第483回
開催日:平成31年1月22日(火)
場 所:広島ホームテレビ特別会議室
場 所:広島ホームテレビ特別会議室
【課題番組】
テレメンタリー2018「道は濁流になった」
番組について
7月、西日本を襲った豪雨災害。広島県では死者が100人を超えている。広島市・矢野地区にある防犯カメラはいつもの道が濁流に覆われ、車がなす術なく流れていく様子を捉え続けていた。その上流で発生していた土石流。どのように発生し、流れ出したのか。防ぐことはできなかったのか。専門家のシミュレーションで当時何が起きていたかを検証する。濁流に巻き込まれながら助かった運転手の証言やドライブレコーダーの映像も確認し、想定外の災害に私たちがどう向き合うべきかを考える。
出席委員
前川功一委員長、小川富之副委員長、大井美恵子委員、荒木裕三委員、河合直人委員、副島英樹委員、見延典子委員
合評での意見
- 番組冒頭の車や自動販売機が濁流に流された防犯カメラの映像は視聴者を番組にひきつける良い始まり方であった。
- 2人のドライバーの「まさか自分が・・・」とか「経験しないと分からない・・」という証言は、視聴者への警鐘として良い証言を取れていた。
- リアルな映像で災害を疑似体験したような感覚で、他人事ではなく自分のこととして受け止められる番組だった。
- ドローンの映像があれば被災現場が日常生活を送っている決して特異な場所ではないことがより伝わった。
- より多くの人に見ていただける時間に放送して欲しい。
- こういったドキュメンタリー番組が多くの視聴者の目に触れることによって、視聴者の災害時における行動が変わっていき、被害が最小限に抑えられるようになればと願う。