放送番組審議会

第444回

開催日:平成27年2月18日(水)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】
報道特番
『片腕でひらく道』~障害者スポーツ支援を求めて~

放送:平成26年12月27日(土)11:15~11:45
制作:広島ホームテレビ

番組について

広島は障害者スポーツ支援の後進県。全国で唯一、県全体を統轄する障害者スポーツ協会が存在しない。世界を目指す選手であっても財政的な支援はない。今年”もうひとつのWBC”と呼ばれる「身体障害者野球 世界大会」に 広島県から2人の選手が初出場を果たした。日本代表初の松葉杖選手となった18歳。 障害者スポーツをもっと多くの人に知ってもらいたいと活動する41歳。 十分な環境が整わない中、世界一を目指した2人。 その挑戦と、広島県が抱える障害者スポーツ支援の課題を取材した。

合評での意見
  • 障害者野球に対する支援の必要性を広く知らしめる良い番組
  • 人間の生きる力、たくましさなど健常者にも勇気を与える番組であった。
  • テーマ設定ほど重くならず良かった。
  • 主人公の職業などには触れられておらず、何をしている人か説明不足。
  • 周りの子供たちの声を入れることによって、主人公の人物像を出してもよかったのでは。
  • スポーツを通してどう生きる力を得られたか、具体的な声が欲しかった。
  • 人間ドラマなのか、障害者スポーツの支援の遅れを訴えたのか中途半端な番組であった。
  • 他県、他の国の障害者スポーツ支援はどうなっているのかがあれば、広がりが出るのでは。