♠ Episode36 ｢ドラマみたいな男｣

ドラマのような恋に憧れる大学生の恭平(さいねい)。学食で友人と楽しそうに話していたその視線に、アイ(内田)の姿があった。一目惚れした恭平はアイへアプローチ。2人は友達になった。
カリカリ梅が大好きなアイとは、大学の屋上で会うことが多くなっていた。しかし、特に進展はなく、アイに彼氏・徹(吉田)がいることが分かり肩を落とす。
ある日、涙声のアイから電話がかかってきた。徹が浮気をしていたという。アイを慰めるため、恭平はすぐに駆けつけた。徹は7股をしていた。恭平はアイを慰めるために、ドラマのようなセリフを送る。
｢もっといい女になって見返してやれよ！｣
｢その涙で強い大地を作って歩いていけよ！｣
意味がわからず呆れるアイに笑顔が戻った。
こうして恭平とアイは付き合うようになった。ただ一緒にいるだけで幸せだった恭平だが、徐々に悶々としてくる。そう、アイとはまだ一線を越えていなかった。
アイの胸元、腕を組まれたときの胸の感触。平気な顔をしている恭平の裏の顔、実は性欲モンスターだったのだ。

ドラマのような恋に憧れる大学生の恭平(さいねい)は、学内で一目惚れしたアイ(内田)と付き合うことになった。
付き合い始めて1ヶ月、アイの誕生日を控え、恭平はサプライズな仕掛けを用意していた。バーではアイの大好きなカリカリ梅。ホテルの部屋では宝探しゲーム風に、アイが欲しがっていたカバンをプレゼント。12時をまわり誕生日を迎えたアイと恭平は、この夜初めて１つになった(ただし10秒で終了･･･)。

半年後－
2人に変化が訪れる。女友達にも優しい恭平に対し、アイは不安が募るばかり。7股経験がトラウマになっていて、ピュアな恭平にも不信感を抱くようになっていた。恭平はアイのことは大好きだったが、ある問題が。それは性欲モンスターだということ。付き合っていても、平気で風俗嬢を家に呼んでいた。
その時、立て続けにアイからの着信が･･･。。
「今からプレイなのに･･･」恭平の選択は、

>>B：折り返し電話する

電話をしてもアイは出ない。不安になった恭平はプレイを諦めアイのもとへ駆けつけた。寝ていたアイを起こすと「不安だからつながるといいな～」との返事。プレイし損ねたイライラもあり、恭平は怒って出ていった。そこから自然と疎遠になった恭平だが、ハッキリさせようと2人の居場所・屋上へアイを呼ぶ。そこで別れを告げ、2人の関係は終わった。
10年後－　家にやってきた風俗嬢の名前は「アイ」。元カノのアイとは別人だが、恭平にとってはまた新たな恋愛ドラマの始まりとなるのだった。

ドラマのような恋に憧れる大学生の恭平(さいねい)は､学内で一目惚れしたアイ(内田)と付き合うことになった｡しかし恭平は性欲大魔王｡アイと付き合っていても､平気で風俗嬢を家に呼んでいた｡その時､立て続けにアイからの着信が･･･｡「今からプレイなのに･･･」恭平の選択は､

>>A：無視する

アイに何があったかは知らないが､恭平はプレイに溺れていく｡スッキリした恭平のもとに､再びアイから電話がかかる｡
「どこにいるの？」
「バイトだよ」
嘘をつく恭平｡アイは､7股をされた元カレのことを思い出し不安になり､恭平に電話していた｡不安にさせたお詫びに､恭平はアイを抱く｡そう､もっぱらデートでは体だけの関係になっていった｡そのことで愛想を尽かしたアイは､次第に恭平のもとを離れていく｡
 
ある日ー学食で1人で食事をしているアイを見かけた恭平｡初めての出会いがフラッシュバックのように蘇ってくる｡やり直したい･･･｡恭平は､初めて出会ったときと同じ言動でアイと向き合う｡
2人の居場所･屋上｡あの頃の気持ちを忘れていたと反省する2人｡恭平は､初めてのお泊りで見せた宝探しゲームを再び仕掛ける｡アイが見つけたのは･･･工事用のナット｡
「卒業したら結婚しよう｡僕は死にません！」
ドラマのような恋愛に憧れた恭平｡クサい演出とともに愛の心を再び取り戻し､ハッピーエンドに向けたストーリーが再び加速していくのであった｡