ゲスト:山中秀樹
カープ創成期、貧乏球団だった当時の投手陣を支えていたのは、197勝を達成する大エース・長谷川良平でした。長谷川は愛知県出身でカープにテスト入団した1期生。身長は167センチと小柄ながら、努力を重ね試行錯誤を繰り返し、球団を代表するエースに成長します。勝利数「197」は北別府学に次ぐカープ歴代2位の大記録で、長谷川は後に野球殿堂入りも果たします。
そんな大投手が入団2年目にある大事件に巻き込まれることに。その事件は長谷川がカープを離れる事になりかねない程大きな出来事で、球団や広島を震撼させる事態となりました。
この緊急事態を救ったのはある一人の女性。その女性は長谷川が最も信頼を寄せていた人間で、その後「彼女がいなければ、カープの存続は無かったかもしれない」と球団関係者から言われるほどの大きな行動に出ます。果たしてその行動とは…!?
今ではあまり知られていない創生期のエピソード。カープの存続がかかった球団史に残る大事件を紐解きます!