- ゲスト:
- 天谷宗一郎(広島東洋カープ)
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■フカボリスタジアム~天谷宗一郎が振り返るCSファイナル勝敗のポイント~
まずは、前日のカープから!
CSファイナルの戦いで見事3連勝を果たし、ジャイアンツ相手に今年のペナントレース覇者の力を見せつけ危なげなく日本シリーズ進出を決めてくれた。スタジオでは菅ちゃんの「最高で~す!」が飛び出すなどメンバーも2年ぶりの日本シリーズに向けての機運が高まっていたようだ。
続いては、メイン企画!
特別ゲストとしてお招きした天谷宗一郎さんに、CSファイナルの各試合での勝敗を分けたポイントを選手目線で振り返っていただいた。
まずは巨人の勢いを打ち砕いた第一戦から。
先発した大瀬良投手の好投や中軸の丸選手・鈴木誠也選手のHRが飛び出した試合だったが、天谷さんが注目した一つ目のポイントは『田中選手の存在感』!その理由を『試合開始直後の1回の表、巨人の先頭バッターにヒットを許した後で 田中投手がマウンドの大瀬良投手に歩みより言葉をかけていたのが“タイミングが絶妙”だった。
さらに、走塁でもガンガン仕掛けていく姿勢を見せたことが巨人にも伝わりプレッシャーをかけていたと思う』と解説してくれた。実際に試合翌日に大瀬良選手に行ったインタビューでも。『「いつも通り普通に攻めていけよ」と声をかけてもらった。声をかけてもらって一息ついて周りを見渡せて視野が広がった。あのような声かけはありがたかった。』とそのときの状況を伺うことができた。
また、天谷さんは『8回の表から守備固めで登場した上本選手の守備も大きかった。自分も経験がたくさんあるが、試合の途中から入るのはとても難しい。その中で好プレーを2つも見せたのはチームとしても大きかった。』とも語ってくれた。
続いては、日本シリーズに王手をかけた第2戦のポイント!
新井選手の同点打&菊池選手の勝ち越しHRで勝利を飾った試合だったが天谷さんが注目したのは先発のジョンソン投手の好投。特に5回表のジャイアンツ・亀井選手に対する投球時に相手が揺さぶってきたにもかかわらず落ち着いて打ち取った場面を見て状態の良さを確認できたとのことであった。
さらに、日本シリーズ進出を決めた第3戦に関してポイントにあげたのは先制点をあげた場面での野間選手!『チームバッティングで1・3塁を作るためしっかりと引っ張れていた。さらにその後ショートゴロで2塁から3塁へ進塁するなど持ち味を出せていた。』と解説をしてくれた。
このように、選手目線でチームメイトの特長や心情を踏まえた分かりやすい解説には、スタジオメンバーもカープが勝利を飾った理由に関していつも以上によく理解できた様子であった。
今回は、SPゲストの天谷さんと共にカープの強さをフカボリできた特集となった。
さすがは天谷さん!と思うような選手目線のポイント解説でとても勉強になった!
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■特別企画~愛されキャラ「天谷宗一郎のカープ人生」~
特別ゲストとしてお迎えした天谷宗一郎選手の野球人生をフカボリした。
カープに2001年のドラフト9位で入団し17年間の現役生活を常に全力で駆け抜けた天谷選手。今日まで活躍されてきたのは、野球に対する情熱や猛練習はもちろんだが番組の独自の分析によると類まれなる「愛され力」を持っていることもその理由ではないか?ということで、天谷選手の“凄まじい愛され力”を勝手に3つに分類しご本人の前で紹介した!
一つ目として紹介されたのは「チームメイトに愛される力」!とにかくチームメイトに愛された天谷さん。特に、先日の引退セレモニー後に球場のファンに挨拶する天谷さんを廣瀬コーチと菊池選手がベンチから最後まで見守っていたシーンからもチームメイトに愛されている人柄を感じることができた。
その時の心境について廣瀬コーチに伺ったところ「一緒に頑張ってきた仲間がユニホームを脱ぐということで寂しい思いがあったし、お疲れ様という気持ちもあったので“最後まで天谷のユニホーム姿を見ておきたいという思いがあった。」と明かしてくれた。
続いて、二つ目として紹介されたのは「ファンに愛される力」!
由宇球場での最後の試合となったウエスタン最終戦では、試合後多くのファンが天谷さんを待ち構え大声援を送っていた。
さらに番組では、このようにファンに愛される理由として先日の引退セレモニーのある一場面に注目。最後、グラウンドを一周しファンに挨拶していた天谷さんは、ファンが投げ込んだ花束やプレゼントを率先して全て拾っており、ときには、ベンチの上に引っかかった花束までも背伸びして受け取っていた。ご本人は「人として当然」と仰っていたが、この自然にファンを大切にする姿勢がファンから愛される理由だとスタジオメンバーは感じていたようだ。
そして最後に三つ目として紹介されたのは「ホームテレビに愛される力」!
なんと、天谷選手は我らがホームテレビと縁が深く、初打席・初HR&初お立ち台・初サヨナラ打・代名詞のスパイダーキャッチと記念すべきプレーを行った試合はすべてホームテレビの中継日だったのだ。
さらには、番組で「勝ちグセ王子」を襲名し活躍したり、プライベートではホームテレビのアナウンサーと結婚するなど数々の愛されエピソードが披露されるとご本人からは恥ずかしさと懐かしさからか大粒の汗が噴出していた。
今回は、スタジオでの天谷さんのコメントや懐かしの秘蔵映像などから天谷さんがみんなから愛される魅力を知ることができた特別企画となった。
天谷さんの人柄をよく知ることができましたよ~!
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■土ヒルのドア~あなたはどこで決断する!?引き際の美学とは?!~
菅ちゃんワールド炸裂中!何でもアリの土ヒルのドア!
今回は今シーズン限りで引退されたカープの天谷さんをお迎えし「引き際の美学」についてフカボリした!
まずは、2018年引退を発表した方のおさらいから。今年は、プロ野球界はもちろん芸能界でも大物の引退が相次いでいる1年となっているようだ。
そして、その一人ひとりに「引き際の決断」があった訳だが菅ちゃんによると引き際には「3つのパターン」があるとのこと。
それが、山口百恵さんやタカラジェンヌたちに代表される「①余力を残して」、スポーツ選手などに多い「②力を出し尽くして」、そして辞めざるを得ない状況になる「③刀折れ、矢尽きて」の3つだという。
それぞれのパターンの説明に納得を見せるスタジオメンバーだが、菅ちゃんによるとさらに「引き際を見誤る3要素」というのもあるそうで・・・それが、「お金・名誉・異性」の3つ。この人間の欲にまつわる要素が判断を鈍らせてしまうという説明に宇治原さんは深く深く頷いていた。
そして、『引き際の美学』の著者である川北義則さんには「引き際で一番大切なことはみっともないことをしないこと。清く潔く。」「引き際の美学は自分の美学。それを全うできれば一番いい。」と教えていただき最後は菅ちゃんが「芸人の最高の引き際」を発表してフィニッシュ!
今回は、誰しもにやってくる引き際について様々な観点から迫った土ヒルのドアとなった。
天谷さんの引き際は先生にお墨付きをいただいた。僕が考えた引き際を実行する日はくるのかな…(笑)