第432回
開催日:平成25年11月22日(金)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】
『谷原章介が迫る 秀吉が愛した武将茶人~上田宗箇流
テレビ朝日系列 中四国ブロックネット特別番組
『谷原章介が迫る 秀吉が愛した武将茶人~上田宗箇流
400年のウツクシキ~』
放送:平成25年11月9日(土)14:00~14:55
制作:広島ホームテレビ 瀬戸内海放送 山口朝日放送 愛媛朝日テレビ
番組について
戦国の世、豊臣家に仕えた上田宗箇重安。戦場で幾度も一番槍の名誉を得た猛将には、もう一つの顔があった。茶聖・千利休、古田織部に茶を学び武家茶道「上田宗箇流」の祖となった茶人である。その400年に及ぶ武家茶道・上田宗箇流の伝統を現代に受け継ぐのは、16代家元・上田宗冏(そうけい)と、若宗匠・宗篁(そうこう)。原爆で全てを失った広島で再び新たな時代を築きあげるべしと、家元はわが子に初代・宗箇と同じ「重安」の名を付けた。自分の境遇に反発しプロダンサーの道を歩んだ息子は、やがて400年の伝統文化を受け継ぐ決心をし、新たな挑戦をはじめる。戦国の世と現代の二人の上田重安の「ウツクシキ挑戦」を400年の歴史と共に、旅人・谷原章介が紐解きます。
合評での意見
- 若宗匠の思いも含め、上田宗箇流の熱い思いが伝わる番組。
- 初めて見た、茶室の和風堂などが美しく撮影され、そのすばらしさに驚くと共に、一度訪ねてみたくなった。
- 谷原章介は和服が似合い、身のこなしが美しく自然で、すばらしい人選であった。
- カメラワークが細やかで屏風から茶道具、庭に至るまで美しく撮影されていた。
- 広島の文化を発信する番組として、もう一工夫して全国ネットで放送する番組に仕上げてほしい。
- 17代目の若宗匠に焦点を当てたのは良かったが、もっと奥まで踏み込んで欲しかった。
- 武家茶であるという上田流の誇り、特徴をもっと出して欲しかった。
- 一番槍の初代の重安と茶道のつながり、なぜ武士が茶を始めたかなど追求して欲しかった。