ゲスト:鞘師里保

1958年、横川で開業していたある医師が会長となり、映像制作集団が結成されました。その名は「広島エイト倶楽部」。会員が撮影に使用していた「8ミリカメラ」にちなんで名づけた団体は、会長を中心に制作に情熱を傾け、広島のあらゆる記憶を映像に収めます。
その中のひとつに広島カープがありました。会長とカープとは縁も深く、選手とも非常に強いつながりで結ばれていました。それ故に会長は並々ならぬ愛情をカープに注ぎ、日常的に接する選手たちも会長を慕い、そんな関係だからこそ撮影できた映像が多々残っています。
今回は映像制作集団の初代会長となった医師と、結成初期から黄金期を迎えるまでのカープとの関わりを紡ぐストーリー。貴重な映像と共に歴史を振り返ります。