- ラグのせいで撃ち負けて勝利を逃した
- いつもどおりのキャラコンができずにラグにイライラする
ラグに悩まされずにApexを快適にプレイするには、しっかりとした対策が必要です。
本記事では頻発するApexのラグ対策について紹介しています。ラグに邪魔されずにキルレを上げたい方は、最後までチェックしてみてください。
- Apex Legendsでは頻繁にラグが発生している
- ユーザーでは対処できない理由でラグが発生する場合もある
- ラグいときは解消方法を1つずつ試してみるのがおすすめ
なおAPEXにおすすめのゲーミングPCについては以下の記事で詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。
前提:(公式Twitter)2021年9月にラグが対処された
Apexの開発元である「Respawn Entertainment(リスポーン・エンターテインメント)」によると、2021年9月に修正パッチがリリースされています。
We've shipped a patch for @playapex that should meaningfully address teleporting, packet loss, and lag.
Also, we've discovered an issue with animated banner poses that can cause crashes. We advise unequipping these poses for now. A fix for this & more is scheduled for Wednesday.
— Respawn (@Respawn) September 20, 2021
この修正パッチは以下の問題が対象です。
- テレポート
- パケットロス
- ラグ
またクラッシュの原因がアニメーションバナーのポーズであることも判明しており、ポーズを無効にすることが推奨されています。
ただし対処できない問題がある
修正パッチがリリースされたとは言え、対処できない問題もあります。修正パッチ配布後もどのような状況でラグが発生するのかを確認しておきましょう。
DDos攻撃
Apexは2020年4月15日にDDos攻撃を受けています。
Today we experienced a series of DDoS attacks that we’ve now been able to resolve. If you’re still having trouble logging in, please contact us.
— EA Help (@EAHelp) April 15, 2020
DDos攻撃を受けるとサーバーやネットワークに大きな負荷がかかるため、Webサイトへのアクセス不可やネットワークの遅延が発生します。
開発側がどれだけ対処してもDDos攻撃を防ぐことは困難であり、ラグが発生する原因のひとつです。
ランクマッチではチーターやDDos攻撃が蔓延して問題になっていた時期もありました。
サーバーダウン
Apexではサーバーダウンによるエラー落ちも頻繁に発生しています。
【Apex Legends部門】
本日7月10日(土)20時~出場予定だったALJCは、Group3試合開始前にサーバーダウンがあり、再度延期となりました。
延期日は、大会運営にて調整を行っております。
⚠️公式配信は行われません。ご了承の程、宜しくお願い致します。 https://t.co/kWJeXLg09d
— Lag Gaming (@LagGaming_GG) July 10, 2021
ツイートのように2021年7月10日に開催された「APEX LEGENDS COLOSSEUM」の試合直前にも、サーバーがダウンして試合が延期されました。
サーバーがダウンした際にはping値が非常に高い数値になっており、プレイできる状態ではありません。サーバーダウンの際にもユーザーで解決する方法はなく、運営の対処を待つ必要があります。
Apexのラグいときに右上に出るマークの意味
Apexをプレイしていると画面の右上に赤いマークが表示されることがあります。これらのマークもラグの発生に関係しているので、マークの意味を理解しておくのがおすすめです。
Latency
Latencyは遅延を表しており、Apexサーバーへのping値が高いときに表示されます。Latencyが表示されると、歩行や射撃、アビリティの使用を入力しても、すぐに反映されないのが特徴です。
- クリックしてもワンテンポ遅れて弾が射出される
- 歩行の速度が通常よりも遅い
上記の状態であれば、ほとんどの場合でLatencyマークが表示されているはずです。
Packet Loss
Packet LossはPCから送信したデータ、またはサーバーから送信されたデータの一部が欠損した状態のことです。データの一部が欠損した状態で映像に反映されることで、ラグの発生につながります。
Packet Lossは敵との撃ち合いに関係する数値なので、Apexを快適にプレイするには0を保つことが必要です。数値が高いとエイムは合っているのに、敵に弾が当たらない場合もあります。
Packet Lossが発生していると敵がテレポートしたように見えるときがありますね。
Congestion
Congestionは混雑を表すマークであり、サーバーに大きな負荷がかかっている状態です。Congestionが表示されているときは、何らかの理由でプレイヤーの情報が正しく処理されていません。
サーバーに負荷がかかる状況としては以下が考えられます。
- 同時に接続するプレイヤーが多すぎる
- DDos攻撃などによりサーバーに負荷がかかっている
Congestionが表示されていてもユーザー側で解決できることはほぼありません。
Prediction Error
Prediction Errorは予測エラーのことであり、サーバーがプレイヤーの操作を予測できず、各デバイスに正しい情報を送信できていない状態です。
予測エラーが表示されていると、気づいたときには相手にキルされている可能性があります。
プレイヤーにとってはなんとも煩わしい状態ですが、サーバー側の問題なので対策方法は特にありません。
今すぐできる自力でラグを解消する方法 (下記を1つずつ試しては戻そう)
ラグの発生原因によっては、ユーザー側で設定を変更することによりラグが解消される場合があります。ここでは以下7つの解消方法を紹介するので確認してみてください。
- ゲームの画質を下げる
- 東京サーバーから変更する
- Apex以外のアプリを閉じる
- 電源オプションを高パフォーマンスにする
- グラフィックドライバを更新する
- LANケーブルを確認する
- DNSの設定を変更する
ゲームの画質を下げる (Origin In-Gameの無効化 + 画質を下げる)
Apexをプレイしていてラグいと感じたら、まず試してほしいのがゲームの画質を下げることです。
一般的にApexの推奨スペックを満たしたデバイスであれば、初期設定のままでも問題ありません。しかし低スペックであったり回線速度が遅かったりすると、ラグの原因になる場合があります。
まずApexと同時に起動される「Origin In-Game」をオフにしてみてください。Origin In-Gameはフレンドとのチャットが行える便利なツールですが、起動しているとCPUへの負荷がかかります。
Origin In-Gameを無効にする手順は以下のとおりです。
- Originアプリケーションの設定画面を開く
- 一番上にある「Origin In-Gameを無効にする」をチェック
またゲームの画質設定を低または無効で調整することで、ラグが解消される可能性があります。
東京サーバーから変更する (注意:海外サーバーの方が基本的には重いが、たまに海外の方がつながりやすいときがある)
日本でApexをプレイする場合は東京サーバーに接続していますが、海外サーバーに変更することでラグが改善される可能性もあります。
ただし基本的には海外サーバーは重く、接続するサーバーによってはゲームどころではありません。海外サーバーのping値を参考として紹介します。
- オレゴンサーバー(アメリカ):50ms以上
- ロンドンサーバー(イギリス):200ms以上
このようにping値の高いサーバーに接続すると、敵も味方もワープしまくりの状態です。
しかし時間帯によっては、海外サーバーの中にもping値が低いところがあります。東京サーバーでどうしてもつながりにくい場合には、つながりやすい海外サーバーを探してみましょう。
Apex以外のアプリを閉じる
PCでApexをプレイしていると、裏でほかのアプリが起動していることがあります。複数のアプリを同時に起動することはプレイ時のラグ発生につながるので、ほかのアプリは閉じておくのがおすすめです。
特にYouTubeなどで動画を流しながらゲームをプレイしていると、CPUに負荷がかかりラグが発生しやすくなります。
電源オプションを高パフォーマンスにする
画質設定やサーバーを見直してもラグが改善されない場合は、電源オプションを高パフォーマンスに設定してみてください。
電源プランを見直すと電力消費が増える代わりに、パフォーマンスが優先されます。電源オプションの設定方法は以下のとおりです。
- スタートをクリックして「Windowsシステムツール」から「コントロールパネル」を開く
- コントロールパネルで「電源オプション」をクリック
- 「追加プランの表示」から「高パフォーマンス」を選択する
電源オプションを高パフォーマンスにすると、PCがフル稼働するためゲームが軽くなる場合があります。
グラフィックドライバを更新する
PCに搭載されたグラフィックドライバを最新のものに更新することで、Apexのラグが改善される場合があります。最新のドライバにバグが見つかっていなければ、アップデートするのがおすすめです。
グラフィックドライバは以下の手順でアップデートできます。
- スタートをクリックして「デバイスマネージャー」を開く
- デバイスマネージャーを開いたら「ディスプレイ アダプター」の前にある矢印をクリック
- 該当するグラフィックスを右クリックし「ドライバーの更新」をクリック
- 「ドライバーを自動的に検索(S)」をクリックし更新を実行する
「このデバイスに最適なドライバーが既にインストールされています」と表示される状態であれば、グラフィックドライバは最新のバージョンになっています。
LANケーブルを確認する
PCを有線接続しているのであれば、LANケーブルの通信規格を確認してみましょう。
LANケーブルの通信規格によって、対応する最大速度が異なります。例えば利用している通信回線の最大速度が1Gbpsの場合、6以上を選択するのがおすすめです。
日常的な使用であれば5eでも十分ですが、Apexのようなオンラインゲームを楽しむのであれば6~7の通信規格がおすすめです。
ルーターの最大通信速度とLANケーブルの規格が合っていないとパフォーマンスが下がるから、まずは通信規格を確認してみよう。
DNSの設定を変更する
Apexをプレイしていてラグが気になるなら、DNS設定の変更も試してみてください。DNS設定を変更することで回線速度が向上して、ラグが発生しにくくなる可能性があります。
DNS設定の変更方法は以下のとおりです。
- スタートメニューの設定をクリック
- 「ネットワークとインターネット」を選択し「アダプターのオプションを変更する」をクリック
- 利用中のネットワークを右クリックしてプロパティを選択
- 「インターネットプロトコル バージョン4」を選びプロパティをクリック
- 「次のDNSサーバーのアドレスを使う」を選択
- 優先DNSサーバーに「1.1.1.1」を入力
- 代替DNSサーバーに「1.0.0.1」を入力してOKをクリック
DNS設定を変更して効果がなければ元に戻しておきましょう。
Apexのラグがそれでも直らない場合の対処法
紹介した7つの解消方法でラグが直らなければ、以下2つの方法による対処も検討してみてください。
有線に切り替える
ApexをWi-Fi接続でプレイしている方は有線接続に切り替えるのがおすすめです。
Wi-Fi接続は便利ですが、有線接続と比べるとインターネット回線が安定しません。有線接続に切り替えるだけで回線が安定して、ラグが改善される場合があります。
LANケーブルには10mを超える長さのものもあるので、ルーターから距離がある場合でも安心です。
またルーターとPCの階数が異なる場合には、中継機にLANケーブルで接続することで回線が安定しやすくなります。
ルーターに直接つなぐよりも速度は落ちますが、ラグに悩まされているなら試してみる価値があるでしょう。
ゲーミングPCを新調する
Apexのプレイに使っているゲーミングPCのスペックが低いと、ラグが発生しやすくなります。何年も前に購入した古いゲーミングPCを使い続けている場合は、ゲーミングPCの新調も検討してみてください。
まとめ
Apex Legendsプレイ時のラグ発生は多くのユーザーを悩ませています。プレイしていてラグいと感じたら、以下の解消方法を試してみてください。
- ゲームの画質を下げる
- 東京サーバーから変更する
- Apex以外のアプリを閉じる
- 電源オプションを高パフォーマンスにする
- グラフィックドライバを更新する
- LANケーブルを確認する
- DNSの設定を変更する
DDos攻撃やサーバーダウンなど、ユーザーにはどうしようもない理由でラグが発生する場合あります。この場合には運営側の対応を辛抱強く待たなければなりません。
しかし多くの場合は紹介した解消方法を試すことで、ラグの問題は解決できます。ゲームをプレイするデバイスや設定を整えて、Apexを快適に楽しみましょう。
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