放送番組審議会

第466回

開催日:平成29年4月19日(水)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】
テレメンタリー2017
「殺処分ゼロの裏側で~イヌ・ネコ8万頭の命~」

放送: 平成29年3月6日(月) 26:25~26:55
制作: 広島ホームテレビ

番組について

イヌやネコを自治体が捕獲して処分する”殺処分”。その数は全国で年間8万2902頭、広島だけでも2000頭弱いる(昨年度)
その多くが「購入したけどイメージと違った」「繁殖して増えすぎてしまった」など”人間の理由”で捨てられた動物たちだ。根本にある”無責任な人間の姿”を追う。
2011年、広島県はこの殺処分数が全国一多かった。 しかし、神石高原町の「ピースウィンズ・ジャパン」がイヌを、広島市の「犬猫みなしご救援隊」が殺処分対象のネコを引き取り、一気になんとゼロにした。なぜ殺処分しなければならないイヌやネコがでてくるのか、そして殺処分ゼロを続けることはできるのか。
NPO団体の取り組みを通じて課題を検証し、人間とペットのあるべき形を問う。

合評での意見
  • テーマ選びが良い。やって欲しいテーマの番組であり共感した。
  • 明確な問題意識を持って番組が作られているのに敬服した。
  • より多くの人に知ってもらいたい番組である、継続取材を期待する。
  • 広島の放送局が、原爆だけではなくて明確な問題意識をもって切り込んでくれたということに敬意を覚える。
  • ペットを捨てる人たちに問題意識を持ってもらえるいい番組である。
  • 生き物を大切にすることをあらためて考えさせられる番組であった。
  • NPOの人たちの活動がこのまま続けていけるのか気になった。継続取材をお願いしたい。
  • 行政がどうかかわってくのかという部分も取材して欲しい。
  • 活動の実態をもっと知りたい。もう少し突っ込んで欲しい。