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「原爆が戦争を早く終わらせた。多くの兵士の命を救った。」
アメリカでは、いまだその正当性を支持する声が根強い。

原爆投下を命令したトルーマン大統領。
その孫であるクリフトン・トルーマン・ダニエルも
幼い頃から原爆は正しかったと教えられてきた。

2012年、和解を求め、初めて被爆地を訪れた。
しかし、彼を待っていたのは「謝罪を求める声」だった。

その後、人知れず被爆者と会い、証言を集め続けたダニエル。
いま一冊の本を出版しようとしている。
ダニエルが伝えようとするものとは?

祖父の遺産を見つめ続けた孫は、
70年前の決断に、どのような答えを出すのか。