- ゲスト:
- 北別府学(HOME野球解説者)、金石昭人(カープOB)
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■フカボリスタジアム~田中広輔が明かした「不動の1番を外れて芽生えた思い」~
今回は、ホームテレビの番組祭り「ぽるフェス」会場から公開生放送で番組をお届けした。
まずは、カープ一筋17年の天谷選手引退の話題から!
最後となった4日の巨人戦では1番センターでスタメン出場し、守備で打席で全力プレーを見せてくれた。出演者からは、球界を震撼させた2010年のスパイダーキャッチなどの思い出と共に引退を惜しむ声が多く聞かれた。
続いては特集として田中広輔選手へのインタビューの模様をお送り!
8月18日に我々ファンを驚かせた定位置・1番ではなく7番で先発したことについては「直近の試合で三振が多かったなどはあるが、1番としての仕事はしっかりとやっていたし、そういった数字も出ていたので『何で?』という気持ちが最初に来たが、それもプロの世界なのでグッと堪えた。」「ずっと1番打者としてやってきたのでそこに対するプライドもあるし、思い入れもある。」とその時の心境を明かしてくれ、さらに「下位打線を打ったことで色々な引き出しが増えた。初球から自分が打つと思った球を振ることが大事だと改めて思った。また、バッティングコーチとも相談しながら修正をしていった。」と9月21日に1番に復帰するまでの心や取り組みの変化を語ってくれた。
スタジオでは、北別府さんが「下位打線を経験したことによって、自分本来のバッティングを思い出すなど本人にも得るものはあったと思う。」金石さんが「打順変更によって田中選手に新たなことを気付かせたのは緒方監督のファインプレー。 戻ってきたときに気持ちも入れ直しているように感じた。」と解説するなど、田中選手にとってもチームにとっても様々なきっかけや影響を与えた采配となったようだ。
これから、クライマックスシリーズを迎える我がカープにとって、短期決戦に強い田中選手は本当に頼もしい存在。ぜひとも、今回の件で増えた引き出しを使って今年もカープをけん引してほしいものだ!
田中選手は納得していると話していたが、表情を見ると悔しさもあったと感じた。
天谷さんお疲れ様でした。フロントドアにも遊びにきてください!
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■3連覇達成特別企画 ~SP対談!カープ3連覇の要因・後編~
「カープはなぜ3連覇できたのか?」をテーマにした宇治原さん×二宮清純さん×金石昭人さんの特別対談の模様の後編をお送りした。
3連覇できた要因として、「救世主フランスが出現し、泣き所だった“左リリーフ”問題が解決したこと」と「タナ・キク・マル安定の守備力」を挙げた二宮さん。特にタナ・キク・マルの守備力に関しては「カープの二遊間とセンターの三角形はヒットゾーンが一番狭い気がする」と称し、これには金石さんも「投手は投げた瞬間ヒットかアウトかが分かる。カープの二遊間はヒットの当たりでもアウトにしてくれる」といかに投手が助けられる守備力かを解説してくれた。
さらに二宮さんは、カープの外野陣にも言及。「今は外野がどこの球場も広くなっている中で野間・丸・誠也は日本最強」と称し、今まで取材してきた中でも「阪急が日本一3連覇したときの福本・蓑田・ウィリアムス」や「オリックスが1995年リーグ優勝・1996年に日本一になった際のイチロー・田口・本西」らの名を挙げてそれに匹敵する力があると解説してくれた。
そして、話題は今シーズン限りでの引退を表明した新井選手へ。
金石さんは「彼はどれだけノックをしてもどれだけ厳しくても壊れなかった。 技術は三流でも体力は一流、そして食欲は超一流!」と独特の表現で新井選手の凄さを語ってくれ、二宮さんも「これほどドラマを背負った選手は近年いない。中日の平田選手など他球団の選手も『新井選手の背中を見て僕も全力疾走しないといけないと感じた』というほど球界に影響を与えている。彼みたいな“愚直さ”は今の時代なくなっている。それは大切なこと。」と語ってくれた。
これには、宇治原さんも「僕たちみたいな仕事も愚直さは大事だし、新井さんから学ぶべきことはたくさんある」と自身も影響を受けていることを明かした。
このVTRを見て、公開生放送の会場の観客も大きな拍手が。これだけ先輩・後輩・ファンを問わず愛される新井選手のためにもぜひ日本一になって有終の美を飾ってほしいとみんなの心が1つになった今回の特集であった。
強力打撃陣はもちろん、内野や外野の守備力を考えてもカープはチームとしての完成に近づいている。新井選手には“壊れない”という才能を感じた。
宇治原さんがお寿司を食べるシーンはいらんかったと思います・・・
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■土ヒルのドア~ロザンの課外授業@オタフクソース・前編~
菅ちゃんワールド炸裂中!何でもアリの土ヒルのドア!
今回は「ロザンの課外授業inオタフクソース」の前半戦をお送りした!
まずは、「Wood Egg」というお好み焼き文化を広めるため造られたミュージアムでお好み焼きの歴史を学んでいくロザンの二人。
ナイスキャラのご案内課・丹さんの案内で「お好み焼きのルーツは奈良時代の遣唐使が伝えた煎餅であること」や「オタフクソースは大正11年創業で、米酢作りから始まったこと」など知られざる事実をどんどん吸収していった。
その後は、お好み焼きの研修センターで広島のお好み焼き用のソースと関西のお好み焼き用のソースを食べ比べるなど普段出来ない経験に、菅ちゃんと宇治原さんもとても楽しんでいたようだ。
事前アンケートを通じた従業員とのフカボリでもソースに負けないほどキャラの濃い従業員の数々に大盛り上がり!
次回の後編が楽しみとなった今回の課外授業であった。
今回は確実にお土産がありそうですね(笑)来週はまだまだキャラの濃い従業員が登場しますよ!