SPI高得点の目安は?12種類の指標とボーダーライン

SPIは多くの企業が採用選考の一環として利用しており、その結果は就職や転職の成否に大きな影響を与えます。

実際に対象の企業に調査した採用活動に関するアンケートでは、採用基準で重視する項目の上位として「性格適性検査や能力適性検査の結果」があることがわかりました。

(参考元:『就職白書2023』データ集|就職みらい研究所)

また、2023年卒の新卒採用プロセスにおいてSPIを含む適性検査・筆記試験を実施した企業は、調査した企業のうち88.5%にも及ぶことがわかっています。(参考元:『就職白書2023』就職活動・採用活動の振り返りと今後の見通し│就職みらい研究所)

これらの適性検査で企業が求める合格ラインに達すると、次の採用ステップに進みやすくなるでしょう。

特に、高得点を取るための具体的な目安や指標を理解することは、試験対策において非常に重要です。

この記事では、SPIで高得点を目安にするための具体的な指標や効果的な対策について詳しく解説します。

これからSPIに挑む人にとって、少しでも高得点を目指すためのガイドとして最後までチェックしてみてください。

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目次

SPIで高得点を取るための目安はどれくらい?WEBテスティングの指標は?

SPIで高得点を取るためには、具体的な目安を知ることが重要です。

一般的に、SPIのWEBテスティング形式は基礎能力検査(言語・非言語)と性格検査で構成されており、基礎能力検査においてはそれぞれでバランスよく高得点を狙うことが求められます。

しかし、WEBテスティング形式の場合、高得点を取れていると分かる指標がありません。

そのため、制限時間内に正解数を伸ばしていくことで高得点を目指すしかないでしょう。

ここからは、WEBテスティング形式の問題構成や各科目の出題範囲について解説します。

WEBテスティングは言語・非言語・性格検査の3科目で構成されている

SPIのWEBテスティングは、言語(国語)、非言語(数学)、性格検査の3つの主要な科目で構成されています。

言語と非言語は能力検査に該当し、性格検査は受検者の性格や行動特性を評価するためのものです。

特に能力検査ではそれぞれの科目が異なる能力や特性を測定するため、バランスよく対策をおこなうことが求められます。

言語問題は、主に読解力や語彙力を測る問題が出題されます。たとえば、文章の要旨を把握する問題や、語句の意味を理解する問題です。

非言語問題は、数的推理や計算問題を中心に構成されており、数学的な思考力や論理的な推理力が試されます。

性格検査は、受検者の性格特性や職務適性を測るための質問が多数出題されます。これは対策が難しい科目ですが、自分の性格を正直に答えることが重要です。

目安として、制限時間内にどれくらいの問題に解答できるかを1つの指標にしよう

WEBテスティング形式は、テストセンター形式とは異なり出題される問題があらかじめ決まっています。

そのため、テストセンター形式のように、問題のタイプによって高得点を取れているか目安を知ることは難しいです。

WEBテスティング形式で高得点を取るための一つの目安として、制限時間内にどれだけ多くの問題に解答できるかを指標にすることをおすすめします。

WEBテスティングの制限時間

テスト名内容時間
SPI3-U性格+基礎能力(大卒向け)65分
SPI3-G性格+基礎能力(中途向け)65分
SPI3-H性格+基礎能力(高卒向け)65分
SPI3-P性格(全員向け)30分

特に言語と非言語の能力検査は合わせて35分と時間制限が厳しく、迅速かつ正確な解答が求められます。

時間管理能力を高めるために、問題集や模擬試験を活用して、実際の試験と同様の環境で練習をおこないましょう。

重要なのは、正確さを犠牲にしないことです。確実に解ける問題をないがしろにせず、焦らずにしっかりと解きましょう。

言語(国語)の内容と難易度を把握して指標を作る│6割を目安にするなら?

言語問題は、読解力や語彙力を測る問題が中心です。

文章の要旨を把握する問題や、単語の意味を理解する問題などが出題されます。

特に前半では語彙力が問われる問題が多いです。ここで正確に答えることで、次に出題される長文読解など難易度が高い問題にも余裕をもって取り組めるでしょう。

出題されやすいWEBテスティング形式の言語問題

  • 熟語の成り立ち
  • 文章の並び替え
  • 空欄補充
  • 文章読解
  • 文章の完成

など

難易度は中学〜高校レベルになるため、事前に対策をしていないと正答率が低い結果になることも十分あり得ます。

全体の6割を正答率の目安とする場合、熟語の成り立ちはもちろんのこと、空欄補充や文章読解のパートにおいても正答数を増やすことが求められます。

まずは過去問や模擬試験を解き、どのような問題が出題されるかを把握しましょう。その上で、頻出問題や自分が苦手な問題に対して重点的に対策をおこないます。

また、言語問題では、日常的な読書や新聞の読解などを通じて対策することが可能です。読書習慣を持つことで、自然と語彙力や読解力が向上し、試験でのパフォーマンス向上につながります。

これらの対策を通じて、6割以上の正答率を目指しましょう。

非言語(数学)の出題分野と難易度を把握して指標を作る│6割が目安の場合は?

非言語問題では、計算問題を中心に出題されます。

特に出題されやすく簡単に解きやすい問題は以下のとおりです。

出題されやすいWEBテスティング形式の非言語問題

  • 確率
  • 損益算
  • 速度算
  • 仕事算
  • 年齢算

など

非言語問題においても中学~高校レベルの難易度で出題されますが、特に上記の問題であれば難易度は低いため確実に解いておきたい問題になります。

非言語問題においては、特に文系大学生や文系出身社会人にとって馴染みの薄くなった問題もあるでしょう。しかし、追手門学院大学教育研究所の論文では、文系大学生に対してSPI対策のための数学教育が必要であるとの結論が出されています。馴染みが薄いからこそ、放っておかずに対策をおこなうことが必要です。(参考元:文科系大学生就職支援のための数学教育の必要性|追手門学院大学教育研究所,樋口他(2014))

各分野に対して基本的な問題から練習に取り組み、徐々に難易度を上げていくことで、理解を深めることができます。

全体の6割を目安にするためには、確実に解答できる問題を増やし、時間内に効率よく問題を解くスキルを磨くことが求められます。

SPIで高得点を取る目安は他にもある?テストセンターの指標は全部で10個

続いて、テストセンター形式でおこなわれるSPIには、全体で意識しておくべき指標が10あります。

テストセンター形式で高得点の目安となる指標
  • チェックボックス(選択形式)の問題が出題される
  • 複数タブの問題が出題される
  • 時計の針が示す残り問題が少ない
  • 【言語】長文問題の出題数が2題または3題
  • 【言語】内容一致問題がチェックボックス形式
  • 【言語】空欄補充が語句抜き出し形式
  • 【非言語】表の読み取り問題が4タブ
  • 【非言語】推論の問題数が全体の6割以上
  • 【非言語】推論がチェックボックス形式
  • 【英語】長文問題が4問出題される

テストセンター形式は受検者の正答率に合わせて問題の難易度が変化するため、WEBテスティング形式よりも高得点を取る目安となる指標がわかりやすいです。

これらの指標は各科目における出題形式や問題数、解答方法などに基づいており、試験の準備や当日の対策に役立ちます。

それでは、各科目ごとの具体的な指標について詳しく見ていきましょう。

全体で意識しておく目安は「チェックボックス・複数タブ・時計の針」の3つの指標!

基礎能力検査で意識しておくべき指標として、「チェックボックス」、「複数タブ」、「時計の針」の3つがあります。

①チェックボックス(選択形式)の問題が出題される

正答率が高いとチェックボックスで正しい答えを選択する形式の問題が出題されやすいです。この形式は特に長文問題などに出題されやすく、複数ある答えをすべて選ばなければいけません。

②複数タブの問題が出題される

非言語の表読み取り問題や長文問題など、高い難易度の問題で出題されやすい傾向があります。そのため、出題された場合は高得点の可能性があると考えられます。1つの設問に対し複数の問題が出題される形式です。

③時計の針が示す残り問題が少ない

テストセンター形式では、パソコン画面にて問題の進捗状況と残り時間を確認できます。時間内に問題が解き切らないと強制的に次の問題へ移るのが特徴です。高得点の場合は、強制終了となったタイミングで残り問題をあらわす時計の針の位置が9時~10時にあることが多いです。

これらの指標を知っておくことで、SPI全体でのパフォーマンスを向上させることができます。

言語(国語)で高得点の目安は「長文の出題数」など3つの指標がある!

言語(国語)で高得点を取るための目安には、以下の3つの指標があります。

①長文問題の出題数が2題または3題

長文問題は、文章の読解力が試される重要な部分です。基本は1題出題されますが、正答率が高いと2題または3題の長文問題が出題されることもあります。

②内容一致問題がチェックボックス形式

内容一致問題では、文章の内容と一致する選択肢をチェックボックス形式で選ぶことが求められます。すべての正解を当てなければならず、言語のなかでも難易度の高い問題です。

③空欄補充が語句抜き出し形式

空欄補充問題は、文章中の空欄に適切な語句を補充する形式です。この問題が出題されると高得点となりやすく、特に字数指定が緩い問題が出題されると高得点の可能性が高いでしょう。文章の文脈を理解し、適切な語句を選ぶ練習をおこないましょう。

これらの指標に基づいて、言語(国語)の対策を行うことで、高得点を狙うことができます。

非言語(数学)で高得点の目安は「チェックボックス」など3つの指標がある!

非言語(数学)で高得点を取るための目安には、以下の3つの指標があります。

①表の読み取り問題が4タブ

表の読み取り問題は必ず出題されますが、そのなかでも問題のタブ数が4つであると高得点を取れている可能性が高いです。

②推論の問題数が全体の6割以上

難易度の高い問題として出題される推論が非言語全体で半分以上出題されていると、それまでの正答数が高いと推察できる指標になります。推論から一度他の出題分野に変わった場合は推論で誤答をした可能性があるため、推論問題は万全な対策を取ることが必要です。

③推論がチェックボックス形式

推論問題が複数出題されるなかでも、更に難易度を高くする「チェックボックス形式」が出題されていると、高得点である可能性が高いです。当てはまる答えをすべて選ばなければいけないため、難易度が非常に高い問題となります。

これらの指標に基づいて、非言語(数学)の対策を行うことで、高得点を狙うことができます。

言語(英語)の目安には「長文問題が4問出題」という指標がある!

言語(英語)で高得点を取るための目安として、「長文問題が4問出題」という指標があります。

英語で出題されるのは長文問題だけではありません。20分間で30問程度、以下の分野が出題されます。

  • 語彙力を問う問題
  • 英文の穴埋め
  • 長文読解

長文問題に到達するためには、前半で出題されやすい語彙力や語の並べ替え・穴埋め(文法)などの問題で正答率を伸ばしましょう。

また、英語の長文問題は、読解力や語彙力、文法力を総合的に試すものでもあります。長文問題をしっかり解けると、3~4問の長文が出題され、高得点を狙うこともできるでしょう。

英語問題においては以下のポイントに注意することが重要です。

①語彙力や文法力を強化するために、頻出単語や熟語・基本文法を覚える
必要とされる単語や文法の知識は、高校卒業レベルです。慣れていない場合は、高校生向けの文法書や単語帳を用意するとよいでしょう。

②長文問題の出題形式に慣れておく
一つの長文に対して複数の設問が出される形式が一般的であり、文章の要点を素早く把握し、設問に対して正確に答える練習をおこないましょう。

③長文読解の練習を十分におこなう
日常的に英字新聞やWebニュース、洋書を読むことで、読解力を向上させることができます。

これらの対策を通じて、言語(英語)問題での高得点を目指すことができます。

構造的把握力検査の目安には具体的な指標がない?事前の対策は必要

構造的把握力検査は、SPIの中で特に対策が難しいです。情報を俯瞰的にとらえて分類・整理するなど、ものごとの共通性や関係性を構造的に把握する力を測定します。

この科目には具体的な指標が存在せず、受検者の情報処理能力や適応能力が試されます。

たとえば未経験の問題に直面したときや新しいサービスを考えるときなど、幅広い職種やさまざまな環境でも適応して活躍できる柔軟性があるのかを推し測る時に重要な能力です。

たとえば、以下のような問題が出題されます。

【問題】

つぎのア~ウを、各問題の指示に従いPとQのグループに分けるとする。Pは2つ、Qは1つに分けられる。ア~ウの会話を、Aさんに対するBさんの答え方によってPとQの2グループに分ける。

ア:

Aさん「僕はYレストランが好き。名物のオムライスが美味しいんだ。」

Bさん「それじゃあ、カレーライスが有名なレストランはどうだろう。」

イ:

Aさん「僕はJレストランが好き。川沿いでテラスからの眺めがいいんだ。」

Bさん「それじゃあ、海辺にあるレストランはどうだろう。」

ウ:

Aさん「僕はKレストランが好き。先月に新しくオープンしたばかりで綺麗なんだ。」

Bさん「それじゃあ、創業60年の老舗レストランはどうだろう。」

このなかでQに当てはまるのはどれか。1つ選びなさい。

A.ア

B.イ

C.ウ

【解答】

C

(アとイは似た特徴のレストランを提案しているが、ウのみAさんが好きといったものに対して正反対の特徴をもつレストランを提案しているため)

構造的把握力検査は知識を活かす問題ではないため、情報を素早く処理する練習などで対策してみるとよいでしょう。

対策が難しい検査ですが、問題集を一通り解いてみるなどして事前の準備をしっかりとおこなうことで、高得点を目指すことが可能です。

SPIで少しでも高得点の目安に近づけるために、指標別の対策を取ろう!

SPIで少しでも高得点を目指すためには、各指標に対して効果的な対策を取ることが重要です。

試験の準備を進める上で、指標ごとに具体的な対策を立てることで、効率よく得点を上げることができます。

以下は各指標に対する具体的な対策方法です。

  • SPI対策本を利用して繰り返し解くことで、問題演習に慣れてみよう
  • スキマ時間には対策アプリを使って、特に苦手な指標の対策を取ろう
  • 模擬試験を受けてみることで実際の指標が高得点の目安に近づいてるか判断しやすい
  • 性格検査は傾向を狙わずに素直に回答してみることが大切!

それぞれについて詳細をチェックしてみましょう。

SPI対策本を利用して繰り返し解くことで、問題演習に慣れてみよう

SPI試験で高得点を目指すための基本的な対策として、SPI対策本を利用して繰り返し問題を解くことが挙げられます。

対策本には過去問や類似問題が豊富に収録されており、実際の試験形式や出題傾向を把握するのに役立ちます。

このような問題演習を繰り返すことで、解答スピードや正答率を向上させることができます。

まず、対策本を選ぶ際には、最新の出題傾向を反映したものを選ぶことが重要です。出版年が新しいものや、評判が良い対策本を選ぶことで、より効果的な対策をおこなえます。

次に、計画的に問題演習を行うことが大切です。

1日に解く問題数や時間を決めて、継続的に取り組むことで着実に力をつけることができます。

問題を解く際には、ただ解答するだけでなく、解答のプロセスを確認し、間違えた問題については解説をしっかりと読み込むことが重要です。

理解不足の部分や弱点を把握し、次回に同じミスを繰り返さないようにしましょう。

また、問題演習を通じて、時間配分の練習を行うことも有効です。

このように、SPI対策本を活用して繰り返し問題を解くことで、試験形式に慣れ、自信を持って試験に臨むことができるようになります。

【おすすめのSPI対策本】これが本当のSPI3だ!2026年度版

各書店の就職試験ジャンルで売上1位を獲得したこともある人気シリーズの最新年度対応版。講義形式の丁寧な解説で基礎からやり直すこともできます。問題ー解説ー答えが見開き展開なので使いやすいです。新卒向けのこちらのバージョンのほかにも、転職者向け対策本も同じシリーズで購入できます。

◆評価

 Amazon…4.0

◆主な内容

  • テストセンター/ペーパーテスト/WEBテスティングの3方式に対応
  • 出る順出題範囲表
  • 算数のおさらい
  • 性格検査の解説

◆口コミ ※2025年度版の内容

適性検査SPIの入門書として良い内容。解説も理解しやすい。SPIのマークシート方式・テストセンター方式・WEBテスティング方式の3つを広く浅く網羅している。おそらく再頻出の問題を載せているのだろう。さらに高得点を狙うなら、シリーズ本の「これが本当のSPI3テストセンターだ」「これが本当のWebテストだ③」に進めば良いようになっている。

引用元:Amazonカスタマーレビュー

スキマ時間には対策アプリを使って、特に苦手な指標の対策を取ろう

SPI対策において、スキマ時間を有効に活用するためには対策アプリが便利です。

対策アプリはスマートフォンやタブレットで手軽に使用でき、通勤時間やちょっとした空き時間に効率的に学習を進めることができます。

特に、苦手分野に焦点を当てた対策をおこなうことで、短期間でのスキルアップが期待できます。

対策アプリには問題演習や模擬試験、解説などが含まれており、様々な形式で学習をサポートしてくれるでしょう。

また、進捗管理機能や成績機能を備えた対策アプリなら、自分の成績や進捗状況をリアルタイムで把握することができます。これにより、学習計画の見直しや調整が容易になり、より効果的な対策をおこなえるでしょう。

日常のスキマ時間を有効に活用し、対策アプリを使って効率的にSPIの準備を進めましょう。

【おすすめのSPI対策アプリ】SPI言語・非言語対策問題集 就活/転職対策アプリ

登録不要・完全無料で利用できる対策アプリです。総問題数は500問以上とボリュームもあります。図表を用いた詳しい解説つきで、年間約25万人の利用者から集めたフィードバックをもとに問題や解説を改善しています。

◆評価

 iOS…4.6 Google Play…3.8

◆搭載機能

  • 問題演習
  • 小テスト
  • 暗記モード
  • 問題一覧
  • 試験日設定モード

◆口コミ

結論から言うと非常に使いやすいアプリです。広告も課金も無く、動作もサクサクで、無駄が無い表記と、ほとんど青と白だけの洗練された画面デザインが素晴らしい。そして、ユーザーはただ一題ずつ出題される設問を解いていけばよく、学習する際にどこからどこまでやるかという計画を立てることに思考と時間を割かずに済みます。間違えた問題にはチェックがついて後から簡単に見返すことができ、設問を解いた直後に解答と丁寧な解説が表示されるので、間違えた問題やなんとなく正解しただけの問題をスピーディーに理解できます。「成績」という機能で一日ごとに自分の正答率がどれくらい向上しているかを視覚化できるのも助かります。問題数が少ないので、もっと増やして頂ければとてもありがたいです。これからも使わせて頂きます。

引用元:App Store 評価とレビュー

模擬試験を受けてみることで実際の指標が高得点の目安に近づいてるか判断しやすい

模擬試験を受けることは、SPIで高得点を目指すために有効な対策です。

実際の指標が高得点の目安に近づいているかを判断するために、模擬試験を定期的に受けることをおすすめします。

対策本やアプリのなかには模擬試験が付いているものがあったり、無料の対策サイトでオンライン模擬試験を受けたりすることもできます。

模擬試験を受けることで、自分の現在の実力や弱点を具体的に把握することが可能です。

試験終了後に解答を見直し、間違えた問題や理解が不十分な部分を確認することで、次回の対策に役立てることができます。

また、時間配分や解答スピードの調整をおこなうための良い練習にもなります。

試験本番と同様の形式で練習を重ねることで、緊張感やストレスに対する耐性も向上し、本番でのパフォーマンスを最大限に引き出すことができるでしょう。

性格検査は傾向を狙わずに素直に回答してみることが大切!

性格検査は、SPIの中でも特に対策が難しいセクションです。企業は性格検査の結果を基に、応募者の適性や職場での適応性を判断します。

そのため、性格検査では傾向を狙わずに素直に回答することが最も重要です。

質問に対して正直に答えることで、企業が求める人物像に合致する可能性が高まります。

もし、自分の性格を偽って回答すると、入社後に職場でのミスマッチが生じ、長期的には自分自身にも企業にも不利益をもたらすことになりかねません。

また、性格検査の質問は多岐にわたるため、事前に特定の回答パターンを準備することは難しいです。そのため、日常生活や過去の経験に基づいて、自然な形で回答することが最善です。

素直な回答を心がけることで、自分に最適な職場環境を見つける手助けとなります。

性格検査に対する不安を軽減するためには、リラックスして試験に臨むことが大切です。

深呼吸や簡単に体を伸ばすなどして、心を落ち着けてから試験を開始しましょう。

【FAQ】SPIで高得点を取る目安や指標に関するよくある質問と回答

最後に、SPIで高得点を取る目安や指標に関するよくある質問と回答をまとめました。

WEBテスティングやテストセンターのSPIで難易度は毎年変わりますか?

SPIの難易度は、毎年ではなく試験中に変動します。

これは限られた時間のなかで応募者の基礎能力を正確に把握するためです。

しかし、基本的なSPIの難易度や出題範囲には変動は起こりません。

基本は中学〜高校レベルのため、出題範囲や傾向を理解していれば問題なく解答できる難易度です。

対策本や模擬試験を利用して、幅広い問題に対応できるように準備を進めましょう。そうすることで試験本番での不安を軽減し、冷静に対応することができます。

テストセンターで推論や長文の問題が出題されないと高得点は取れませんか?

テストセンターでのSPIにおいて推論(非言語)・長文(言語)の問題が出ない場合は、得点が低いことが推察されます。そのため高得点を取ることは難しいです。

テストセンター形式のSPIでは、前半の正答率が高いと問題の難易度も上がり、後半では推論や長文のような難易度の高い問題が出題されます。

前半で出題される問題はいずれも難易度が低いため、事前に傾向を知っておくことで確実に正答数を稼ぐことが可能です。

特に、言語問題では語彙力や文法力、非言語問題では公式を用いる計算問題を中心に練習をしておきましょう。

高得点を狙いたいのであれば、問題の前半でしっかり答えて推論や長文の問題を出すことが大切です。

なお、WEBテスティング形式は事前に用意されている問題が決まっているため、テストセンターのように受検者によって難易度を変えることはありません。推論も長文も正答率によらず出題されるため、WEBテスティング形式では高得点の指標にならない点に注意してください。

複数タブでも、2タブの場合は高得点の指標にはなりませんか?

複数タブ形式の問題が出題される場合、2タブ問題が高得点の指標とはなりません。

2タブとは、1つのお題に対し2つの問題が出題されている形式で、テストセンター形式の非言語の問題で出題されることがあります。

2タブの問題が出たから高得点となるわけではありませんし、反対に点数が低いとも限りません。

2タブの問題であっても正答率を伸ばすことは大切なので、この形式に慣れておくことが高得点を狙う上で有利です。

模擬試験や対策本を利用して、複数タブ形式の問題に取り組む練習を行い、情報処理能力を高めましょう。

転職活動においてもSPIで高得点を取ることが重要な要素になりますか?

転職活動においても、SPIの結果は応募者の基礎的な能力や適性を測る重要な指標です。

高得点を取ることで他の応募者との差別化を図ることができ、採用の可能性も高まるでしょう。

SPIを中途採用ステップで活用すると、職務や組織への適応力をさまざまな指標で数値化して測ることが可能です。

中途採用でもSPIの対策を怠らずに準備を行うことで、転職活動を成功に導くことができます。

SPIで高得点を取るためには、出題形式や指標を理解し、幅広い対策を行うことが重要です。

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