新型コロナウイルスの感染拡大で不足するマスク。広島市内の高校の卒業生が母校に1万枚を寄贈しました。
きょうは元プロ野球選手で現在は安佐北区でクリーニング業などを営む田中慎太朗さん(35)が母校・崇徳高校にマスク1万枚を寄贈しました。
田中さんの会社はマスクを扱っている中国やベトナムの会社と取引があり仕入れることができたことから、野球を通じてお世話になった母校に寄贈することを決めました。
フロンティアリネンサプライの田中慎太朗社長は、「ルートがあってマスク何とかできないかということで発注かけていたものが実現された。感染拡大防止のために有効に使っていただけたら」と話しました。
マスクは在校生や教職員約1500人に順次配布する予定だということです。