来年度、宅建試験(宅地建物取引士資格試験)の受験を考えている方は多いでしょう。
宅建資格は市場価値や年収を高めるために有効であり、多くの人が狙うものです。2024年3月に出された「宅建に関するイメージ」のアンケートでは”機会があれば宅建を取得してみたい”と考える人が、65.2%いるという結果が出ました。
しかし、いくら人気で便利な資格といえども、難易度の高さや勉強方法について悩む方も多いはずです。
「宅建の勉強は通信講座でやった方が良い?」
「宅建の通信講座は色々あるようだけど、結局どれが良いの?」
「宅建は通信講座よりも通う方が良い?選び方もわからないな」
実際にこのような悩みを持っている方もいるでしょう。
結論、宅建の学習方法として通信講座はおすすめです。特に、日々の仕事で忙しい社会人が自分に合った学習スタイルで合格を狙う場合は最適といえます。
本記事では、これから宅建資格の学習を始める人や、今年の受験を控えている人に向けて、宅建の通信講座ランキングを紹介します。自分が選ぶべき講座を迷わないように、選び方や基準も示しているので、最後まで読めば試験勉強の追い込みや、来年に向けて早めのスタートダッシュを切れるでしょう。
【図解&一覧表】2024年宅建通信講座おすすめ10選
宅建講座には、さまざまな種類があるため、それぞれの特徴を把握するのは困難です。しかし、講座の受講料は決して安くない上に、長い時間を学習に充てるため、自分に合っているかどうかを判断する必要があります。
ここでは、宅建通信講座を以下の4観点で独自に比較、一覧化したマップをご覧ください。
- 料金
- 合格率
- サポート体制
- コースの豊富さ
また、料金や合格率、サポート体制などを総合的に判断して、10個の講座をランキング形式で解説します。
こちらを参考に、自身が興味のあるものから詳細を確認してみてください。
講座名 | 講座の特徴 | 価格 |
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アガルート | 「人気と実績のある講座」 ・過去3年間で受講者数が6.18倍に増加 ・令和5年度の合格率64.8% ・8段階の倍速再生や講師や有資格者に質問できるKIKERUKUNなどのサポート | ・107,800円〜 ・54,780円〜 |
フォーサイト | 「優れた実績と効率的な学習」 ・合格率76.1% ・累計受講者数87,520人 ・自動学習スケジュール設計機能 | ・59,800円 ・648,00円 ・69,800円 ・52,800円 ・21,800円 ・10,800~16,800円 |
ユーキャン | 「資格の有名講座で初めての受験にピッタリ」 ・全7回、1日3回の添削 ・質問サポート ・過去10年間で14,861人の合格者を輩出 | ・63,000円 |
スタディング | 「圧倒的なコスパと短期合格を狙える講座」 ・1動画5分から受けられる細かな学習教材 ・受講者からの学習満足度92.8%超えの教材 ・最高2万円台の圧倒的コスパ | ・14,960円 ・19,800円 ・24,800円 |
LEC | 「高い実績とベテラン講師による充実の受験対策」 ・合格率74.4% ・宅建士指導歴20年以上のベテラン講師 ・お試し受講ができる安心感 | ・29,000~165,000円 |
ヒューマンアカデミー | 「超効率的な学習と着実なスケジューリング」 ・1単元ごとに明確な学習内容を設計したカリキュラム ・インプットとアウトプットを高速で回すサイクル学習 ・無制限の質問制度 | 74,800円 |
クレアール | 「中長期の受験勉強を考える人に最適な講座」 ・2年分の学習カリキュラムで今年と来年の2回挑戦が可能 ・1年目に合格した場合は2年目の受講料返金 ・定着を図る「パラレル学習法」で高速インプット&アウトプット | ・65,824円 ・27,800円 ・19,800円 |
TAC | 「74.3%の合格率と戦略的カリキュラム」 ・学習の様子や教材を無料で公開する安心感 ・豊富な学習コースで自身にあったものを選べる ・合格率70%、過去10年間毎年900名以上の合格者を輩出する実績 | ・132,000円 ・165,000円 |
日建学院 | 「豊富なサービスから最適なコースを選べる」 ・令和5年度の合格者数2500名超え ・過去40年間の受験データをもとにしたオリジナル教材 ・質疑専門アドバイザー ・アニメーションやイラスト、CGを駆使したわかりやすい教材 | ・55,000円 ・132,000円 ・198,000円 ・253,000円 ・308,000円 |
キャリカレ | 「長期間のサポートでキャリア形成を狙える」 ・不合格の場合、全額返金制度あり ・合格の場合は、2講座目が無料 ・1年間の長期サポート ・キャリア支援サポート | ・76,800円 |
アガルート│人気と実績のある講座を選ぶなら!
アガルートは、宅建の通信講座として実績と人気が上昇中の講座です。
過去3年間で受講者数が6.18倍に増加しており、令和5年度の合格率は64.8%(全国平均の3.77倍)となっています。
特に学習の進め方やフォロー体制に定評があり、以下のように充実したサポートが受けられます。
- 学習導入オリエンテーション
- 学習サポーターによるスケジュール相談
- 講師に直接質問できる「質問制度」
- 毎月1回のホームルーム
今ならアウトレットセールで10%割引があり、条件を満たせば最大20%割引で講座を受講できます。
受講者数の増加や合格実績を着実に伸ばしている様子から、今後もサービスのクオリティやサポート体制などをさらに整えていくと予想できます。
高い実績と人気の講座で、充実したサポートを受けながら合格を狙うなら、アガルートアカデミーの講座を受講してみてください。
アガルートのポイント
- 令和5年度合格率64.8%(全国平均の3.77倍)
- 3年で受講者数が6.18倍に増加
- インプットとアウトプットを両立できる網羅的なカリキュラム
- 1日10分の講義で隙間時間をフル活用できる学習スタイル
- フルカラーテキストで視覚的に理解しやすい工夫
- 8段階の倍速再生で、自分の理解度やスケジュールに合わせて調整可能な音声学習
- 講師や有資格者に質問できるサービスの「KIKERUKUN」
- 重要度をランクづけした過去問集で優先順位をつけた効率的な学習が可能
基本情報
公式サイト | https://www.agaroot.jp/takken |
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受講費用・講座 | ・入門総合カリキュラム/ライト:54,780円〜 ・入門総合カリキュラム/フル:107,800円〜 |
各種キャンペーン・制度 | 2025年度宅建試験に合格した場合「Amazonギフト券1万円分」か「講座費用全額返金」の合格特典あり |
合格実績・合格率 | 「入門総合カリキュラム」:合格率60.3% 「演習総合カリキュラム」:合格率74.2% |
アガルートの口コミや評判
必要以上に情報がなく、試験に出るところのみ記載されていることが、かえってメモもたくさん出来て私は見やすくて気に入って使用していました。
アガルートの講義とテキストは無駄を省き、とにかく試験に出ること、合格するために必要なことしか記載されていないので、早い段階から自分が試験日までにどこで何を覚えれば良いか?が知れることは、心の安定、モチベーションキープに必要なことでした。
引用元:入門総合カリキュラム(フル・ライト)受講者の声
小林講師の楽しく分かりやすく、たまに面白いお話もされていて、取っ付きやすい上手な教え方に、宅建初心者でも楽しく勉強をすることができました。
引用元:入門総合カリキュラム(フル・ライト)受講者の声
2025年度に受験する場合
2025年度の受験を考える場合は「入門総合カリキュラム」か「演習総合カリキュラム」のどちらかで、短期間でコンパクトに学習する「ライト」コースを選びましょう。
公式サイトに記載されている、講座の選び方に沿って、学習経験や実務経験の有無、試験での点数などをもとに、選択してください。
2025年度以降に受講する場合
2024年度以降の受験を考える場合は、自身の学習状況を基準にして「入門総合カリキュラム」か「演習総合カリキュラム」かを選択しましょう。また、おすすめは「フル」コースです。受験まで時間があるため、コンパクトな学習コースの「ライト」ではなく、じっくり学習できる「フル」を選ぶ方が良いでしょう。
フォーサイト│優れた実績と効率的な学習で最速の合格を狙うなら!
フォーサイトは、合格率76.1%(全国平均の4.42倍)の実績を誇り、累計受講者数87,520人と確実な実績を持つ講座です。20年以上の指導歴と8万人以上を指導してきた実績を持つ豊富な経験を持つ講師も在籍しているため、信頼のおける講座です。
最短3ヶ月で合格するための学習スタイルとして「合格点主義」を掲げ、本来は6ヶ月程度(300時間以上)確保するべき学習時間が200時間でも合格を目指せるカリキュラムになっています。
eラーニング「ManaBun(マナブン)」では、学習データをもとに受講生オリジナルの問題演習に取り組めます。さらに、自分の生活スタイルに合わせて自動で学習スケジュールを設計してくれる機能もあるため、徹底的に効率的な隙間学習が可能です。
高い実績と効率的な学習で短期合格を狙うなら、フォーサイトを利用してみましょう。
フォーサイトのポイント
- 合格率76.1%(全国平均の4.42倍)*全国平均合格率17.2%
- 累計受講者数87,777名(9月19日時点)
- 合格点主義だから短期間での合格も狙えるカリキュラム(最短3ヶ月で合格)
- イラストや図解などで理解度を上げるフルカラーテキスト(受講者満足度91%)
- 資料請求した方に限り10,000円割引クーポン
- 教育訓練給付制度で受講料の20%が支給される
さらに、フォーサイトは資料請求した方に限り、10,000円の割引クーポン発行や教育訓練給付制度で受講料の20%を支給されるなどのお得なサポートもあります。
基礎の定着から実践対策までフルパッケージで迷うことなく確実に学習するなら、これらの割引を活用してバリューセットの受講がおすすめです。
基本情報
公式サイト | https://www.foresight.jp/takken/ |
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受講費用・講座 | 「2025年度受験」 バリューセット1:59,800円 バリューセット2:64,800円 バリューセット3:69,800円〜 再チャレンジセット:52,800円 「2025年度受験」 科目別答練講座:21,800円 直前対策講座:10,800円〜16,800円 |
各種キャンペーン・制度 | ・全額返金保証(不合格で条件を満たした場合) ・資料請求で10,000円割引クーポン |
合格実績・合格率 | 2023年度合格率76.1%(全国平均の4.42倍) 2023年度合格者721名(自社アンケート結果) |
フォーサイトの口コミや評判
フォーサイトを選んだ理由としては、まず高い合格率に惹かれました。資料請求をしてテキストを実際に見るととてもシンプルで見やすくまとまっていたので、これなら初学者の私でも何とかできるかなと思って決めました。
引用元:フォーサイト合格者インタビュー
ManaBunはスキマ時間や場所を選ばずに勉強できる点がかなりおすすめです。
子どもがまだ小さいので、まとまった学習時間が取りづらかったのですが、移動時間や家事のスキマ時間にちょっとManaBunを開いて一問一答演習をささっとできるところがすごく良かったです。
また、コンテンツが充実している点も気に入っています。
引用元:フォーサイト合格者インタビュー
2024年度に受験する場合
2024年度の受験を考えるなら「宅地建物取引士 スピード合格講座2024年試験対策講座」がおすすめです。直前の対策として、数多くの問題演習を通して試験当日までにやらなければならない点を整理できます。
しかし、初学者で今年度は全く学習していない人は、基礎知識が定着していないため、おすすめはできません。教材の発送時期も少し時差があるため、合格率が低い中での受験になります。
これまでに学習してきた方や、過去に受験歴や実務経験のある人は、直前の追い込みとして検討しても良いでしょう。
2024年度以降に受講する場合
2025年度の受験を考える方は、急ぐ必要はないので、自分の学習経験や定着率によって最適なものを選びましょう。
初学者の方は初学者コースの「バリューセット」、学習経験者は「再チャレンジセット」を選択して、着実なレベルアップを目指してください。
ユーキャン│有名講座で安心のサービスを受けるなら!
ユーキャンは資格学習で知名度のある有名講座です。過去10年間の合格者数は14,861人と実績もあるため、信頼できる講座といえるでしょう。
学習スケジュールを自動で作成できるサービスや、全7回の添削、1日3問まで質問できるサポート体制などもついているため、自分自身で学習しながら、要所で制度をうまく活用できる人には向いているでしょう。
教育訓練給付制度に適応しており、講座受講料も63,680円(分割の場合は3,980×16回)とお手頃な価格です。
講座受講生の約7割が初学者であることから、宅建受験や試験対策講座の受講が初めての人にとっては、ハードルが比較的低い講座と考えられます。
基本情報
公式サイト | https://www.u-can.co.jp/%E5%AE%85%E5%BB%BA/ |
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受講費用・講座 | 宅地建物取引士講座:63,000円(分割の場合は3,980×16回) |
各種キャンペーン・制度 | 教育訓練給付制度 |
合格実績・合格率 | 過去10年間の合格者数は14,861人 |
ユーキャンの口コミや評判
1年目は行政書士、2年目は社会保険労務士、3年目は宅建士を受検したのですが、すべてユーキャンの講座で勉強しました。どの講座も大変わかりやすく、初学者には絶対にオススメです!ユーキャンのカリキュラム通りに学習を進めていくことで、着実に力がついていくのを実感できましたね。
引用元:ユーキャン合格者の声
テキストはわかりやすく、動画を視聴することでさらに理解度が増しました。わからない箇所はメールで講師の先生に質問できて、翌日には返事が来たのでスムーズに学習することができましたね。
先生からのアドバイス通りテキストを6周読み込みました。そして私の場合は暗記学習は試験の3日前から行いました。先にテキストを6周しておいたので、大まかな部分は頭に入っており細かく暗記する箇所は意外と少なかったと思います。
講師の先生の励ましと親身に質問に回答していただいたおかげであきらめることなくやり遂げられたと思います。本当にありがとうございました!
引用元:ユーキャン合格者の声
2025年度に受験する場合
来年度の受験を考える方は、ユーキャンの講座がおすすめ。ユーキャンの宅建講座は、6ヶ月の学習期間でじっくり無理のないペースを基本とします。そのため、来年度の試験までに十分対策ができます。
仕事が忙しい方でも、無理なく学習を進められる期間なので、計画的に学習しましょう。
2025年度以降に受験する場合
来年度以降の受験を検討する場合は、ユーキャンの講座受講に限らず、多くの講座を再検討しましょう。すぐに来年以降に向けて受験対策をするなら、スタディングかクレアールがおすすめです。
来年度に向けての準備を今の段階でしないのであれば、2025年度の受験対策講座が出そろう来春~夏の時期を待つとよいでしょう。
スタディング│圧倒的な低価格で3ヶ月以内の合格を狙うなら!
スタディングは、低価格で基礎から実践までを網羅した動画講義スタイルの宅建講座です。1動画5分から受けられるカリキュラムはスキマ時間での学習に最適で、通勤中や日常生活の中で手軽に知識をインプットできます。
手軽に自分のペースで学習できるスタイルは受講者からも人気が高く、学習満足度は92.8%、続けやすさ実感度94.2%というデータも出ています。
また、最高価格が24,800円という圧倒的な低価格と最速3ヶ月程度での合格を狙える充実した教材も魅力です。
ただし、コースによっては、対策できる内容や模試を受ける代金が別途かかり、サポート体制も他の教材と比べると手薄な点があります。
忙しい中でも自分で計画的に学習を進められる人にとっては、必要な教材をコスパよく手に入れられるのでおすすめです。
基本情報
公式サイト | https://studying.jp/takken/ |
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受講費用・講座 | 【宅建士2025年度版コース】 ・ミニマム:14,960円 ・スタンダード:19,800円 ・コンプリート:24,800円 |
各種キャンペーン・制度 | ・更新割引コースあり(過去に受講した経験がある場合、各コース割引あり) ・無料登録で10%OFFのクーポン |
合格実績・合格率 | 3年連続合格者増加中 ・2021年:697人 ・2022年:859人 ・2023年:1085人 |
スタディングの口コミや評判
初学で、試験まで3ヶ月の時に勉強を始めました。紙テキストは使用せず、スタディングで基礎、過去問をやり、市販の模試を最後にやりました。子育て中なので、朝4時から3時間日中時間を見つけてはスキマ時間で勉強しました。スタディングのAIスコアで点が伸びていくのがとても励みになりました。合格してホッとしています。
引用元:スタディング合格者の声
集中力が続かない人間のため、まとまった勉強が苦手でしたが、STUDYingで通勤時間や昼休みの時間に少しずつ勉強を行い、8月から2ヶ月半の勉強で無事一発合格を果たすことが出来ました。
引用元:スタディング合格者の声
2024年度に受験する場合
今年度の受験を考えている方は、自身の学習状況を振り返ってみましょう。初学者の方は、残り日数(2ヶ月弱)で300時間以上確保できる場合で「宅建士2024 + 2025年度版コース コンプリートプラン」を選ぶとよいでしょう。
他社の講座より価格を抑えながら、短期間の学習で合格を狙えるでしょう。さらに来年度の対策も兼ねているので、今年のチャレンジを翌年への経験として繋げられます。
2024年度以降に受講する場合
2024年度以降に受験する場合は、自身の学習状況に応じてコースを選び、必要な学習時間を想定して適切な時期に受講しましょう。
普段の生活で忙しくて時間が取れない場合は、早めの受講(試験の6ヶ月前)を検討したり、スキマ時間を活用してください。
スタディングの動画講義なら、1動画5分から見られるので、コツコツと自分のペースで学習を進められるでしょう。
LEC│高い実績とベテラン講師による充実した受験対策を選ぶなら!
LECは合格率74.4%の高い実績と、宅建士指導歴20年以上のベテラン講師による講義が魅力の講座です。
短期学習から長期的な学習、直前の対策、再受験といった幅広い形式の講座を揃えているため、自分の希望や状況にあったものを選べます。
さらに、最大40%の割引やお試しWeb受講で事前に講座の体験を受けられるため、価格や受講するハードルを下げられる点も安心です。
しかし、宅建講座としての価格は比較的高額なため、どの講座を受けるのかを慎重に検討するべきでしょう。学習と試験対策の全てを一つの講座で完結させ、長期的に取り組みたい方にはおすすめの講座です。
お試しWeb受講や口コミなどを参考にして、検討してみてください。
LECのポイント
- 合格率74.4%(令和5年度)
- 宅建士指導歴20年以上のベテラン講師による講義
- 38年間宅建受験指導に携わってきた経験と実績
- 通信講座の中では、15万円以上するため高額
- お試しWeb受講で事前に体験できるので安心
- お得な早期申し込み割引で10%OFF
- 最大40%の割引クーポンがもらえる
- 宅建本試験の問題を的中させる分析・出題傾向の把握能力に長けている
基本情報
公式サイト | https://www.lec-jp.com/takken/ |
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受講費用・講座 | 【初学者向け講座】 プレミアム合格フルコース(8ヶ月〜11ヶ月):176,000円〜 パーフェクト合格フルコース(8ヶ月〜11ヶ月):143,000円〜 スキマ時間で宅建合格Webコース(7ヶ月程度):78,000円 プレミアム合格フルコース(8〜11ヶ月):165,000円〜 パーフェクト合格フルコース(5〜8ヶ月):137,500円〜 【学習経験者向け講座】 再チャレンジ合格フルコース(8〜11ヶ月):159,500円〜 |
各種キャンペーン・制度 | 受験相談説明会当日申込割引:3,000〜5,000円 早期申し込み割引(11月30日まで):20% 再受講・宅建試験再受験者割引:最大40%OFF(2024年10月19日まで) 他社のりかえ割引:最大25%OFF |
合格実績・合格率 | 2023年度合格率:74.4%(一般合格率の4.3倍) |
LECの口コミや評判
個人的には、LECの教材は良かったです。分かりやすくまとまっており、テキストと問題集もリンクしてあるので、理解しやすかったです。隅々まで考えられている気がしました。オンラインでの授業も提供されており、忙しくて授業に出ることが出来なかったという時は、そちらを受けることも可能でしたので良かったと思います
引用元:LEC合格体験記
過去問を2~3周すればわかりますが、友次先生のテキストは必要なことだけがコンパクトにまとめられています。なので、無駄なく効率的な勉強ができました。また、テキストとセットの問題集も、やはり要点だけが端的に図表も使って示されていて、宅建初学者の私にとっては理解しやすかったです。
引用元:LEC合格体験記
2025年度に受験する場合
2025年度に受験する場合は「スキマ時間で宅建合格Webコース」がおすすめです。本試験前の最終準備として、知識の総仕上げと直前の得点力アップを狙えます。
試験によく出る問題に絞って得点力を高めながら「究極のポイント300攻略講座」で大量の知識を確認できます。
しかし、こちらの講座も初学者にはおすすめできず、これまで学習してきた基盤のある方におすすめです。
2025年度以降に受講する場合
2025年度以降に受験する場合は、試験日までゆとりがあるため、じっくり学習できて自身のペースで取り組める講座がおすすめです。
LECの場合は、「プレミアム合格フルコース」がおすすめです。2025年度試験対応版のコースで、じっくり時間をかけて学習できます。
ヒューマンアカデミー│超効率的な学習と着実なスケジューリングで一発合格を狙うなら
単元ごとに何を学ぶのかを明確にしたカリキュラムで、1回の講義を30分で完結するため、短い時間で着実に知識を定着させられます。
また、「基本講義」と「実力アップ演習講義」を細かく行い、インプットとアウトプットのサイクルを高速で回していきます。
そのほか、動画講義を自分の好きなタイミングで見られるため、隙間時間を活用して効率よく学習できる点もポイントです。
指導歴20年以上のベテラン講師や無制限の質問制度もあるため、安心して学習のサポートも受けられます。
基本情報
公式サイト | https://haec.athuman.com/shop/g/g1232T037/ |
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受講費用・講座 | 宅建士【安心合格】講座:74,800円 |
各種キャンペーン・制度 | 開業・副業サポート無料 オンラインセミナー開催 |
合格実績・合格率 | – |
2025年度に受験する場合
ヒューマンアカデミーの講座は、受講期間が10ヶ月ほどを想定しているため、来年の受験に向けて利用できます。
費用も低価格なため、無理なく始められるでしょう。
さらにお得に学習をしたい方は、スタディング宅建士講座がおすすめです。2025年度試験対応版のコースで、月々1,347円から学習を進められます。
基礎から直前の対策まで揃っているため、自分のペースで低価格から学習できます。
2025年度以降に受講する場合
2025年度以降の受験を考えるなら、宅建士【安心合格】講座や他の2025年度に対応した講座を選びましょう。
クレアールであれば、2026年度までの学習期間を得られます。
1年で合格を目指すならヒューマンアカデミー、2年ほどでじっくり合格に向けて学習をしたい方はクレアールと、目指す試験日によって選んでください。
クレアール│コスパよく中長期の受験勉強を考えている人なら
クレアールは、コスパよく中長期で受験勉強できる宅建通信講座です。
クレアール独自のセーフティコースは、2年分の学習カリキュラムで、今年の合格を狙いつつ、万が一に備えて来年度の受験対策に取り組めます。
通常なら1年目に不合格の時点で、2年目の料金を支払うため2倍の費用がかかるものです。しかし、セーフティコースは、元の金額を低く設定した上で、1年目に合格した場合は未受講分の費用が返金され、合格お祝いとして8,000円も贈呈されます。
そのため、早めの受験対策でも、試験日が近づいてからの受講でも安心してチャレンジできる点が大きな魅力です。
さらに、基本講座を2単元進むごとに実力アップ演習講義で演習を行う「パラレル学習法」で、インプットとアウトプットを高速で回します。
その結果、知識の定着スピードを早めて、短期間での得点UPが期待できます。少し遅いタイミングからの受講でもチャレンジできる安心感とコスパの良さは大きな魅力です。
今からでも受講が間に合うか悩んでいる人は、クレアールで安全に挑戦と実力アップを狙いましょう。
基本情報
公式サイト | https://www.crear-ac.co.jp/takken/ |
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受講費用・講座 | 25・26年合格目標 完全合格セーフティコース:65,824円~ 2025年合格目標 完全合格パーフェクト/バリューコース:27,800円~ 2025年合格目標 クレタス:19,800円~ |
各種キャンペーン・制度 | 合格者お祝い金制度 教育訓練給付制度 |
合格実績・合格率 | – |
クレアールの口コミや評判
サクセスコースにて6月から勉強を始めましたが、氷見先生の講義がとても聴きやすく、法改正のことも背景を踏まえて説明してくれるので、初心者の私でも理解することができました。また、質問も事務局にて無料・回数制限なしで受け付けてくれるので大変ありがたかったです。私も二度程利用しましたが、スタッフの方が分かり易く回答してくださり感謝しております。
引用元:2023年合格者の声
いざ講義を受けてみると、氷見先生の講義がとても聞きやすく、また、法律のことも背景を踏まえながら話をしてくれるので、サクサク学習が進みました。語呂合わせも教えてくれるので、独学では文面そのまま覚えていたことも、効率的に覚えられたので、宅建士の内容の理解が深まりました。また、独学だったら理解に時間がかかっていた分野も1〜2講義で理解できる内容になっており、毎日達成感を感じながら学習を進めることができました。
引用元:2023年合格者の声
2025年度に受験する場合
1年ほど学習期間がありますが、初学者は2年分の学習期間を得られ、返金制度が付いているセーフティーコースを選ぶのがおすすめ。「25・26年合格目標 完全合格セーフティコース」は、2025年の試験で万が一不合格でも、翌年の試験を受けるまで受講できます。
さらに、2025年度の試験で合格した場合は、未受講分の受講料を返金してもらえるため、費用負担を大幅に減らせます。初学者で、試験に合格できるか不安な方はセーフティコースを利用してみてください。
2025年度以降に受験する場合
2025年度以降に受験する場合は、早めに対策を始めたいか、来年度から受講して本格的に対策していきたいかを考えましょう。
今年度から早めの対策をしたいなら「25・26年合格目標 完全合格セーフティコース」でじっくりと学ぶことをおすすめします。
TAC│合格率74.3%の実績と戦略的カリキュラムで短期合格を狙うなら!
TACは合格率74.3%、累計合格者数11882人の高い実績に加え、多彩なコースに効率的な学習方法を持つ講座です。
合格点数を獲得するために、徹底して絞り込んだ学習内容に、インプットとアウトプット、実践形式のテストを効果的に回す学習方法は、学習内容の定着を促します。
また、無料で学習の様子を動画公開していたり、教材の中身を見せた解説もHPで公開したりするなど、講座受講の前に確認できる点も安心です。
さらに、複数の割引制度や講師に直接質問できるサポート制度など、より安心して学習できる制度も充実しています。
通信講座で危険なのは、高い費用を払った後に自分に合わないと気づいて長期間の学習が捗らないことです。その点、上記のように事前に講座内容を確認できるのは、安心できる十分な材料になるでしょう。
高い実績を持つ講座の中で、自分に適したものを選び、安心して学習を進めるなら、TACの受講を検討してみてください。
基本情報
公式サイト | https://www.tac-school.co.jp/kouza_takken/takken_style.html |
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受講費用・講座 | ・総合本科生SPlus:165,000円~ ・総合本科生S:132,000円~ |
各種キャンペーン・制度 | ・一般教育訓練給付制度(受講料20%支給) ・各コースにクーポンが付いている(5,000円~) ・受験経験者割引制度 ・宅建業従業者割引制度 |
合格実績・合格率 | ・合格率74.3% ・累計合格者数11,882名 ・2013年から毎年900名以上の合格者を輩出 |
TACの口コミや評判
教科書は単元の順番が良かったと思います。民法でいう債務不履行や売主の担保責任、不法行為など続けて勉強したいところが並んでいたので勉強しやすかったです。1回目の受験の時は別の資格学校でしたが、新しい単元に入る際に「これどういう内容だっけ?」ということがあったためTACにはそれがあまり無かった印象です。
引用元:TAC合格者の声
今回が初めての通信学習でした。webフォローについて、はじめは自分のわからない要点を文章に表現することができるか不安でしたが、ちゃんと「何が分かってないのか」汲み取って返事を貰えていたのでとても効率的に学習を進めることができました。お返事も早かったです。また、通信はどうしても孤独になりがちですが、月1のオンラインホームルームのおかけで「みんなも頑張ってるんだ」と気を引き締めることもできました。その際の質問にも1つ1つ丁寧に答えて下さって、心強かったです。
引用元:TAC合格者の声
2025年度に受験する場合
来年度の受験を考える場合は、2025年1月〜4月開講の「総合本科生S」コースを受講しましょう。法律の学習が初めての方でも、基礎から丁寧にインプットできる講座なので不安なく学習を進められます。一般教育訓練給付制度も活用できるため、定価よりも約20%安く受けられます。
2024年11月現在は、早割キャンペーンを行っているのでお得に受講が可能です。
2025年度以降に受験する場合
来年度以降に受験する場合は、「総合本科生SPlus」がおすすめです。インプットとアウトプット両方ができ、じっくり次の試験まで学習ができます。
日建学院│豊富なサービスから自分に最適なコースを選びたいなら!
日建学院の宅建講座は、豊富なコースから自身にあったものを選べるのが魅力です。早めのスタートを切りたい方でも、直前の対策だけを行いたい方にも対応しています。
令和5年度の合格者は2,500人を超えるほどの確かな実績を持っています。その実績を支えるのは、過去40年間の受験データをもとに徹底的な分析を行って作成したオリジナル教材や、質疑専門のアドバイザーをつけるなどのフォロー体制です。
また、学習教材にはアニメーションやイラスト、CGなどの視覚的に理解しやすい工夫もされており、わかりやすさを追求している点もポイントです。
自分にあったコースをじっくり選んで受講を決めたい方は、日建学院を検討しましょう。
基本情報
公式サイト | https://www.ksknet.co.jp/nikken/guidance/housing/index.aspx |
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受講費用・講座 | ・スーパー本科コース:308,000円〜 ・本科コース:253,000円〜 ・本科Webコース:253,000円〜 ・短期集中コース:198,000円〜 ・短期集中Webコース:198,000円〜 ・直前対策コース:132,000円〜 ・直前攻略コース:55,000円 |
各種キャンペーン・制度 | 一般教育訓練給付制度 |
合格実績・合格率 | 2023年度合格者数2,554名 直近10年間の累計合格者数29,331名 |
日建学院の口コミや評判
始めは問題集を解き、間違えたところをテキストで確認して繰り返し解きました。問題集や過去問をやりこむと、パターンや絶対に間違えてはいけない問題が分かってくるようになるので、試験対策の問題を繰り返し取り組みました。過去問は知識と解答スピードが付いたので良かったと思います。
引用元:日建学院合格者の声
映像講義を自宅などで繰り返し観ることが出来たのが良かったです。大学にも個人で学べる環境があったので、そこで何度も観て復習していました。 大学の課題や他のことで忙しく、諦めそうになることもありましたが、担当の方が頻繁に連絡をくれたので「まだ頑張らないといけないな」という気持ちになりました(笑) 性格的に誰かに引っ張ってもらった方が頑張れると思うので、独学だったら諦めてしまっていたかなと思います。
引用元:日建学院合格者の声
2025年度に受験する場合
来年度の受験を考える場合は「スーパー本科コース」か「直前攻略コース」のどちらかがおすすめです。早期対策講座や要点解説講座など、初心者でも学べる講座が豊富に組み込まれています。
来年度まで1年ほどあるので、試験まで万全の準備で臨みたい方は、「スーパー本科コース」か「本科コース」を選びましょう。
2025年度以降に受験する場合
2025年度以降の受験を考えている場合は、日建学院だけに絞らなくても良いでしょう。すでに来年に向けて学習を進めたい場合は、上記で紹介した講座がおすすめなので、他の講座と比較検討しながら選んでみてください。
キャリカレ│長期間のサポートでじっくり受験勉強に臨むなら!
キャリカレの宅建講座は、短期間での合格を狙えつつ、長期的なサポート体制のもとで安心して学習できます。
3ヶ月間の学習期間で試験対策を網羅する効率的なカリキュラムに加えて、不合格の場合は全額返金制度がついています。合格だった場合は2講座目が無料になるので、新たなジャンルの学習にも役立つでしょう。
令和4年度の宅建合格率は、39.8%と他の講座に比べると実績としては低いですが、合格者からの声は決して悪くないため、いかにスケジュール通りに学習できるかが鍵です。
1年間の長期サポートやキャリア支援サポートもついているため、資格を取るだけでなく、キャリアを見据えて学習に取り組める点も魅力でしょう。
さらに、今なら決算キャンペーンのため9月18日までハガキ申し込みに限り、受講料が48%OFFになります。
お得に学習しながら、先のキャリアを見据えて長期的なサポートを求める場合は、キャリカレを検討してみてください。
基本情報
公式サイト | https://www.c-c-j.com/course/status/takken/rn/ |
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受講費用・講座 | 宅地建物取引士合格指導講座:76,800円〜 |
各種キャンペーン・制度 | 不合格の場合、受講料全額返金 |
合格実績・合格率 | 令和4年度の合格率は38.9% |
キャリカレの口コミや評判
学習内容語が試験に役立ちました。テキストや、動画講座の講師の方の説明がとてもわかりやすく、読むだけでは理解できないところも、スクールに通っているように、学ぶことができました。また、質問への回答も早かったので、助かりました。
引用元:キャリカレ合格者の声
キャリカレでは、自分のペースでゆっくり学べるので、焦ることなく着実に進めることができます。分からないことがあれば添削でも助けてくれますので、何回でも頼って分かるまでサポートしてもらうことが合格への近道です。
引用元:キャリカレ合格者の声
2025年度に受験する場合
2025年度に受験する場合は、キャリカレの講座がおすすめです。他の講座に比べて、費用がリーズナブルなので、経済的な負担を減らしながら宅建士を目指せるでしょう。
他の講座とも比較し、自分に合った通信講座を選んでください。
また、受講料をお得にしたい方は、キャリカレのように全額返金保証がついた講座を利用すると受講料が返ってきます。不合格でも、次の年に試験を受ける学習費として使用できるので、安心して試験に臨めるでしょう。
2025年度以降に受験する場合
2025年度以降に受験する場合は、現段階では別の講座も考えて良いでしょう。今から急いで受講しなければならない理由はありません。
しかし、早めに対策をしたい方は、キャリカレの受講を検討してみてください。忙しい方であれば、毎日少ない時間でも対策ができるので、十分な学習時間が確保できます。
宅建通信講座の失敗しない選び方は?4つのポイントは見逃せない
宅建の通信講座は数多く、それぞれに特徴があるため、どの講座を選ぶべきか迷う人もいるでしょう。ここでは、宅建通信講座を選ぶ際のポイントを以下の4つにまとめて解説します。
自分自身が講座に何を求めるのかを明確にしたうえで、優先順位をつけながら比較検討してみてください。
1.受験予定年度で選ぶ
宅建の通信講座を選ぶ際は、まず自身の受験予定日から考えましょう。まず、宅建の試験対策には、およそ3ヶ月以上(300時間程度)の学習時間が必要です。そのため、試験当日まで残り3ヶ月を切っていて、これまでの学習経験や実務経験がない場合は、翌年の受験を考えるのが無難です。
しかし、過去の経験や知識が定着している場合は、最短での合格を狙うスピードコースを選ぶのも良いでしょう。
今年の受験はあくまでチャレンジとし、本番を来年度に考える場合は、長期的なサポートやカリキュラムが組まれた講座を選ぶのがおすすめです。
最初に必ず試験予定日を決めてから、講座を選ぶようにしましょう。
今年度に短期間での合格を狙うなら
今年度に受験して短期間での合格を狙うなら、以下のサービスがおすすめです。
それぞれ、最速での合格を狙う直前の対策を行っています。今年度は残り2ヶ月程度しかないため、これまでに学習していることが前提ですが、短期間での追い込みを効果的に進められるでしょう。
今年度挑戦しながら来年度の受験も考えるなら
今年度挑戦しながら、来年度の受験を考えるなら、クレアール「2024年・2025年合格目標完全合格セーフティコース」がおすすめです。今年度に学習をスタートさせ、本番を体験しながら来年度に向けた早めの受験対策が可能です。
また、独学で費用を抑えたりスキマ時間を活用したりして、試験対策を進めるならスタディングがおすすめです。圧倒的な低価格で、隙間時間を活用した超効率的な学習スタイルが人気です。
自分自身で学習できる自信がある場合は、ピッタリの講座でしょう。
2.料金で選ぶ
宅建試験の通信講座は、低価格のものから高額なものまで多岐に渡ります。その中で自分に最適な内容を軸に選ぶだけではなく、金額面で検討することも重要でしょう。
ここでは、2種類の選び方をお伝えします。
できるだけ低い価格の講座を選ぶ
試験対策をする上で、できるだけ費用を抑えたい方には、スタディングの通信講座がおすすめです。サポート体制や過去の実績などは薄い部分がありますが、圧倒的な低価格で必要な学習を網羅している教材といえます。
独学で着実に学習を進められる人に向いています。
他にも、キャリカレの「宅地建物取引士合格指導講座」もおすすめです。1年間のサポートやキャリア支援といった、長期的に自身のキャリアを形成するための支援を受けられます。本来の価格は768,00円ですが、9月18日までにハガキでの申し込みをすれば、48%OFFになります。
コスパの良さで選ぶなら、このような割引の活用も視野に入れておくと良いでしょう。
幅広い料金から自分にあったものを選ぶ
金額によって、講座の内容やサポートの手厚さが異なります。そのため、金額だけで講座を決めるのはおすすめできません。
できる限り、自分が求める学習内容やサポート体制を確保しつつ、費用も抑えられるものがないかじっくり検討しましょう。
豊富な学習コースの中から選べる講座は、日建学院とTACです。受講期間や知識の定着具合、受講目的に応じて、豊富なコースの中から最適なものを選べます。
一つの講座だけを見たり、金額だけで選んだりするのではなく、幅広く講座の内容と費用を見てから比較して決めましょう。
3.サポート体制で選ぶ
宅建の試験対策は、相場として300時間以上の学習時間が必要といわれています。しかし、社会人になってから毎日学習時間を確保するのは困難です。
総務省統計局が令和3年に実施した「社会生活基本調査」によると、日本の社会人の学習平均時間は13分とされています。
実態として、300時間以上の学習時間を確保しながら、長期間継続して受験勉強に取り組むためには、サポート体制が重要です。
質問制度や添削サポート、モチベーションを保つための教材の工夫、講師や他の受講者と関わりを持てるなど、さまざまなサポートを設けている講座があります。
自分自身がモチベーションを保ちながら、学習の質を高められるサポート内容を考え、最適な講座を選びましょう。
4.実績で選ぶ
宅建講座を選ぶ際、実績は重要な要素です。講座を信頼できるかどうかは、学習に取り組む姿勢に繋がります。
宅建講座の実績は、主に次の2つを見ると良いでしょう。
- 合格率・合格者数
- 業界での経験年数
それぞれ具体的に解説します。
合格率・合格者数で選ぶ
まず、講座の合格率と合格者数を見る際は、単年だけで見るのではなく、長期的に見るのがおすすめです。
長期的に継続して合格実績を出している講座の方が、学習カリキュラムや指導方法に再現性があります。
また、累計の受講者数もポイントです。人気のある講座は、実績や信頼性の高さから受講者数が増える傾向にあります。
具体的には、以下の講座が信頼できる合格実績を持っています。
- アガルート:令和5年度合格率64.8%、過去3年間で受講者数6.18倍に増加
- フォーサイト:合格率76.1%、累計受講者数87,520人
- LEC:合格率74.4%
- TAC:合格率74.3%、過去10年間で毎年900人の合格者を輩出
サポート制度や金額で検討した結果、決めきれない場合は、再現性や信頼性を表す合格実績で決めると良いでしょう。
業界での経験年数で選ぶ
業界での経験年数も重要なポイントです。長く業界に精通している講師が在籍する講座は、受験に関するテクニックや知見を数多く持っています。
実際に、講座内で受講者しか得られない問題予想や出題傾向を教えてもらえる場合も多数あります。
本記事で紹介した中では、以下の講座がおすすめです。
- LEC:宅建士指導歴20年以上のベテラン在籍
- 日建学院:過去40年間の受験データを基に作成したオリジナル教材
経験年数を1番の基準に決める必要はありません。しかし、検討する際の材料としては知っておくと良いでしょう。
宅建資格は独学よりも講座受講がおすすめ
宅建資格の受験を独学でも可能か考える人は一定数います。しかし、結論として独学はおすすめしません。宅建の合格率平均は、昨年の令和5年度が17.2%、過去10年間の宅建資格試験の平均合格率は約16.46%です。
これに対して、上記で紹介した講座の中には、受講者の合格率が60〜70%台を出しているものが複数あります。
宅建資格の受験は年に一度しかないため、確実に合格する手段を利用しなければ、自分自身の時間を失ってしまいます。
300時間程度の学習時間が必要とされる宅建の受験を独学で進めた場合、講座で効率的に学んだ人との実力差は大きくなるでしょう。
独学で学習する理由が金額面であるなら、コスパの良いスタディングや、合格者特典で返金制度のある講座などを受講することをおすすめします。
宅建通信講座で受験勉強する際のポイントはどんな所?
宅建通信講座で受験勉強を始める際は、押さえておきたいポイントがあります。
通信講座を受講する方は、教室に通いにくいライフスタイルや事情を持っていたり、まとまった時間を確保しにくい職業だったりする場合があるでしょう。
そのため、効率よく学習するために、以下のポイントを押さえてください。
- 受験スケジュールを設定する
- 出題の形式や傾向から対策を練る
それぞれ具体的に解説します。
目安は300時間!?受験スケジュールを大まかに設定し、学習時間を事前に確保する!
宅建の受験勉強は、中長期的に取り組む必要があります。相場の学習時間である300時間を確保するためには、以下のようなパターンがあります。
1日1時間の場合:300日(10ヶ月)
1日2時間の場合:150日(5ヶ月)
1日3時間の場合:100日(3ヶ月〜)
1日に取れる学習時間や知識の定着、学習進度は人それぞれです。確実に実行できて実現可能なスケジュール・目標を設定しましょう。
目標設定やスケジュールの設定には、SMARTの法則が有効です。
Specific……具体的な目標
Measurable……測定可能な目標
Achievable……達成可能な目標
Relevant……関連性のある目標
Time-bound……時間的な制約がある目標
学習する時間を確保することを第一優先に考え、勉強時間や取り組んだ問題数、テストの点数など、具体的に目にみえる数値に着目しましょう。試験日と必要な学習時間から逆算してスケジュールを決めてみてください。
出題の形式や傾向は過去問から十分に予測可能!しっかり対策を練る
宅建試験は、大きく分けて以下の4つに絞られます。
- 宅建業法20問
- 権利関係(民法等)14問
- 法令上の制限 8問
- 税・その他8問
これらの出題科目の中で、7割を超える点数を出すには「網羅的な学習で欠点をなくす」こと、「業法を完全に抑える」ことの2点が重要です。
特に宅建業法は20問(40%)を占めるため、合格するためには避けられません。
また、それぞれの科目の難易度や出題傾向は異なり、優先順位と学習時間をどの割合で割くべきかを考える必要もあります。宅建業法は暗記や過去問対策などで十分に対策可能です。
本記事で紹介する宅建講座10種と合格者の口コミや体験談をもとに、宅建学習方法をまとめた結果、以下のポイントに絞られました。
- 宅建業法を最初に学習し、満点を目指す
- 全体を網羅的にインプットする
- 過去問で傾向と苦手分野を把握する
- 法律用語をインプットする
- 権利関係、宅建業法を最初に学習することでほかの科目に生かす
- 答練や全国公開模試などの予想問題を受けることで最新の法改正を対策する
- 教材を3周はする
- スキマ時間を徹底的に活用する
- インプットとアウトプットを繰り返す
これらの学習方法から、特別な裏技などは存在しないとわかります。あくまでも学習時間を300時間以上確保し、権利問題や宅建業法などの知識から定着を図り、繰り返し問題や暗記に取り組むことが重要です。
そのため、基本的な学習方法やコツを抑えた上で、いかに効率的かつ専門性の高い講師やアドバイザーに指導してもらえるかが合格の鍵です。
受験合格を狙うなら、講座受講で確実なレベルアップを図るのが1番でしょう。
自分に最適な通信講座で宅建に合格しよう!
今回は、宅建の通信講座おすすめ10選を紹介しました。それぞれの講座に特徴があり、自分自身に何が最適かを決めるのは難しいでしょう。
しかし、本記事で紹介した各講座の特徴と選び方を参考に、受験予定日から考えれば自身に適した講座を見つけられます。
改めて、下記に講座の一覧表をまとめたので、確認してください。
講座名 | 講座の特徴 | 価格 |
---|---|---|
アガルート | 「人気と実績のある講座」 ・過去3年間で受講者数が6.18倍に増加 ・令和5年度の合格率64.8% ・8段階の倍速再生や講師や有資格者に質問できるKIKERUKUNなどのサポート | ・107,800円〜 ・54,780円〜 |
フォーサイト | 「優れた実績と効率的な学習」 ・合格率76.1% ・累計受講者数87,520人 ・自動学習スケジュール設計機能 | ・59,800円 ・648,00円 ・69,800円 ・52,800円 ・21,800円 ・10,800~16,800円 |
スタディング | 「圧倒的なコスパと短期合格を狙える講座」 ・1動画5分から受けられる細かな学習教材 ・受講者からの学習満足度92.8%超えの教材 ・最高2万円台の圧倒的コスパ | ・14,960円 ・19,800円 ・24,800円 |
LEC | 「高い実績とベテラン講師による充実の受験対策」 ・合格率74.4% ・宅建士指導歴20年以上のベテラン講師 ・お試し受講ができる安心感 | ・29,000~165,000円 |
ヒューマンアカデミー | 「超効率的な学習と着実なスケジューリング」 ・1単元ごとに明確な学習内容を設計したカリキュラム ・インプットとアウトプットを高速で回すサイクル学習 ・無制限の質問制度 | 74,800円 |
クレアール | 「中長期の受験勉強を考える人に最適な講座」 ・2年分の学習カリキュラムで今年と来年の2回挑戦が可能 ・1年目に合格した場合は2年目の受講料返金 ・定着を図る「パラレル学習法」で高速インプット&アウトプット | ・65,824円 ・27,800円 ・19,800円 |
TAC | 「74.3%の合格率と戦略的カリキュラム」 ・学習の様子や教材を無料で公開する安心感 ・豊富な学習コースで自身にあったものを選べる ・合格率70%、過去10年間毎年900名以上の合格者を輩出する実績 | ・132,000円 ・165,000円 |
日建学院 | 「豊富なサービスから最適なコースを選べる」 ・令和5年度の合格者数2500名超え ・過去40年間の受験データをもとにしたオリジナル教材 ・質疑専門アドバイザー ・アニメーションやイラスト、CGを駆使したわかりやすい教材 | ・55,000円 ・132,000円 ・198,000円 ・253,000円 ・308,000円 |
キャリカレ | 「長期間のサポートでキャリア形成を狙える」 ・不合格の場合、全額返金制度あり ・合格の場合は、2講座目が無料 ・1年間の長期サポート ・キャリア支援サポート | ・768,00円 |
ユーキャン | 「資格の有名講座で初めての受験にピッタリ」 ・全7回、1日3回の添削 ・質問サポート ・過去10年間で14,861人の合格者を輩出 | ・63,000円 |
宅建受験は長期的かつ継続的な学習が不可欠ですが、資格を取得できればその後のキャリアに有利に働きます。
ぜひ本記事を参考に最適な宅建講座を選び、資格取得を目指しましょう。