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【出 演】
佐古賢一(NBL・広島ドラゴンフライズヘッドコーチ) 他

現在、リーグ統一問題で 揺れているプロバスケットボール界。
これまで日本ではあまり注目されていなかったスポーツだが、脚光を浴びている。
そのさなか、2014 年プロバスケットボールチーム未開の地・広島に新たに誕生した「広島ドラゴンフライズ」。
チームを率いるのは、”ミスター・バスケットボール”と呼ばれた佐古賢一。
プロスポーツ界では「ミスター長嶋」「キングカズ」と呼ばれるカリスマが存在するが、佐古も現役時代はバスケットボール界のスーパースター・カリスマ だった。
そんな男が 現役引退から3 年、「今は亡き高校時代の友人との約束」に導かれ、人生初のヘッドコーチに就任する。
しかし、そのスタートはまさに逆風の環境。新規チーム故の資金難から獲得選手は限られ、開幕4か月前には4 人の大卒選手しかいなかった。
土台すら出来上がっていないチームを育てあげ掴んだのは 天皇杯準優勝という栄光。
だが、その裏で突きつけられたのは「認知度の低さ」と、選手たちの「プロ意識」「戦う意識」の低さだった。
勝つ事を宿命づけられてきた、カリスマがあえて選んだ茨の道。
そこには「戦える選手を自分たちで育てる」という強い覚悟と人一倍強い「責任感」があった。
どんな事があっても逃げずに 目の前の苦難を乗り越えた「妥協なき挑戦」の一年に迫る。

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