第464回
開催日:平成29年2月24日(金)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】
新にほん風景遺産
新にほん風景遺産
広島県庄原 日本百景の紅葉と花のお通り 母衣行列
~山間の小さな城下町 400年の伝統~
放送:平成28年12月24日(土) 9:30~10:25
制作:広島ホームテレビ BS朝日
番組について
◆出演者・旅人 石丸謙二郎(俳優)
◆取材地 広島県庄原市東城町 ほか
華やかな衣装に着飾った大名や武者による行列。勇壮な大砲隊や鉄砲隊。庄原市東城町は広島県の北部、中国山地の山あいの町です。関ヶ原の戦いの戦勝記念として行われた武者行列が守り伝えられ、415年後の現代、戦国絵巻を伝える「お通り」が蘇ります。その行列の中に「母衣」(ほろ)という美しい子供の行列があります。この行列に隠された庄原市東城の繁栄の歴史と母と子の絆の物語とは?紅葉真っ盛りの帝釈峡・比婆牛の里・たたら製鉄などお通りにまつわる地を旅します。
合評での意見
- 美しい映像に音楽、安定感ある案内役、東城町の魅力が過不足なく伝えられていた。
- 東城町の魅力をあらためて教えられ、訪れたい気持ちにさせる番組であった。
- 広島にこんな面白い祭りがあるのを初めって知った。
- 主人公の女の子の笑顔が印象的でカメラが良くとらえていた。
- 親子の会話から、暖かい親子愛と家族の絆が感じられた。
- 昔は武者というか男性がやっており、ある時から若い女性がやることになったようだが、その理由が分からない
- 20キロの思い母衣をどのように身に着けるか、映像で見たかった。又、なぜ女性が担ぐのかがわからなかった。
- 母衣行列と街の関係が少し薄い気がした。
- 歴史家を登場させるなどして、歴史にかかわることを取り上げたほうが、この祭りの独自性を際立たせ、番組に奥行きが出たのではないか。
- 郷土史家・日本史の専門家、たたらの専門家、そういう人のコメントがあっても良かった。
- 風景があるだけでなく、その風景がこれからもあり続けるための「何か」が見えてくる工夫が欲しい。
- 画面右上のスーパーは、同じものを出しっぱなしにするのではなく、場面ごとに変えるべきである。