放送番組審議会

第437回

開催日:平成26年5月28日(水)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】

広島ホームテレビ報道特別番組

『マツダグローバル戦略 変革の軌跡』

放送:平成26年3月22日(土)15:25~16:20
制作:広島ホームテレビ

番組について

広島に本社を置く自動車メーカー マツダ、2012年から投入した新世代車が3車種続けて世界的にヒット。2013年度は過去最高の営業利益を見込み、業績回復が鮮明となった。この原動力となったのが、独自の環境技術や新世代のデザインなどによる「高い商品力」、研究開発や量産などのプロセスを根本から見直した「モノ造り革新」だ。新世代のデザインが、どのような思想のもとに生まれたのか。そして、モノ造り革新は、マツダの協力会社を巻き込んで、どのようにして実現したのかを探る。また、マツダがもっとも成功している市場であるオーストラリアと、今年1月から稼働を始めた「メキシコ工場」を現地取材。メキシコ工場の開設により、為替リスクが大幅に減り、世界生産の増産体制が整った。変革したマツダ。生き残りをかけて取り組むグローバル戦略の最前線に迫る。

合評での意見
  • 構成が良く、わかりやすい。細かいところまで配慮されている。
  • マツダが頑張っているという印象。それだけでもこの番組の意味はある。
  • 視覚的に印象に残るものが少ない。インタビューとナレーション、言葉をバックアップする映像が欲しい。
  • ひとつひとつの深み、検証、具体例が少ない。引き込まれる映像がなく、言葉で補っているのでたいくつであった。
  • マツダがあまりにもきれいに変革できたようで、嘘っぽく感じる。苦労話も知りたい。
  • 良くまとまった番組であるが、マツダの宣伝を見ているような感じ。
  • 企業人としては参考になる番組。タイトルと内容が一致している。
  • これほど素晴らしいものが地元にあることを気づかせてくれた良い番組である。
  • マツダがいかに広島経済に影響を及ぼすかを、歴史の中で表現すれば報道特番に相応しい内容になる。