今猛威を振るっているのが「感染性胃腸炎」です。食品や水などを介してノロウイルスなどに感染することで起こる病気で、嘔吐や下痢、発熱などを引き起こします。
13日、広島県は、東部と福山市の保健所管内の報告患者数が基準値を超えたとして約6年ぶりに警報を発表しました。
医療の現場も感染拡大を実感しています。
三上内科医院 三上裕一郎院長「かなり流行が強いと思います。とにかく例年とは違う感覚がある」
広島市南区の三上内科医院では今年に入り胃腸炎の症状を訴える患者が急増。連日5~6人が診療に訪れるといいます。
三上院長「例年にない流行なのでウイルスの感染力が強いかなという気がする」
さらに「免疫力の低下も感染につながる」と指摘し、十分な休養なども大切だとしています。
三上院長「大事なのは感染しないこと。感染してしまった場合には他の人にうつさないように、トイレに行った後や食事の前には石鹸でしっかりと手を洗うことを心がけてほしい」