フォートナイトは全世界のプレイ人口が3億5,000万人を超える人気TPSゲームです。PC版をはじめとしてPS4版、Nintendo Switch版などさまざまなデバイスでリリースされています。
「始めた頃はビクロイできたけど最近は難しくなってきた」
「思ったようにエイムを合わせられなくてなかなか勝てない」
フォートナイトのようなTPSゲームでは、いかにエイム力を上げるかがバトルで生き残るために大切です。
本記事ではフォートナイトで初心者を脱するためのエイム力を上げるコツについて紹介します。
フォートナイトはエイム力が重要
フォートナイトなどTPSゲームではエイム力が重要であり、エイムをいかに素早く敵に合わせられるかが勝敗を左右します。
エイムはゲーム内で銃をかまえたときに相手に合わせる照準のことです。ゲーム画面では十字マーク(レティクル)で表示されます。
もうひとつの大事な要素として建築もありますが、フォートナイト初心者を脱するにはまずエイム力を鍛えるのが近道です。
ただしフォートナイトにはエイム練習専用のモードがないので、ひたすら実践をこなしてエイムの感覚を身体に覚え込ませるしかありません。
エイム力を効率良く上げるためにも、フォートナイトでの撃ち方やゲームをプレイしやすい設定を確認していきましょう。
フォートナイトのエイム力を上げる方法
フォートナイトのエイム力を上げるには、まず常にエイムが画面の中心に位置するように癖をつける必要があります。
特に初心者の方はエイムがあさっての方向を向いている場合が多く、突然敵から襲撃されても素早く対応できません。
まずはフォートナイトをプレイしてみて、自分のエイムが地面や敵の足元あたりに向いていないかを確認してみてください。
撃ち方を覚える
エイムの基本ができたら、次はフォートナイトでよく使われる撃ち方を覚えましょう。
初心者の方は敵を見つけたら接近しながらとにかく撃つという場合が多いですが、フォートナイトには以下4つの撃ち方があります。
- タップ撃ち
- フルオート撃ち
- ジャンプ撃ち
- しゃがみ撃ち
それぞれバトルシーンによってメリット・デメリットが異なるので、すべてマスターしておきましょう。
タップ撃ち
タップ撃ちはフォートナイトで基本となる撃ち方です。
射撃ボタンをタップするように1回だけ押すと、一発ずつ相手にダメージを与えられます。タップ撃ちのメリットは以下のとおりです。
- 射撃時の反動が少なくエイムがブレにくい
- 弾数を節約できる
連射したときのリコイル(反動)制御に不慣れな初心者でも、反動の影響を受けることなくエイムを合わせられます。
また弾数が少ないときに敵と遭遇してしまった際の反撃としても有効でしょう。
中距離~遠距離向けの撃ち方ですが、単発の攻撃なので相手のHPを削りきれないところがデメリットです。
フルオート撃ち
フルオート撃ちでは射撃ボタンを長押しすることで、相手への連射が可能になります。敵に当たればダメージを稼ぎやすいので、近距離で対峙するときにおすすめです。
フルオート撃ちのメリットには以下があります。
- 連射のためダメージを与えやすい
- 近距離での腰撃ち(照準ボタンを押していない状態)にも有効
しかし連射であるがゆえにタップ撃ちとは異なり、リコイル制御が必要です。このため中距離以上でフルオート撃ちをすると、エイムが大きくブレてダメージを与えられません。
どのシーンでも多用できる撃ち方ではありませんが、近距離でここぞというときに威力を発揮してくれるでしょう。
ジャンプ撃ち
ジャンプ撃ちは近距離で敵と撃ち合いになったときに有効で、ショットガンとの相性がぴったりです。
一般的に近距離で撃ち合いになると相手の頭を狙うので、ジャンプ撃ちなら相手のエイムから外れやすく大ダメージを避けられます。
ジャンプ撃ちのメリットは以下のとおりです。
- 相手より少し高い位置からヘッドショットを狙える
- ジャンプにより対象が上下することで被弾しにくい
しかしジャンプ撃ちでは自分自身も上下しているため、ジャンプするたびに相手にエイムを合わせ直さなければなりません。
またフォートナイトでは連続でジャンプを入力するとジャンプ時の頂点が少しずつ下がる仕様があります。
しゃがみ撃ち
しゃがみ撃ちはしゃがんだ状態で相手を撃つことで、射撃時の反動を抑えられます。少し離れた相手を先に見つけた際の立ち回りとして有効です。
しゃがみ撃ちには以下のメリットがあります。
- フルオート撃ちでも射撃時の反動が比較的少ない
- 攻撃を当てやすく弾数の消費を減らせる
しゃがみ撃ちは反動を抑えるテクニックとして有効ですが、動き回れないため格好のターゲットになりやすいのがデメリットです。
スナイパーライフルを手に遠距離から漁夫の利を狙う、第三者の餌食になる可能性があることも注意しておきましょう。
設定を自分に合ったものにする
フォートナイトをプレイするうえでも、自分に合った設定を見つけることでエイムの合わせやすさや快適さが格段に上がります。
「なんとなくプレイしにくいな」
「ある一定のレベルからなかなか上達できないな」
フォートナイトをプレイしていて上記のように感じるなら、一度設定を見直してみてください。
どの設定が合っているのかわからない方は、プロゲーマーの設定を参考にするのもおすすめです。
SwitchやPS4・PCでも設定は共通して重要
フォートナイトをプレイするデバイスはNintendo SwitchやPS4、PCなどさまざまです。
どのデバイスでプレイするにしても、設定画面でカメラの感度や明るさなどを必ず調整しておきましょう。ただし使用するデバイスによって細かい設定は異なります。
- Nintendo Switch:30fps
- PS4:30~60fps
- PC:60~240fps
上記のようにデバイスのスペックによってfpsに差があり、同じ設定でもプレイしにくいという場合が生じるからです。
設定を見直す場合はデバイスごとに細かな調整を行ってください。
画面の明るさは好みで
画面の明るさは50~150%まで調整できるので、好みの明るさに設定しましょう。
フォートナイトのプレイ画面上では人によって見やすい明るさが異なります。明るさの数値をやみくもに上げれば見やすくなるものでもありません。
例えば明るさを最大の150%に設定すると、ゲーム内時間の朝や昼など明るい状態では画面が白飛びする可能性があります。
また最低の50%に設定した場合には画面が暗すぎて、足音は聞こえるが敵の姿を捕捉できなくなり危険です。
明るさの設定で100%良い値はないので、標準設定から少しずつずらして好みの明るさを見つけましょう。
色覚モードで見やすい設定に
明るさを設定したら色覚モードの設定を行います。フォートナイトの色覚モードは以下の4種類です。
- 色覚OFF
- 2型2色覚:緑色弱め
- 1型2色覚:赤色弱め
- 3型2色覚:青色弱め
色覚モードについても好みが分かれるので、すべてのモードを試して最も見やすいものを探すのが良いでしょう。
色覚モードの設定は、安全地帯側からストームを見た際の見え方で判断するのがおすすめです。
例えば色覚OFFではストームより外側が見えにくく、色覚1型2色覚に設定すると外側が見えやすくなります。
描画距離は「近い」か「中」がおすすめ
描画距離ではマップをどこまで表示するのかを設定可能で、距離の種類には以下4つがあります。
- 近い
- 中
- 遠い
- 最高
Nintendo SwitchやPS4などの据え置き機やスペックが低めのPCで、フォートナイトをプレイする場合は「近い」または「中」の設定がおすすめです。
特にNintendo Switchでプレイする場合は、ゲーム機としてのスペックが低いので「近い」設定が適しています。
GeForce 3080などを搭載したハイエンドモデルのPCでプレイするなら「最高」設定もありですが、プレイしていてラグいと感じる可能性があることも覚えておきましょう。
影の設定はオフがやりやすい
ゲーム画面に影があるとゲーム内に奥行きが出て、よりリアルに感じられます。しかしフォートナイトは影があると見にくいので、設定で影をオフにしてしまうのがおすすめです。
例えば影をオンにしていると建物の奥に潜む敵を発見しにくく、対応が遅れてしまいます。影のせいで敵の発見が遅れて撃ち負けた方もいるのではないでしょうか。
フォートナイト初心者を脱し、ビクロイを目指すなら影はオフ設定にしておきましょう。
アンチエイリアスはOFF
フォートナイトの勝率を少しでも上げたいなら、アンチエイリアスの設定はOFFにするのがおすすめです。
ゲーム内のキャラや建物の輪郭線をなめらかに表現するための処理技術です。
アンチエイリアスがONの状態ではオブジェクトの輪郭がギザギザにならず、なめらかな見た目をしています。
しかしONにするとゲームに負荷がかかったり、弾抜け(敵に着弾したはずがダメージを与えられない)が起こるなどのデメリット避けられません。
また近くの描画はキレイですが、遠くの敵はぼやけることもあります。
カメラの感度は好み合わせて
エイムを上達させるにはカメラの感度も重要です。カメラの感度では視点移動の速さを変更できるので、好みの感度に合わせてみてください。
カメラの感度が合っていないと画面酔いしやすくなるため、プレイしていて疲れると感じる方も感度を見直すのがおすすめです。
カメラの感度は以下のステップで調整できます。
- プレイグラウンドに行く
- 自分の感覚を知るために目を閉じて操作しカメラの向きを90°変える
- 目を開けて感覚と感度のズレを確認する
- ズレ幅に応じて少しずつ感度を調整する
- 感覚で向きを変えられるまで2~3を繰り返す
カメラの感度は簡単なステップで調整でき、自分に合った感度を見つけられればエイムの合わせやすさを大きく向上してくれます。
適切な感度は人によって異なるので、自分に合った感度になるまで調整してみましょう。
自分だけのプレイしやすい設定を探すのがおすすめです。
フォートナイトのエイム力を上げるコツ
フォートナイトのエイム力を上げるには以下のポイントを押さえる必要がありました。
- 撃ち方を覚える
- 設定を自分に合ったものにする
この2つを実行するだけでもエイム力が上がり初心者を脱することはできます。
しかしさらなる上達やビクロイを目指すには立ち回りを身体に覚えこませ、強いプレイヤーの動きを見て研究することも大切です。
初心者を脱せたと感じる方は、以下のポイントにも注目してゲームをプレイしましょう。
- タップ撃ちを身体に覚えさせる
- エイムの微調整はキャラ移動で行う
- 強いプレイヤーの動きをマネする
タップ撃ちを身体に覚えさせる
フォートナイトのエイム力を向上させるには、基本であるタップ撃ちを身体に覚えさせるのが効果的です。
ゲーム操作に慣れないうちは相手を見つけ次第フルオートで撃ちたくなりますが、エイムを合わせづらく弾を無駄に消費します。
まずはタップ撃ちを身につけて、狙った敵を追いながら着弾させられるようにしましょう。
タップ撃ちを身体に覚え込ませると言っても、練習バリエーションがいくつかあります。
- 静止状態でのタップ撃ち
- 移動しながらのタップ撃ち
- ジャンプしながらのタップ撃ち
フォートナイトのプレイにおいて自分も相手も静止した状態で撃ち合うことはなく、あらゆるシーンを想定して練習することが大切です。
また照準状態・腰撃ち状態ともにタップ撃ちができるようにしておきましょう。
エイムの微調整はキャラ移動で行う
エイムを微調整するときはキャラを左右前後に動かして行うのがおすすめです。
エイムの調整と言えばマウスやコントローラーの右スティックで行うイメージですが、微調整ではキャラ自身を動かすほうが細かな調整ができます。
大幅な視点移動はマウスや右スティックを使い、少しだけエイムを動かす場合にはキーボードまたは左スティックで操作しましょう。
しかしキャラの移動でエイムを合わせるのにも緻密な操作が必要です。
キャラ操作を鍛えたい方はエイム練習と並行して、クリエイティブのデスランにも挑戦してみてください。
細かなキャラ操作を習得していないとクリアできないので、効率良くスキルを身につけられます。
強いプレイヤーの動きをマネする
強いプレイヤーの動きをマネすることもフォートナイトの上達には必須です。強いプレイヤーのゲーム動画を見ることで以下のメリットを得られます。
- 上手な人のゲームの流れを把握できる
- 上級者のテクニックからヒントを得られる
例えば上級者プレイヤーはフィールドをむやみに歩きまわらず、スナイパーライフルのスコープ越しに索敵を行っています。
また敵と遭遇した際にいきなり撃ち合う初心者とは異なり、やぐらを立てて相手よりも高いポジションを取るのも上級者プレイヤーの特徴です。
フォートナイトが上手な方やプロゲーマーのプレイはYouTubeにもアップされています。動画を見ながら分析することで、ワンランク上のプレイを身につけられるでしょう。
とにかく経験を積む
フォートナイトでエイム力を上げるコツを知っているだけでは、エイムは一向に上達しません。ゲームをたくさんプレイしてとにかく経験を積みましょう。
現在プロゲーマーとして活躍している方でも最初はみんな初心者でした。1,000時間以上のプレイを経て第一線で活躍しています。
フォートナイトのプレイ経験を積むなら、バトルロイヤルよりもチームランブルがおすすめです。
バトルロイヤルはHPが無くなれば即終了ですが、チームランブルでは何度でもリスポーンできます。
実践でプレイに慣れてきたら、あえてマップ中心の激戦区で強敵と戦って腕試しをするのもおすすめです。
フォートナイトでエイム力を上げるコツまとめ
フォートナイトのエイム力は一朝一夕では身につきません。基本を押さえたうえで、自分に合った設定のもと経験を積むのが近道です。
エイム練習を始める前に、まずは以下のポイントを見直してみてください。
- 撃ち方を覚える
- 設定を自分に合ったものにする
また完璧にエイムを練習してから実践を積むのではなく、どんどんバトルをこなすことも大切です。
効率良く最短距離でエイム力を身につけて、ビクロイを目指しましょう。
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