番組について

地球派宣言のスタッフが、アフリカに棲む野生動物をハイビジョン映像で残すために、10年ぶりにケニアへ取材に行きました。しかし、今アフリカは深刻な干ばつに見舞われて動物が激減しています。原因は、森林の開発・密猟、地球温暖化です。
番組は、JICAの一員としてケニアで活動する二人の日本人女性の目を通して現状をレポートし、今何をすべきなのか追求します。また、野生動物のハイビジョン映像も見応えがあります。

合評での意見

• 広島の局が限られた日程・予算でケニアまで行って撮影して来たとは思えない素晴らしい映像だった。
• 二人の日本人女性の活動は、動物保護と環境教育｡『乾きゆく大地』というタイトルから連想させる内容とは離れているように思える。
• ケニアにおける干ばつ問題を考える時、新興国が持っている豊かさと自然の矛盾を映像から知ることができたが、その原因が、天候なのか、生活のための木の伐採なのか、都市化なのか深く追求されていなく物足りなかった。
• 取材したものを全部見せようとして、内容が盛りだくさんすぎ、逆に番組が平板になっていた。