♠ Episode38 ｢感じる女｣

岡野すず(町本)はシングルマザーになって3年。10歳の息子・太陽(尼子)と2人暮らしだ。すずは、女性に優しいラーメンをコンセプトに女性だけのラーメン店を立ち上げていた。
ある日、ネギの売り込みにやってきた清水光志(さいねい)と出会う。イケメンのネギに対する熱い想いに押され、とりあえず試食することになった。光志が提案した九条ネギはすずのラーメンにも合い、正式に発注することに。すると光志は、すずとLINEを交換したいと突然言い出す。
この話をすずは、ママ友の幸恵(松中)に相談。幸恵も「運命だ！」とすずの背中を押す。
すずは光志と食事に出かけることになった。
「実は言いにくいんだけど、私バツイチなんだ・・・。」
すずの突然の告白に光志は驚きを隠せない。でも、そんなことは気にしないという。しかも、すずの息子の太陽と光志は誕生日が全く一緒。1/365の奇跡に、すずの心も踊る。
その日の夜、光志はすずへ告白をした。
「僕と付き合ってください！」
イケメンで真面目そうだからいいんだけど、トントン拍子すぎるし息子もいるし・・・。
光志からの告白にすずが返した言葉は？

シングルマザーの岡野すず(町本)に一目惚れしたというネギ営業マンの光志(さいねい)。初めての食事会の後、光志に付き合ってほしいと告白されたすずは・・・。

>>B：もう少し様子を見る

「私も1人じゃないから、もう少し考えさせて・・・」
すずの答えに、光志は思っていることが全て言えたとスッキリした表情。一方のすずも、久しぶりに告白された高揚感で一杯だった。
その後も、ネギの仕入れで光志と顔を合わせるすず。光志は思いのあまり、ネギ増し増しで誠意を見せようとするが、そんなチャーミングな光志の姿にすずはついに付き合うことをOKする。
事の顛末を幸恵(松中)に報告すると、息子の太陽(尼子)はいつでも預かるから、デートを楽しんでと背中を押される。そのデートだが、光志がすずを連れてきたのはパチンコ店。付き合いたてのカップルがいく場所としては？マークだが、パチンコ大当たりの確率にも魅せられながら、すずはどんどん運命を感じていく。
その一方で、太陽の様子がおかしい。幸恵に相談すると、幸恵の息子・亮二(菅田)とパパの取り合いで喧嘩になったという。パパの存在が気になったすずは、光志に頼んで太陽と一緒に遊んでもらうようにした。
遊園地で楽しく遊ぶ3人。太陽も嬉しそうだ。
その帰り道、今度は参観日に来てほしいと光志におねだりする太陽。もちろん光志も乗り気だ。
そこへ、巡回中の警察官がやってくる。どうも、自転車の盗難があったようだ。防犯登録確認のため、光志に氏名の確認をとる警官だが、光志の表情が曇る。なぜか、名前を答えようとしない。 その様子に、すずが発した言葉は・・・？

巡回中の警察官(松本)が防犯登録確認のため、光志(さいねい)に氏名の確認をとるが、光志の表情が曇る。その様子に、すず(町本)が発した言葉は・・・？

>>A：「はっきり言いなさい！」と光志を注意する

「清水・・・光志ですけど。」
ためらいがちに答えた光志だが、警官が確認すると「清水希」での登録だった。黙り込む光志に対しすずは「やましいことがなかったらはっきり言いなさい！」と注意する。すると光志は、元妻の名前であることを明らかにした。実は光志もバツイチだったのだ。
ショックを受けたすずだったが、逆に同じ傷を持つ同士なんだと親近感を覚える。
光志は2年前に結婚し、子供もいた。ただ若すぎる元嫁が夜遊び三昧で勝手に出ていったという。そんな話をした数日後、すずの前に希(植野)が現れる。情緒不安定な希は、一人でやっていくのは限界だと光志との復縁を望んでいた。あきれるすずだったが、シングルマザーの痛みもわかる。結論は光志に委ねることにした。
光志は、子供のことを思い、希との復縁を決意。すずとの関係は終わりを告げた。
そんなすずを気遣う息子の太陽。ママがいいなって思う人がいたら参観日に呼んでねと、逆に慰められた。
再び、母と子、2人の生活が始まる。公園ではいつものようにキャッチボール。そこで偶然出会った1人の男性。名前は・・・西井「太陽」。息子と同じ名前に、再び運命を感じるすずであった。

巡回中の警察官(松本)が防犯登録確認のため、光志(さいねい)に氏名の確認をとるが、光志の表情が曇る。その様子に、すず(町本)が発した言葉は・・・？

>>B：光志をフォローする

「清水・・・光志ですけど。」
すずは仕方なく警官に名前を告げるが、防犯登録では「西園寺光志」になっているとの指摘が。するとすずはとっさに、「彼はホストやってて源氏名が清水なんですよ。」とフォローして難を逃れる。ただ、西園寺という名前が心に引っかかる。
喫茶店で向かい合うのは、光志と西園寺幸恵(松中)。なんと2人は兄弟で、借金を抱えた光志に姉の幸恵が手を差し伸べていた。幸恵は、暇つぶしに光志を使ってシンママのすずを誘惑させ、その顛末を聞いて楽しんでいただけだった。
すずは幸恵に問い詰めると、「シンママで若いから、うちの弟なんてどうかな～と思って。」とシラを切る。納得いかないすずをよそに、幸恵は更に光志を追い詰める。
「あんたがすずと一緒になって、お店の権利を持ってこい！そしたら借金チャラにしてあげる。」
光志は幸恵に言われる通り、すずに結婚を申し込むが、さすがのすずも怪しいと見破った。全てを暴露した光志。そして、すずのことは本当に好きになったと告白する。
幸恵を問い詰めたすず。幸恵は、シンママでバリバリ働くすずが羨ましく、専業主婦として悔しかったと謝罪した。
結局、光志は幸恵に借金を返済し、すずと太陽との3人の生活が始まろうとしていた。