iPhone16発売日はいつ？【価格/デザイン/色】を過去データ元に予想

Appleが毎年発売しているiPhoneのナンバリングシリーズとして、「iPhone 16」が2024年に登場すると噂されています。

「iPhone 16シリーズを購入したい！」と考えている人は、発売情報はまだかとソワソワしてしまいますよね。

この記事では、iPhone 16シリーズに関する噂やリーク情報をまとめ、発売日予想から日本での販売価格予想まで解説しています。

なお、この記事で紹介している情報は、あくまでもリークサイトやリーカーたちによって発信されている噂を中心にした予想です。参考程度で確認し、Appleからお知らせされる新作発表会での情報を楽しみに待ちましょう。

iPhone16を安く買う方法については、他ページで確定情報を随時更新しているので、予想情報にフォーカスしている当ページでは扱っておりません。

iPhone 16の発売日はいつ！？価格やデザイン・色の予想も徹底解説

それでは早速、国内外で噂されているiPhone 16の情報について紹介していきます。

気になる予想ばかりですね。詳細をチェックしていきましょう。

いよいよiPhone 16 Ultraが登場？iPhone 16シリーズのモデルを予想

まずはiPhone 16シリーズの気になるラインナップから予想していきましょう。

iPhone 16シリーズのラインナップ予想

海外リークサイトのMacRumorsでは、ある情報源からiOS18の初期開発バージョンで使用されていたコードから、上記4種がiPhone 16シリーズのラインナップであると推測しています。

これまでの噂として「iPhoneシリーズにUltraが登場する」と期待する声も上がっていましたが、上記4種と推測されるコード以外は発見されておらず、5つ目の「iPhone 16 Ultra」が登場する可能性は少ないようです。もしあるとすれば、iPhone 16 PlusまたはiPhone 16 Pro MaxがUltraに変わるケースが考えられるでしょう。(参考元：Early iOS 18 Code Reveals Four New iPhone Models With A18 Chip│MacRumors)

従来のiPhone発売日から予想すると、iPhone 16は9月20日に発売される

iPhone 16シリーズの予想されている発売日は以下のとおりです。

iPhone 16シリーズの発売スケジュール予想　※日本時間

これは、過去のiPhoneナンバリングシリーズのスケジュールから推測しています。

過去のiPhone新作発表～発売日の日程　※日本時間

モデル	Apple発表会	予約開始日	発売日
iPhone 11シリーズ	2019年9月11日(水)	2019年9月13日(金)21:00	2019年9月20日(金)
iPhone 12シリーズ	2020年10月14日(水)	2020年10月16日(金)21:00 ※Mini/ProMax11月6日	2020年10月23日(金) ※Mini/ProMax11月13日
iPhone 13シリーズ	2021年9月15日(水)	2021年9月17日(金)21:00	2021年9月24日(金)
iPhone 14シリーズ	2022年9月8日(木)	2022年9月9日(金)21:00	2022年9月16日(金) ※Plus10月7日
iPhone 15シリーズ	2023年9月13日(水)	2023年9月15日(金)21:00	2023年9月22日(金)
これまでの流れ	9月の第2水曜日ごろ	発表会の1～2日後	予約開始の1週間後

iPhone 12シリーズのみ、新型コロナウイルスの影響で開発に遅れが発生して10月発売にずれてしまいましたが、近年のナンバリングシリーズは9月に発売されていました。

開発に遅れがなければ、従来どおりのスケジュールで発表と予約がスタートし、9月20日(金)にはシリーズが発売されるでしょう。

有名リーカーが投稿したApple発表会の招待状はデマ！しかし9月20日(金)発売は有力

8月中旬には、Apple関連のリーク情報をXで発信する海外リーカーによって、「米国時間2024年9月10日(日本時間は9月11日(水))にApple発表会がおこなわれる」というAppleからの招待状が明らかにされました。(参考元：Majin Bu│X)

これにより予想スケジュールはほぼ確定的とされていましたが、後日とあるXアカウントによって「招待状は暇つぶしで合成してリーカーに送った画像だった」とタネが明かされる結末に。(参考元：Majin Bu│X)

リーク情報ではなく単なるデマだったことがわかりましたが、それでも先述の予想スケジュールは変わらないでしょう。これまでの流れと同じ9月第2週の水曜日に発表会が行われるのであれば、2024年9月11日(水)に開催される可能性が高いです。

【※追記】 発表会は9月10日で確定

Apple公式より、日本時間の2024年9月10日(火)午前2時に開催されることが発表されました。

例年では、日本時間で水曜日に開催されてきた新作発表会ですが、今年は火曜日の開催となります。(参考元：Apple Event│Apple)

iPhone 16シリーズの販売価格を予想！円安で値上げされる可能性？

米国で発売されるiPhoneのナンバリングシリーズは、ここ何年もずっと据え置き価格を展開しています。

しかし、日本で発売されるiPhoneにおいては、円安の影響によって22年ごろから値上がりしているのが現状です。

円安の影響も加味したうえで、iPhone 16シリーズの販売価格を予想してみました。

iPhone 16シリーズの販売価格予想　(税込)

まずは、iPhone 11からiPhone 15までの5年間でどのような価格変動があったのかを確認してみましょう。

過去のiPhone発表時販売価格

モデル当時レート高値	米国(ドル)	日本(税抜)	日本(税込) ※消費税10%で固定
iPhone 11シリーズ 112.02円	11：699ドル～ Pro：999ドル～ Pro Max：1,099ドル～	11：74,800円～ Pro：106,800円～ Pro Max：119,800円～	11：82,280円～ Pro：117,480円～ Pro Max：131,780円～
iPhone 12シリーズ 111.74円	12：799ドル～ mini：699ドル～ Pro：999ドル～ Pro Max：1,099ドル～	12：85,800円～ mini：74,800円～ Pro：106,800円～ Pro Max：117,800円～	12：94,380円～ mini：82,280円～ Pro：117,480円～ Pro Max：129,580円～
iPhone 13シリーズ 115.39円	13：799ドル～ mini：699ドル～ Pro：999ドル～ Pro Max：1,099ドル～	13：89,819円～ mini：78,910円～ Pro：111,637円～ Pro Max：122,546円～	13：98,800円～ mini：86,800円～ Pro：122,800円～ Pro Max：134,800円～
iPhone 14シリーズ 150.48円	14：799ドル～ Plus：899ドル～ Pro：999ドル～ Pro Max：1,099ドル～	14：108,910円～ Plus：122,546円～ Pro：136,182円～ Pro Max：149,819円～	14：119,800円～ Plus：134,800円～ Pro：149,800円～ Pro Max：164,800円～
iPhone 15シリーズ 151.74円	15：799ドル～ Plus：899ドル～ Pro：999ドル～ Pro Max：1,199ドル～	15：113,455円～ Plus：127,091円～ Pro：145,273円～ Pro Max：172,546円～	15：124,800円～ Plus：139,800円～ Pro：159,800円～ Pro Max：189,800円～
これまでの流れ	据え置き	22年から大幅な値上げ	21年から税込で発表

為替レートは日銀が発表した各年中の最高値をまとめていますが、あくまでも参考レートとなります。

上記の表を確認してもわかるとおり、アメリカで発売されるiPhoneは値段を据え置きで展開しているのです。(iPhone 15 Pro Maxは128GBモデルがなくなったため、256GBモデルの据え置き価格1,199ドルが最低価格)

日本で展開される際は為替レートの状況が価格設定に大きく影響しており、特に22年からの急激な円安傾向に合わせて、iPhoneの販売価格も数万円値上げされています。

iPhone 16シリーズは最安13万4,800円からの販売と予想！円安の影響は大きい

さて、ここからはiPhone 16シリーズの販売価格予想です。

9月発表時点のレートにもよりますが、2024年は6月末に34年ぶりの円安・ドル高水準1ドル＝160.69円を記録しており、iPhone 15シリーズよりもますます円安の影響が響くかもしれません。2024年9月9日には1ドル＝142.99円と落ち着きを見せましたが、ここでは1ドル=153円と仮定して販売価格を予想してみました。(参考元：外国為替市況(日次)│日本銀行)

なお、日本Appleは2021年から税込で販売価格を設定しているので、iPhone 16シリーズも税込価格で調整しています。

また、各モデルの容量は「iPhone 15シリーズと変わらない」と仮定しました。

一時は海外の大手リークサイトthe Mac Observerから「iPhone 16 Proは最低容量が256GBになる」というリークもありましたが、編集部から「適切な検証がなかった」と謝罪する事態に。リークとしては信ぴょう性に欠ける情報でした。(参考元：Editorial mistakes & covering rumors at The Mac Observer│the Mac Observer)

先述のリークを受けて256GBからスタートするという予想もありますが、この記事では128GBも登場すると予想しておきます。

iPhone 16シリーズの販売価格予想(詳細)　1ドル=153円で予想

モデル	米国(ドル)	日本(税抜)	日本(税込)
iPhone 16	128GB：799ドル 256GB：899ドル 512GB：1,099ドル	128GB：122,546円 256GB：138,000円 512GB：168,910円	128GB：134,800円 256GB：151,800円 512GB：185,800円
iPhone 16 Plus	128GB：899ドル 256GB：999ドル 512GB：1,199ドル	128GB：138,000円 256GB：153,455円 512GB：183,455円	128GB：151,800円 256GB：168,800円 512GB：201,800円
iPhone 16 Pro	128GB：999ドル 256GB：1,099ドル 512GB：1,299ドル 1TB：1,499ドル	128GB：153,455円 256GB：168,910円 512GB：198,910円 1TB：229,819円	128GB：168,800円 256GB：185,800円 512GB：218,800円 1TB：252,800円
iPhone 16 Pro Max	256GB：1,199ドル 512GB：1,399ドル 1TB：1,599ドル	256GB：183,455円 512GB：214,364円 1TB：245,273円	256GB：201,800円 512GB：235,800円 1TB：269,800円

iPhone 16 Pro Maxは最低容量の256GBでも20万円を超える予想となってしまいました。気軽には手に入りづらい価格帯になるため、iPhone 16シリーズをゲットするべきか迷っている人も多いでしょう。

また、こちらの価格は日本Appleで購入した場合の予想価格となります。キャリアで販売されるiPhone 16シリーズは、各社が設定する本体価格を支払わなければいけないため、上記よりもさらに高額になる可能性は十分に高いです。

iPhone 15シリーズの4大キャリア販売価格(税込)

	プログラム	iPhone 15	iPhone 15Plus	iPhone 15Pro	iPhone 15Pro Max
Apple	―	124,800円～	139,800円～	159,800円～	189,800円～
ドコモ	いつでもカエドキプログラム＋	149,490円～ (62,898円～)	168,740円～ (85,580円～)	192,060円～ (97,020円～)	236,940円～ (119,460円～)
ソフトバンク	新トクするサポート	145,152円～ (22,008円～)	163,440円～ (58,900円～)	185,760円～ (12,136円～)	229,680円～ (77,440円～)
au	スマホトクするプログラム	145,640円～ (32,740円～)	163,490円～ (63,790円～)	185,860円～ (77,705円～)	230,360円～ (100,360円～)
楽天モバイル	買い替え超トクプログラム	131,800円～ (65,880円～)	146,800円～ (73,392円～)	174,700円～ (87,336円～)	210,800円～ (105,384円～)

しかし、各社では毎月の負担を軽減して最大半額程度の支払いが不要となる端末購入プログラムを提供しています。

プログラムを最大限利用すれば、Appleの販売価格よりも数万円お得にiPhone 16シリーズを利用できるでしょう。

気になるキャリアで購入したい方は、iPhone 16シリーズ発表後の各社の販売価格発表をお待ちください。

iPhone 16は背面カメラの配置が変わる？サイズやデザインを予想

続いてはiPhone 16シリーズのサイズ・デザインに関する予想です。

iPhone 16シリーズのサイズ・デザイン予想

まずはiPhone 16／Plus向けのデザイン変更点です。

MacRumorsによると、スタンダードモデルでは背面カメラが、よりスッキリした配置デザインに変更されるとの噂があります。広角カメラと超広角カメラが垂直に2つ並ぶデザインはこれまでの斜め配置よりスタイリッシュに感じさせ、さらにフラッシュの位置が変わることでスッキリとした印象になるでしょう。(参考元：Apple Testing Slim Camera Bump Design for Base Model iPhone 16│MacRumors)

続いてiPhone 16のProモデルについて。こちらはサイズが少し変更されると予想されています。これは同モデルのディスプレイサイズの変更が影響しているようです。

iPhone 16シリーズの新色はホワイト・ブロンズ？カラーラインナップを予想

iPhone 16シリーズをゲットしたい人のなかで一番迷うのはカラーでしょう。ここでは、iPhone 16シリーズのカラーラインナップ予想を紹介していきます。

iPhone 16シリーズのカラー予想

まずはスタンダードモデルについて。こちらは7色展開よりも5色展開が有力とされており、Xではダミー端末の写真が投稿されてカラーラインナップが話題となりました。(参考元：Sonny Dickson│X)

これまでのパステルカラーよりも彩度を落とした色合いになっており、幅広い好みにも対応できそうです。

Proモデルでは、新色としてブロンズカラーが登場すると噂されています。こちらもダミー端末の写真が同じリーカーによって投稿されており、渋い印象を感じさせるカラーです。(参考元：Sonny Dickson│X)

別のリーカーによるイメージ画像でも、同じように高級感と渋さを感じさせるカラーであることがわかります。(参考元：Majin Bu│X)

光沢感のある仕上がりになると予想されており、これまで使われていたステンレス鋼に似た外観を期待できるでしょう。(参考元：iPhone 16 Pro｜Mac Rumors)

iPhone 16はフルモデルチェンジされる？気になる噂からスペックを予想

iPhone 16シリーズを心待ちにしている人の中には、フルモデルチェンジを期待している人も多いでしょう。

しかし、はじめにiPhone 16シリーズの予想モデルを発表したとおり、フルモデルチェンジの可能性は低いです。

それでは、iPhone 16シリーズではどんな変化点が見られるのでしょう。ここからは、先ほど解説した「発売日・価格・デザイン・色」の予想以外で、気になる要素を紹介していきます。

全モデルで最新A18チップ搭載＆RAM 8GBにアップされる？

Appleのバックエンドから発見されたとMacRumorsにて発信された4つのコードは、iPhone 16シリーズのコードであると推察されています。ここから、シリーズのモデルは全部で4種類であることが先に予想されていました。

これらのコードにはiPhoneを識別するための番号がついているのですが、それは全部で5つ。5つともすべて同じ番号「17」から始まっており、これが同じCPUチップを搭載すると示唆しているのではないか？と話題を呼んでいます。

CPUチップはAppleが独自開発しているものを採用しており、これまでのシリーズではスタンダードモデルで型落ちバージョン、Proモデルで最新バージョンを使うことが一般的でした。実際にiPhone 15シリーズでは、スタンダードモデルで「15」、Proモデルで「16」のコード識別番号が使われており、それぞれ使われているCPUチップが異なることがわかります。

現状の最新チップはiPhone 15 ProモデルのA17チップなので、次のA18チップがiPhone 16全モデルに搭載されることが期待できそうです。なお、5つの識別番号が確認されているところも注目のポイント。iPhone 16シリーズは4種類とされているため、今後iPhone SEの最新シリーズが出る可能性も考えられるでしょう。(参考元：Apple Leak Confirms Four iPhone 16 Models With Same A18 Chip│MacRumors)

全モデルで統一されるのはCPUチップだけではありません。

これまではスタンダードモデルとProモデルで容量が異なっていたRAMについて、iPhone 16シリーズからは全モデルが8GB搭載になると予想されています。(参考元：iPhone 16 and iPhone 16 Plus Rumored to Feature Increased 8GB RAM and Wi-Fi 6E Support│MacRumors)

RAMの正式名称はRandom Access Memory。作業用のメインメモリで、容量が大きいほどスマホでのマルチタスクが可能となり、ゲームアプリの処理速度も向上を期待できます。(参考元：RAM、ROM、ストレージの違いを理解して、快適にスマホやPCを使おう！│LINEMO)

シリーズの中でも安価なスタンダードモデルでも十分なスペックが搭載されているのは、価格が懸念で購入を迷っている人にとっても嬉しいポイントとなるでしょう。

iPhone 16シリーズからキャプチャーボタン＆アクションボタンが全モデルに搭載？

iPhone 16シリーズで大きな変化の1つと言われているのが、電源ボタンに追加されるキャプチャーボタンです。

現在最新シリーズで販売されているiPhone 15のProモデルには、アクションボタンが搭載されています。音量調整ボタンの上にあるアクションボタンを押すだけでカメラが起動したり消音モードを切り替えられたりと、便利なツールです。

iPhone 16シリーズでは全モデルにキャプチャーボタンとアクションボタンが搭載されると予想されており、iPhoneがもっと使いやすくなるでしょう。

リーカーが発信しているケースメーカーのiPhone 16ケースの画像を確認してみると、キャプチャーボタンは電源ボタンと同じ側面に搭載されており、タッチセンサーがついていることも推測されます。(参考元：Majin Bu│Apple)

キャプチャーボタンでは、以下の機能が利用できるようです。

いずれも写真やビデオを撮影する際、片手で簡単に操作できる便利な仕様です。あくまでも予想の段階ですが、もし実際に搭載されるとiPhoneでの撮影もさらに手軽になるでしょう。(参考元：iPhone 16│MacRumors)

Proモデルのディスプレイは従来のサイズから0.2インチに大型化される？

サイズのお話のなかでiPhone 16 Proモデルの2種類でサイズが大きくなるとお話をしました。

これには、ディスプレイサイズの変更が影響するようです。

iPhone 16 Proシリーズのサイズ予想

	iPhone 16 Pro (iPhone 15 Pro)	iPhone 16 Pro Max (iPhone 15 Pro Max)
ディスプレイサイズ	6.3インチ (6.1インチ)	6.9インチ (6.7インチ)
本体サイズ	厚さ：8.25mm (8.25mm) 高さ：149.6mm (146.6mm) 幅：71.45mm (70.60mm)	厚さ：8.26mm  (8.25mm) 高さ：163.0mm  (159.9mm) 幅：77.58mm  (76.70mm)
重量	194g (187g)	225g (221g)
ベゼル(額縁)のサイズ	1.2mm (1.71mm)	1.15mm (1.55mm)

iPhone 15 Pro MaxとiPhone 16 Pro Maxのサイズ感を比較した画像が出回っており、実際に並べると一回り大きくなった印象を感じます。(参考元：Daniel│X)

ディスプレイサイズは大きくなり、ディスプレイの縁の幅であるベゼルが薄くなったことで、映像やゲームの没入感をこれまで以上に楽しめるでしょう。

マイクロレンズアレイ(MLA)を活用してディスプレイがさらに明るくなる？

Proモデルでサイズが大きくなると予想されているディスプレイですが、その素材と活用技術についても進化しそうです。

韓国のリークメディアThe Elecによると、iPhone 16シリーズの有機ELディスプレイ(OLED)にマイクロレンズアレイ(MLA)を活用するよう、サムスンとLGがAppleに提案していた模様。

この技術を活用すれば光抽出の効率がアップし、有機ELディスプレイがもっと明るくなるとされています。一方で視野角が狭くなるといったデメリットや材料セットが基準に達していないといった懸念点から、正式なAppleからの採用は決定していないようです。(参考元：The Elec)

また、電力効率が高いOLEDパネルとしてサムスンが開発する「M14」が使われる可能性もあるとのこと。従来よりもさらに消費電力を抑えたディスプレイになることが期待されています。(参考元：iPhone 16 May Feature More Power-Efficient Samsung OLED Display│MacRumors)

Proシリーズでカメラ性能がさらに向上する？4,800万画素になるかも！

iPhone 16 Pro／iPhone 16 Pro Maxのカメラ技術については、いくつかの楽しみな噂が広がっています。

iPhone 16 Proシリーズのカメラ性能予想

改良されたカメラ性能によって、暗い環境でも多くの光を取り込めるようになり、0.5xモードでも撮影がしやすくなるようです。

また、テトラプリズム式望遠レンズが搭載されると、光学ズーム5倍以上・デジタルズーム25倍以上と、高性能な望遠カメラで遠くからでもくっきりとした写真を撮影できるように。近くで撮影することが叶わなくても、十分満足できる写真撮影ができるでしょう。

iPhone 16のバッテリー性能が向上する？Proシリーズが特に注目

MacRumorsが発信する情報によると、iPhone 16シリーズではPlusを除く3モデルで、バッテリー容量が前年比よりアップするようです。

iPhone 16シリーズのバッテリー容量予想

また、iPhone 16 Proモデルでは、より高いエネルギー密度を実現させることでバッテリーの寿命が長くなる可能性があります。電気自動車や医療機器で使われるスタックバッテリー技術も使用されると噂があり、これにより寿命がさらに長持ちするようです。(参考元：iPhone 16 Pro｜MacRumors)

念願のTouch IDが復活！？ディスプレイ内蔵型指紋認証が可能に？

長年iPhoneユーザーの間で親しまれてきた指紋認証ボタン「Touch ID」。Face IDに移行してから、復活を願う声が多く挙がっていました。

しかし、残念ながら、iPhone 16シリーズでTouch IDが復活する可能性は低いです。Mac RumorsでもTouch IDの復活が難しいとレポートされていました。

ただし、2026年ごろにディスプレイ内蔵型指紋認証の技術を搭載させるという噂は今もなお残っています。iPhone 16シリーズでは復活の見込みがありませんが、将来的にディスプレイをタッチするだけで指紋認証を解除できる日が来るかもしれません。(参考元：Report: Touch ID Will Not Return on iPhone 16│MacRumors)

iPhone 16の発売日を待つべき？iPhone15シリーズと比較してみた

ここまで、iPhone 16シリーズに関する噂から予想されるスペックを紹介していきました。

発売日予想は2024年9月20日(金)と、すぐそこまで迫っています。

ここからは、iPhone 16を待つべきなのか？発売されるまでスマートフォンの購入や買い替えは止めておくべきなのか、iPhone 15シリーズと比較しながら検証していきましょう。

【価格を比較】iPhone 16は円安の影響が大きいが、パフォーマンスを考慮すると◎？

	iPhone 15シリーズ	iPhone 16シリーズ(予想)
スタンダード	124,800円～	134,800円～
Plus	139,800円～	151,800円～
Pro	159,800円～	168,800円～
Pro Max	189,800円～	201,800円～

価格を比較してみると、iPhone 16シリーズは円安の影響がiPhone 15シリーズよりも大きくなる予想であることがわかりました。

同じ容量でも1～2万円以上の値上げが予想され、手軽に購入できる価格とは言えません。

しかし、iPhone 15シリーズよりも使いやすさや性能が向上すると噂されているので、パフォーマンスを考慮すれば値上げ分に納得できる人もいるでしょう。特にスタンダードモデルが高性能なスペックであれば、あまり負担をかけずに最新のiPhoneを使えます。

【カラーを比較】iPhone 16は落ち着いたカラー展開が魅力だった

	iPhone 15シリーズ	iPhone 16シリーズ(予想)
スタンダードPlus	彩度高め ・ブルー ・ピンク ・ブラック ・グリーン ・イエロー	彩度低め ・ホワイト ・ブルー ・ピンク ・ブラック ・グリーン ・パープル(期待薄) ・イエロー(期待薄)
ProPro Max	・スペースブラックチタニウム ・ホワイトチタニウム ・ナチュラルチタニウム ・ブルーチタニウム	・スペースブラックチタニウム ・ホワイトチタニウム ・ナチュラルチタニウム ・ブロンズチタニウム

近年のスタンダードモデルではパステルカラーがメインでしたが、iPhone 16のスタンダードモデルでは彩度を落としたカラーラインナップが予想されています。

また、Proモデルでも渋みのあるブロンズカラーが登場すると噂されており、どちらのカラーも、これまでより落ち着いた印象を見せることができそうです。明るいカラーで気分が上がるだけでなく、どんなシーンでも浮かない色合いを見せてくれるので、これまでモノトーン系しか選んでこなかった人も新たにカラフル系に挑戦できるかもしれません。

【カメラ性能を比較】iPhone 16はProモデルで性能がアップしていた

	iPhone 15シリーズ	iPhone 16シリーズ(予想)
スタンダードPlus	メイン：4,800万画素 超広角：1.200万画素	メイン：4,800万画素 超広角：1.200万画素
ProPro Max	メイン：4,800万画素 超広角：1,200万画素 望遠：1,200万画素	メイン：4,800万画素 超広角：4,800万画素 望遠：1,200万画素

カメラ性能を比較してみると、Proシリーズでは、さらに高画素での写真撮影が可能となりました。

スタンダードモデルでは大きな変化がない予想なので、さらに性能のいいカメラ技術を楽しみたい人はiPhone 16 Proモデルの購入を検討してみるとよいでしょう。

【番外編】2024年にiPhone SE(第4世代)は発売される？

2024年にはiPhone 16シリーズの発売が予想されていますが、iPhone SE(第4世代)が発売されるというリーク情報は今のところ少ないです。

考えられるとすればiPhone 16シリーズ向けのコード識別子が5つあったことで、A18チップを使ったiPhone SEが登場するのではないか？という予想ですが、2025年に発売となる可能性もあるでしょう。

現時点では毎年発売されているiPhoneのナンバリングシリーズとして、iPhone 16シリーズが2024年に登場することが最有力となります。

【結論】iPhone 16シリーズの発売を待つべき人の特徴！買い替え時なら特におすすめ

iPhone 16シリーズの発売を待つべきなのは以下の特徴が当てはまる人です。

結論、iPhoneのシリーズを問わず買い替えたいと考えている人は、iPhone 16シリーズの登場を待ちましょう。

iPhone 16シリーズが予想通りのラインナップであれば、近年のなかでもパフォーマンス性能の高いスタンダードモデルや、さらにレベルの高いProモデルを利用できます。

iPhone 16シリーズよりも過去のシリーズが欲しい人も、新作が発売されるタイミングで型落ちになるのを待つことで、本体価格が値下げされてこれまでよりもお得にゲットできるチャンスです。

どちらにせよ、これまでよりも向上したバッテリー容量やディスプレイの電力効率など、スペックの進化が期待できるiPhone 16シリーズの登場が楽しみですね。

iPhone 16の発売日予想：9月20日(金)までにやっておくべきことをおさらい

この記事では、iPhone 16シリーズの発売日予想を9月20日(金)としました。

しかし、iPhone 16シリーズが欲しい人は、発売日までゆったりと待つことはできません。

最後に、予想される新作発表会から発売日までの間にやっておくべきことをまとめて紹介します。

ここでは4大キャリア別にオンラインショップで予約をしてから購入するまでの流れを解説していくので、あらかじめチェックして備えておきましょう。

なお、この記事で紹介しているスケジュールや各キャリアの予約の流れは、あくまでも過去の慣例を参考にした予想です。実際に予約をするタイミングでは、各キャリアの指示に従って進めてください。

まずは9月11日(水)の新作発表会でiPhone 16シリーズの仕様をチェックする

まずは、9月11日(水)に行われると予想されているAppleの新作発表会を楽しみに待ちましょう。

予想では深夜2時の開催となるため、生中継で確認するよりも朝にハイライトビデオや新作情報をまとめた記事を確認するのもおすすめです。

この記事で紹介しているスペックを予想として楽しみつつ、本番の新作発表会で実際の仕様を確かめてください。

予想に反して実装されない機能や搭載されなかったスペックもあるので、仕様を確かめたうえで、改めてiPhone 16シリーズを購入するか検討してみてください。

予約開始日9月13日(金)までに、iPhone 16を予約するキャリアを決める

予約開始は、これまでの場合、発表会の2日後となる金曜日の夜21時からスタートします。

発売日すぐに新しいiPhoneを使いたい人は、この予約開始となる金曜日21時の予定を空けておかなければなりません。というのも、iPhoneは日本でも人気の高いスマホブランドであるため、在庫を確保しておかないと発売日当日の購入は難しいのです。

予約は、Appleと4大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)でおこなわれます。

夜21時は店舗が営業終了しているケースも多いため、公式サイトや公式オンラインショップでの予約がおすすめ。

4大キャリアのほうが販売価格が高くなってしまいますが、端末購入プログラムを利用すれば、お得な実質負担額で1～2年ごとに新作に買い替えることもできます。

これらのプログラムは回線契約がなくても利用することが可能です。予約前にキャリアを決めておき、各社の料金プランなどもチェックしておくとよいでしょう。

その他に準備しておくべきものは以下のとおりです。

それでは、4大キャリア別に予約から購入までの流れを解説していきます。

ドコモオンラインショップでiPhone 16シリーズを予約してから発売日までの流れ

ドコモでは「dアカウント」が必要となるため、事前に新規登録をしたり登録情報を確認しておきましょう。

予約から発売までの流れは以下の通りです。

ドコモオンラインショップでは、入荷メール受信後、送信日の翌日から4日以内に購入手続きが行われないと、自動キャンセルとなってしまいます。メールを見落とさないよう通知設定をするなどして対策してください。

auオンラインショップでiPhone 16シリーズを予約してから発売日までの流れ

auでは「au ID」が必要です。事前に新規登録をしたり登録情報を確認しておきましょう。

予約から発売までの流れは以下の通りです。

auオンラインショップでは、入荷メール受信日から4日以内に購入手続きが行われないと、自動キャンセルとなってしまいます。メールを見落とさないよう通知設定をするなどして対策してください。

ソフトバンクオンラインショップでiPhone 16シリーズを予約してから発売日までの流れ

ソフトバンクでの予約から発売までの流れは以下の通りです。

ソフトバンクオンラインショップでは、入荷メールに記載されている期限までに本申し込み手続きを完了させないと、予約した商品がキャンセルされてしまいます。

メールを見落とさないよう通知設定をするなどして対策してください。

楽天モバイルオンラインショップでiPhone 16シリーズを予約してから発売日までの流れ

楽天モバイルでは「楽天会員ID」が必要となるため、事前に新規登録をしたり登録情報を確認しておきましょう。

予約から発売までの流れは以下の通りです。

楽天モバイルの場合、予約申し込みが完了した時点で購入完了となります。審査に通り次第、商品が入荷されると、申込状況の確認項目からステータスを確認することが可能です。