ゲスト:谷原章介、緒方かな子
カープにまつわる珠玉のエピソードを綴る「鯉のはなシアター」(毎週水曜深夜放送)が、ついにゴールデンに登場!記念すべきゴールデンでのテーマは「家族」。カープ選手が築いてきた心温まる家族の話に焦点を当て、3つのエピソードを紡ぎます。
◇背番号「14」を継ぐ次代のエース・大瀬良大地と両親との秘話
<大瀬良大地>
「家族との絆」と言えば、大瀬良大地が頭に浮かぶ方も多いと思います。
大瀬良は長崎県出身。
長男として生まれ、すくすくと成長します。
一方、次男の元気は誕生後、入退院を繰り返す日々。
そのため大瀬良は祖母に預けられ、おばあちゃん子として育ちます。
やがて野球を始め、試合があるごとに母や兄弟が観戦に訪れる日々。
大瀬良家はみんなで大瀬良を応援し、そして大瀬良もその声援に応え大学屈指の右腕としてその名をとどろかせます。
そんな中、大瀬良に飛び込んだ、家族に関する一報。
それは――
◇異色の経歴を持つ左腕・大野豊を女手一つで育てた母との絆
<大野豊>
カープ黄金期の投手陣を牽引した、大野豊。
名選手たちが名を連ねる「野球殿堂」で唯一のテスト入団選手であり、カープ一筋22年の左腕です。
大野は2度の最優秀防御率を獲得し、1988年には沢村賞を戴冠。
ストッパーとしても活躍し、カープ6度目のリーグ制覇を成した1991年にはセーブ王の称号も手に入れ、100勝100セーブも達成。
引退する42歳までフル稼働を続けた大投手です。
しかし、そんな大野もルーキーシーズンは、防御率135・00という不名誉な数字を記録していました。
そのどん底からはい上がった大野豊と名選手を育てた母親の絆を紐解きます。
◇ミスター赤ヘル・山本浩二と鉄人・衣笠祥雄がライバルからチームという「家族」になった瞬間
<山本浩二・衣笠祥雄>
カープの初優勝から1991年のV6まで、6度の優勝を知る男「ミスター赤ヘル」山本浩二と、国民栄誉賞に輝いたカープの至宝「鉄人」衣笠祥雄は、カープ黄金期を築いた同級生です。
日本プロ野球界を代表する「8番」と「3番」は口も利かない程のライバル関係。
日々、互いを意識し切磋琢磨するものの、決して交わる事が無かった2人ですが、「ある事」がきっかけで、互いを認め合いアドバイスをしあう仲になります。
2人の永久欠番選手の間にそんな絆が生まれた理由とは?
豪華ストーリー3話を1時間スペシャルで一挙放送!「そんな話があったのか」、「今まで聞いたことがな
かった」という「イイ話」を貴重な映像と本人へのインタビューを中心に繰り広げます。
そんな知られざるエピソードを鑑賞するのは、熱いカープファンの俳優・谷原章介さんと、カープ緒方孝市監督の妻でタレントの緒方かな子さん。今宵、一夜限りの特別なシアターが幕を開けます。