♠ Episode12｢笑えない女｣

｢バイトには何の不満もないけど...私的な問題が一つ｣
笑顔が不自然なのが私の問題点｡

私は､バイト先のカフェの常連客である登に恋をしていた｡
そんな恋も､一緒に来る友人の巧によってとことん妨げられる｡
そう､巧はチャラ男｡それに比べて登は超クール､その上素っ気ない｡

ある日､マサコは店内でお客さんの足元にサンドウィッチを落としてしまい怒られる｡
厨房奥で落ち込んでいるマサコ｡そこへ登から注文が入る｡
｢それ食べて元気を出して！｣｡
登はマサコの分も注文していたのだ｡この一言に更に恋心は加速していく｡

やがて､お礼もきちんと言えてないことを後悔をしているマサコの前に再び巧と登が現れた｡
今度こそ､お礼を伝えるチャンスと気合をいれるマサコの前にまたしてもチャラ男・巧が余計な言葉を並べていく｡
｢マーちゃん､スマイル下さい｡｣
｢彼氏いないなら､俺と付き合わない？｣...｡

｢あーあこれじゃ､登さんに話しかけるチャンスすらないや｣
諦めるしかないのかなあ...｡

翌日､登が一人でカフェへ入ってくる｡チャンス到来！！
｢この間はケーキありがとうございました。おかげで元気出ました｣
相変わらず､素っ気ない登｡さあ､ここでお礼プラス｢私の作戦は・・・？｣

思いを寄せる登が一人でカフェへ入ってくる｡チャンス到来！！
｢この間はケーキありがとうございました。おかげで元気出ました｣
相変わらず､素っ気ない登｡さあ､ここでお礼プラス｢私の作戦は・・・？｣
｢あの､もしよかったらこれ使ってください｣

>>視聴者の選んだ結果は､､､
【A:割引券を渡す 】

割引券を見ると無言でポケットにしまう登｡
｢あーお礼を言うだけで緊張しちゃった｡でも､予想通りクールすぎ...とはいえ､お礼を言えてちょっとスッキリ！｣

暫くすると巧が店に入ってきていつものように騒ぎ立てる｡
二人を見送った後､登の机を片付けていると...
紙ナプキンに｢登｣｢ラインID｣が書かれているのを発見｡
急な展開に焦るマサコ｡

帰宅しても､｢何て送ろう...｣と悩みに悩んだあげく
｢連絡先ありがとうございます｡マサコ｣
とシンプルに書いて送信｡

それから､登との距離は一気に縮まり､時間があればライン・電話をするような仲に...｡
巧が二人の関係を怪しむようになり､
｢登さあ...すげー女グセが悪いからやめとけ｣
と止められ､ますます巧に対して苛立つマサコ｡

しかし、数日後友人と登の会話を耳にしてしまう｡
｢そろそろだっけ？引っ越し｣
なんと､登は転職で東京に行くことが決まっていたのだ｡

なんでこんな大切なこと言ってくれなかったんだろう...
落ち込んだ気分で店を出ると、店の外で登が待っていた――｡
｢もっと早くに出会いたかった...そしたら広島におったのに...｣
とマサコを振り向かせ抱きしめる｡
｢今日、ずっと一緒に居られる？｣

今日の登さん､いつものクールな感じじゃなくて凄く情熱的！
ただ...巧の言葉がフラッシュバックする｡
｢すげー女グセ悪いから､やめときなって...｣

いや､そんなわけない｡チャラ男のいう事なんてきっとデタラメ...｡
でも急展開すぎるかも...私､どうすれば...｡

>>視聴者の選んだ結果は･･･【B:一旦腹ごしらえ】

｢じゃあお腹すいたからさ､ご飯でも行かない？｣
｢...｡オッケー｣とマサコの手を引いて歩き出す登｡

食事中､登から
｢ちゃんと付き合おう！マーちゃんの事大切に考えてるからさ｡｣
と言われ遠距離恋愛でも大丈夫と承諾してしまう｡

(登さんとは遠距離恋愛になったものの――
忙しい彼とはなかなか会えず電話やLINEだけの日々｡
次に会えるのは一体いつになるんだろう...｡)

そんな中､登から｢来週ようやく広島に帰れる｣との連絡が入る｡
楽しみにしていたマサコであったが､会ってすぐにホテルに誘う登に動揺を隠せないでいる｡
｢今日はちょっと無理...｣
せっかく東京から帰ってきたのにありえないとその場から立ち去ってしまう登｡

この後､登には､沢山女の子がいるという噂を聞き落ち込むマサコ｡
そんなマサコを励ますように巧が近づいてくる｡なんと､二人は急接近し付き合う事に！！

しかし､巧と登...実は､裏で手を結び女の子を騙し遊んでいたのだ...

｢2人きりになれるとこ行こう｣と言う登に体を預けるマサコ｡
遠距離恋愛になる事の寂しさを抱えながらも､東京広島間での遠距離恋愛が始まったのだ｡

そんなある日､登から｢広島に帰る｣と連絡が入る｡
｢登さんに会えるのは1ヶ月ぶり！！楽しみ～｣
と思いをつのらせながら登を待つマサコ｡
しかし､登は待ち合わせ場所に現れるなりマサコの手を引きホテルへ...｡
そこに突然､巧が現れ登の事は信用できないとマサコに告げる｡
マサコは､度重なる巧のいいががりにいらだちを隠せないでいる｡

3週間後､友人が登の結婚について話しているのを耳にしてしまう｡
真相を確かめる為に､登に電話をするもつながらない...｡マサコは､登に裏切られてしまった｡

チャラ男と毛嫌いしていた巧はこの後､マサコを慰めようとずっとバカ話をしてくれた｡
笑えない状況だったけど､なんか久しぶりに心が落ち着いた気がした...｡