12/1(土)放送「新にほん風景遺産」~東広島市 酒まつり~
毎年10月上旬に25万人を超える人出でにぎわい、灘(兵庫県)・伏見(京都府)と並び称される酒都(しゅと)・西条で開催のお酒の祭典「酒まつり」。
全国約1,000銘柄の地酒の試飲ができる酒ひろばのほか、西条酒蔵通り周辺では各蔵元がコンサートなど趣向を凝らした酒蔵イベントを催します。
西条の町並みは漆喰塗りのなまこ壁やれんが造りの煙突が情緒を醸し、酒蔵の集まるJR西条駅南側一帯が昨年イコモスの認定した「日本の20世紀遺産20選」に選ばれました。
20世紀に継続発展した伝統産業景観の代表と評価されたのです。これぞ酒文化の創った風景遺産と言えるでしょう。
番組では、酒をテーマに旅します。
穀倉地帯である東広島市での酒米の収穫、酒の神様「松尾神社」の神事と大酒林御輿行列や7つの酒蔵で日本酒を堪能。まつりの日は、新酒や秘蔵のお酒が特別に飲めるのです。
「杜氏の里」と言われる安芸津町で酒造りの原点を探るほか、精米のトップメーカーの誕生秘話、蔵人のまかない飯「美酒鍋」、小学生が演じる酒つくりオペラ「白壁の街」など酒文化の詰まった旅をお楽しみください。
※BS朝日放送日:11月26日(月)よる9時~ 放送予定