都内の芸能事務所の代表を刑事告発 約2.4億円の所得を隠し脱税

社会

 都内の芸能事務所と代表の男が約2億4000万円の所得を隠し、脱税したとして東京国税局に刑事告発されました。

 東京・港区にある芸能事務所「デルタパートナーズ」と小泉宗弘代表(50)は約2億4000万円の所得を隠し、法人税や消費税など合わせて8200万円ほどを脱税した疑いが持たれています。

 関係者によりますと、デルタパートナーズは所属タレントに人気が出たことで売り上げを伸ばしましたが、小泉代表は取引先の会社に架空の請求書を作成させ、広告宣伝費を支払ったように装う手口などで脱税していたということです。

 取材に対し、デルタパートナーズは代理人を通じて「すでに修正申告し、納税も行っております」などとコメントしています。