ゲスト:緒方かな子

広島に原子爆弾が落とされ70年。
時を越えた今もなお、「あの日」の惨状を伝え続ける広島平和記念資料館に、一着の学生服が保管されています。その制服は背中を大きく焼かれ穴が開き、一部が血で染められており、当時の悲惨さが表れています。
その服は着ていた被爆者から寄贈されたもの。後に、その学生が野球と出会い、のめりこんだ末、広島カープに入団し、「被爆者第1号のプロ野球選手」になったことはあまり知られていません。

今夜はその男の知られざる話。
戦後70年を迎える広島で平和を願い、カープを愛する広島県民の人生をご紹介します。