放送番組審議会

第398回

開催日:平成22年6月28日(月)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】
『HOME Jステーション(ローカル部分)』

放送:平成22年5月24日(月)16:50~18:56
制作:広島ホームテレビ

番組について

広島ホームテレビの看板番組『HOME Jステーション』は、2003年3月に放送を開始して、今年は7年目に入りました。東京からの全国ニュースを交え、広島の最新ニュースと生活・季節に密着した身近な話題を提供し、スポーツ情報も満載でお伝えしています。5月24日(月)は、「B型肝炎訴訟」を特集しました。
他局とは、一味違う生活に役立つ報道情報番組です。

合評での意見
  • 特集の「B型肝炎訴訟」は、悲惨な状況に心打つものがあった。当時の集団予防接種の様子やウィルスの映像なども入れられて、同情だけでなく歴史的な背景も分かる丁寧な作りだった。
  • 特集の「B型肝炎訴訟」で、なぜ国の対応が遅れているのか、なぜ特定の地域で起ったのかなど、視聴者の疑問にもう一歩踏み込まれていなかった。
  • キャスターもコメンテーターも爽やかで控えめなところが良い。スタジオのセットも落ち着いていて良い。
  • キャスターやコメンテーターのコメントは、視聴者にとって重要度が高いので、予めビデオを見ておくとか、打ち合わせをする必要がある。
  • 「勝ちグセ。J」は、B枠とC枠の2回。映像もコメントも全く同じだった。時間帯によって見ていない人がいることを想定してのことと理解したが、両方見た人には苦痛だ。コメントだけでも工夫がほしい。
  • 『HOME Jステーション』は、広島ホームテレビの看板番組だが、柱がない。環境問題を訴える「地球派宣言」を前面に押し出すと軸が崩れない番組になる。