい。
  • キューバ取材の映像はとてもきれいで、ナレーター、BMGも良く合っていた。
  • 被爆地ヒロシマの放送局として平和報道をされる使命感を感じた。今後も続けて欲しい。