放送番組審議会

第421回

開催日:平成24年10月17日(水)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】

ダイドードリンコスペシャル

『日本の祭り 神をいざなう男たちの夏~宮島 管絃祭~』

放送:平成24年8月25日(土)13:00~13:55
制作:広島ホームテレビ

番組について

瀬戸の海を舞台に、毎年、旧暦6月17日(今年は8月4日)に執り行われる宮島最大の神事、「管絃祭」。夜更けに、大鳥居をくぐり神社に戻り、客神社と回廊の間の枡形と呼ばれる海面を豪快に三周りする祭りのクライマックスの荘厳でダイナミックな様子は感動的です。番組では、嚴島神社で平安の時より受け継がれる「宮島・管絃祭」を迎える日までをカメラで追い、さらに、御共船の伝統を守る「江波漕伝馬保存会」に密着。神事を支える嚴島神社や祭り人たちが、管絃祭に込めた思いに迫りました。

合評での意見
  • 全体的にまとまった良い番組であった。また映像が美しく、色鮮やかな印象であった。
  • 祭りにかかわる人たちを、近くで撮影しており迫力があった。
  • 展開が平板であった。次の展開が想像でき意外性がなかった。
  • 決まったレールにピースを順番に入れ込んだようで、全体的にまとまっているが面白みがなかった。
  • 管絃祭は、平清盛が貴族に対抗するために始めたところもあり、それらも含め、このお祭りに対して、視聴者に考える時間がほしかった。ナレーションがこのお祭りに対して、決めつけた内容になっており、少しうるさく感じた。
  • 説明が不親切。宮島の神様が、なぜ地御前まで行くのか説明が欲しかった。

※「放送番組の種別ごとの放送時間」の報告
2012年4月~9月に放送した番組の「種別ごとの放送時間」について報告があった。