HOME発広島ドキュメンタリー番組
“報道のホームテレビ”として、広島という存在を独自の視点で切り取ります。

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今月、西日本を襲った豪雨災害。
広島市安芸区・矢野地区では土石流の発生や川の増水などで大きな被害を出した。
たばこ店の防犯カメラの映像には道が川のようになり乗用車が押し流される様子が残されていた。
その上流では住民を誘導していた警察官ら3人が土石流に巻き込まれるなど矢野地区だけでも多くの死者、行方不明者を出している。被害を防ぐことはできなかったのか。

今年2月、矢野東に完成したばかりの治山ダム。土石流はそのダムを越え住宅街に襲いかかった。上空から視察した専門家は「過去に経験したことがない災害だと断言できる」と口にした。
また、広島県内で「ギリギリで持ち堪えたところがかなりある」とも指摘する。いつ、どこで次の大きな災害が発生しても不思議ではない。

番組では運転中濁流に巻き込まれ九死に一生を得た運転手の証言などを得ながら、もしもの時どう行動するべきか、また私たちが災害にどう向き合うべきかを考える。

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