8月6日(火) 原爆の日 番組情報
8月6日(火) 番組情報
放送時間 | 番組名 |
---|---|
8:00 – 8:59 | 被爆74年 広島平和記念式典 生中継 |
9:55 – 10:25 | テレメンタリー2019 私は何者なのか〜名前も奪われた原爆孤児〜 |
10:25 – 10:55 | ドキュメント広島 ピカドン先生、生きる(再) |
16:45 – 18:56 | みみよりライブ 5up! |
あさ8時00分〜(予定)
被爆74年 広島 平和記念式典 生中継
放送席のゲストに国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏を迎える。
モーリー氏は全国ネットのコメンテーターとして活躍。
ニューヨーク生まれの広島育ちで、実父は原爆傷害調査委員会(現在の放射線影響研究所)に勤務経験のある研究医だった。
アメリカ人として日本に暮らしたモーリー氏は、どんな思いで8月6日を迎え、今年の式典で何を感じるのか・・・
- ゲスト/モーリー・ロバートソン(国際ジャーナリスト)
- 進行/広島ホームテレビアナウンサー西田隆人
夕方4時45分〜
みみよりライブ 5up!
モーリー・ロバートソン氏を迎え、平和公園特設スタジオから生中継。原爆投下から74年…今も変わらず早朝から祈りをささげる人、平和宣言の言葉、被爆者の思い、、、広島の2019年8月6日を伝える。
- 企画①
- 今年4月25日、広島平和記念資料館がリニューアルオープンした。
現実にあった苦しみに向き合って欲しい…と、被爆者の遺品展示に重点を置き、外国人被爆者について紹介するコーナーも新設。
リニューアルから約3ヶ月、モーリー氏も実際に訪問。外国人にとって心に響く内容になっているのか?人々の思いは伝わっているのか?モーリー氏のフィルターを通して、新しい資料館のコトダマを伝える。 - 企画②
- 原爆の日に、世界に向けて発信される平和宣言。核禁条約への署名を要請する言葉は盛り込まれるのか?そして、条例制定も視野に検討されている、式典中のデモは?“ターニングポイント”になりかねない、「令和最初の原爆の日」を徹底取材する。
午前9時55分〜
テレメンタリー2019
私は何者なのか〜 名前も奪われた原爆孤児〜
ナレーター:有村架純さん
「田中正夫」さん(78)
4歳のとき被爆し、家族を失った。同時に本当の名前を知る人もいなくなった。
育ったのは「広島戦災児育成所」。田中正夫という名前は、育成所でつけられたとみられる。
自分が何者なのか―
“本当の自分”を知りたい、家族に会いたい、その思いは今も変わらない。
田中さんはあらためて自分のルーツを捜し始めている。
過酷な生活や差別が理由で、語られることの少ない原爆孤児の実態。
当時の記録や証言、田中さんの行動から、今もなお苦悩する原爆孤児の姿を伝える。
●田中正夫さん(78)
4歳のころ、自宅で家族そろって朝食中に被爆。壊れた家の下を這いくぐり、川に落ちて沈んでいたところを兵隊に助けられた。このとき正夫さんは一人。原爆に家族を奪われた。同時に名前も失った。
「耳が不自由」「比治山」…かすかな記憶を頼りにルーツを探りはじめた。
●原爆孤児
原爆で親を奪われた「原爆孤児」は2000人とも6500人とも言われるが、正確には分かっていない。親族に引き取られた子もいれば、施設には入らず路上で靴磨きなどをして働きながら生きていく子もいた。
(写真:撮影/川本俊雄提供/川本祥雄)
●広島戦災児育成所
1945年12月、仏教者だった山下義信氏が「原爆孤児が悲惨な状況にあるのを放置できない」と現在の佐伯区皆賀にあたる五日市町に創設。
ここで育った孤児は計170人に上るとされている。